レステクリン (塩酸テトラサイクリン) 500mg

2480 円!! 広範囲の菌に対して威力を発揮するテトラサイクリン系抗生物質!ブドウ球菌、肺炎球菌、淋菌、大腸菌、インフルエンザ菌などに優れた効果!ペニシリン系やセフェム系が無効の異型肺炎やクラミジア、淋菌などの性感染症、重症のニキビにも有効!

Resteclin (Tetracycline) - 500mg (10 Capsules)

■ 10カプセル

価格:2480 円


数 量 :   


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有効成分

塩酸テトラサイクリン(Tetracycline)

 

製造国

インド

 

製造元

Nicholas Piramal India Ltd.

 

使用量

下記の服用量はあくまでも目安です。
レステクリン 500mgのような抗生物質は、疾患、年齢、症状などにより使用量が異なりますので、医師の指示に従って服用してください。

【大人】
通常の服用量は1日1-2gです。

  • 軽度から中度の感染症の場合は1回500mgを1日2回服用するか、1回250mgを1日4回服用してください。
  • 重度の感染症においては1回500mgを1日4回服用してください。

【8歳以上の小人】
通常の服用量は1日25-50mg/kgの量を4等分して1日4回に分けて服用してください。

  • 治療は症状や熱が緩和した後でも最低24時間から48時間は継続してください。

【ブルセラ症】
1日4回、1回500mgの服用をストレプトマイシン1gの筋肉注入と併用して行います。
ストレプトマイシン1gの筋肉注入は、第1週目は1日2回、第2週目は1日1回行ってください。

【無併発性淋病】
1回500mgを6時間毎に7日間服用してください。

【重症なニキビ】
1日1gを何回かに分けて服用することから始めます。
症状が改善した時点(通常1週間後)で服用量を1日125-500mgに徐々に減らします。

 

商品詳細

レステクリン 500mgは有効成分を塩酸テトラサイクリンとする抗生物質です。

塩酸テトラサイクリンが属するテトラサイクリン系抗生物質はたんぱく質の合成を抑えて細菌の発育、増殖を防ぎます。
抗菌スペクトルは広く連鎖球菌、ブドウ球菌、肺炎菌、腸球菌などのグラム陽性菌を始め、淋菌、肺炎桿菌、インフルエンザ菌、セラチアなどのグラム陰性菌にも効力を発揮します。

テトラサイクリンの適応範囲は広いため、ブルセラ症、スピロヘータ感染症をはじめ、呼吸性疾患、副鼻腔炎、中耳炎、尿路感染症、消化器感染症などの治療薬としても使用されています。
特にクラミジア感染症、リケッチア感染症、マイコプラズマ感染症にはおいては第一選択薬とされています。

また抗生物質としては珍しく原虫類にも効果があり、マラリアの予防や治療にも使用されています。

しかし、このテトラサイクリン系の抗生物質は安価なために感染症予防目的で家畜の飼料に混入されることが多く、これが原因となりテトラサイクリン系に対する耐性菌が増え、人体に効きにくくなってきているとも言われているようです。

 

他の商品との比較

テトラサイクリン系抗生物質は細菌の生存に必要なタンパク質の合成にかかわるmRNAやtRNAといった物質の働きを阻害することによって細菌のタンパク質合成を阻害して細菌が増殖しないようにする静菌作用を発揮します。 
このような作用機序からグラム陰性菌、グラム陽性菌の両方に対して広く効力を持つほか、嫌気性菌や細胞壁を持たない微生物に対してもその抗菌作用を発揮するといわれています。

しかし人体の細胞のタンパク質は細菌や微生物のタンパク質と異なるものであるため、テトラサイクリン系抗生物質のこの作用による人体への毒性はほとんどないとされています。

耐性菌が多いため一般細菌に対しての有用性は低下しているといわれていますが、ペニシリン系やセフェム系など他の抗生物質が無効とされるマイコプラズマ肺炎、レジオネラ肺炎、クラミジア肺炎などといった異型肺炎、クラミジアや梅毒と言った性感染症等に優れた効力を発揮すると言われています。

さらに腸管からの吸収がよく、半減期が長いことや全身組織への移行の良さも特徴として挙げられます。

レステクリン 500mgと同成分のテトラサイクリン塩酸塩を使用した薬には軟膏、トローチ、錠剤、カプセルがあります。
レステクリン 500mgと同じカプセル状の薬には以下のものがあります。
アクロマイシンV (ポーラファルマ)

 

特別な注意

テトラサイクリン系の薬剤に対して過敏症の既往歴がある人は、絶対にレステクリン 500mgを服用しないでください。

以下の場合は、レステクリン 500mgを注意して服用してください。

  • 肝臓障害のある人: 副作用が強く現れるおそれがあります。
  • 腎臓障害のある人: 副作用が強く現れるおそれがあります。
  • 食道通過障害のある人: 食道潰瘍を起こすおそれがあります。
  • 経口摂取不要の人、非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏症状が現れることがあります。
  • 高齢者: 生理機能低下のため副作用が現れやすくなります。またビタミンK欠乏による出血傾向が現れることがあります。
  • 妊婦、産婦: 妊娠または妊娠している可能性がある人は、治療上の有益性が危険性を上回る場合にのみ服用してください。また胎児に一過性の発育不全、歯牙の着色・エナメル質形成不全を起こす場合があります。
  • 授乳婦: 薬の成分が母乳中へ移行することが報告されているため、授乳中は服用しないことが望ましいとされています。
  • 小児: ほかの薬が使用できない、または無効の場合にのみ服用を考慮してください。歯牙形成期の小児(特に8歳未満)が服用した場合、歯牙の着色・エナメル質形成不全、一過性の発育不全を起こすことがあります。

耐性菌の発現を防ぐため、服用は治療上必要な最小限の期間にとどめてください。

食道に停滞すると食道潰瘍を起こすことがあるので、多めの水で服用し、就寝直前の服用には注意してください。

牛乳や乳製品によってレステクリン 500mgの吸収が落ちる場合があります。

 

他の薬との併用

レステクリン250mgを以下の薬と併用する場合は、充分に注意してください。

    • カルシウム、マグネシウム、アルミニウム、鉄剤: レステクリン 500mgの吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあります。
      併用する際は、両剤の服用間隔を2-4時間空けてください。
    • ランタン: レステクリン 500mgの吸収が低下し、効果が減弱するおそれがあります。
      併用する際は、ランタン服用後2時間以上空けて服用してください。
    • 抗凝血剤(ワルファリンカリウムなど): 血漿プロトロンピン活性を抑制することがあります。
    • スルホニル尿素系血糖降下薬: 血糖降下作用が増強することがあります。
    • メトトレキサート: メトトレキサートの作用が増強されることがあります。
    • ポルフィマーナトリウム: 光線過敏症を起こすおそれがあります。
    • ジゴキシン: ジゴキシンの作用を増強し、中毒症状が現れることがあります。
    • 黄体・卵胞ホルモン配合剤(経口避妊剤): 黄体・卵胞ホルモン配合剤の効果の減弱、また不正性器出血の発現率が増大するおそれがあります。

     

誤って大量に服用した場合

速やかに医師または薬剤師に相談してください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときに、できるだけ早めに服用してください。
次の服用時間が近い場合は1回飛ばし、2回分をまとめて服用することは絶対におやめください。

 

副作用

レステクリン 500mgを服用すると、以下の副作用が現れることがあります。

発熱、発疹、じんましん、光線過敏症、AST(GOT)、ALT(GTP)の上昇など肝機能検査値異常、食欲不振、悪心、嘔吐、腹痛、下痢、口内炎、舌炎、肛門周囲炎、すい炎、顆粒球減少、抗酸球増多、血小板減少、菌交代症に基づく新しい感染症、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンピン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)、頭蓋内圧上昇に伴う症状(嘔吐、頭痛、複視、うっ血乳頭、大泉門膨隆など )

発熱、発疹、じんましん、光線過敏症、菌交代症に基づく新しい感染症などの症状が出た場合はただちに服用を中止し、医師の診断を受けてください。

 

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