ヒプレックス(ヘキサミン馬尿酸)1g

8680 円!! 女性や子供に多く発症する傾向のある尿路感染症治療薬!尿によって分解された成分が原因菌を排除し、排尿時の痛みを緩和!特に膀胱炎治療をはじめ、長期治療や予防防止などにも効果的!

Hiprex (Hexamine Hippurate) 1g (100 Tablets)

■ 100錠

価格:8680 円

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有効成分

ヘキサミン馬尿酸/メテナミン馬尿酸(Hexamine Hippurate)

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

iNova Pharmaceuticals (Aust) Pty Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。 
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常12歳以上および成人は1回1錠を1日2回(朝、夕)服用します。
6歳以上12歳未満の小児は1回半錠、或いは1錠1日2回(朝、夕)服用してください。

 

商品詳細

ヒプレックスは有効成分ヘキサミジン馬尿酸とする細菌性尿路感染症治療薬です。

尿路感染症とは、腎臓で造られた尿の通り道である尿路を構成している腎盂(腎臓で造られた尿を尿感へおくる嚢状の部位)や膀胱などに大腸菌などの細菌が入り込むことによって引き起こされる感染症のことです。通常は感染が認められた部位ごとに尿道炎、膀胱炎、腎盂腎炎といった呼び方をされていますが、それらの総称が尿路感染症となります。

尿内には塩や排泄物などのさまざまな流動性の物質が混ざっていますが、細菌は存在していません。尿路感染症は大腸菌、プロテウス、クレブジエラといった細菌が尿道から上行性に侵入することによって引き起こされます。尿道炎の原因は様々ですが、乳幼児や子供においては便の中にいる大腸菌が尿道に入り込んで進行するところから感染症が引き起こされます。また性行為や糖尿病、鎌状赤血球症などの疾患においても発症する場合があります。ほとんどの場合が細菌の尿道からの上行性進行による感染ですが、稀に腎盂腎炎には血液から細菌が直接腎盂に入ることによって引き起こされる場合もあります。

尿路感染症の一般的な症状は排尿時の痛みと排尿回数の増加です。膀胱炎になると尿が黄色くなったり、臭いが強くなるといった症状が現れ、腎盂腎炎に至っては突然高熱を発し、嘔吐、下痢といった症状を伴う場合もあります。

ヒプレックスの有効成分であるヘキサミン馬尿酸は、尿中の酸によってヘキサミンが加水分解されホルムアルデヒドを生じます。ホルムアルデヒドにはタンパク質凝固作用と還元作用による殺菌力があるため、尿中に存在する細菌に毒性を発揮します。しかしプロテウスやクレブジエラといった細菌は尿素をアンモニアと炭酸ガスに分解し、このアンモニアによって尿をアルカリ性にしてしまうため、酸によるヘキサミン加水分解作用が妨げられてしまいます。
そこで場尿酸と呼ばれる有機酸が尿中の酸を維持、補足し、ヘキサミンのホルムアルデヒドへの加水分解機能を保護する役割を果たします。ホルムアルデヒドによる殺菌作用は大腸菌、腸球菌、ブドウ球菌などに対して有効ですが、エンテロバクター・エロゲネスには作用しません。

尿路感染症の治療はさほど難しくなく、通常抗生物質を短期間服用することによって完治することができます。ただし見過ごされると、最悪の場合は敗血症を引き起こし、命に関わる重篤な症状を引き起こすことになりかねません。再発することも多く、頻繁な再発は慢性腎炎の原因ともなるので再発を防ぐために、水分を多く取る、尿を我慢しない、便秘をしないなどの日常生活で気をつける必要もあります。

 

他の商品との比較

尿中の酸によって初めてその効力を発揮すると言う性質から膀胱炎を中心とした下部尿路感染症に特に有効とされています。

有効成分であるヘキサミン馬尿酸と同様のヘキサミン系有効成分商品には、尿路消毒剤としてヘキサミン静注液「ニッシン」(日新製薬-山形)がありますが、ナリジクス酸を有効成分としたウナセルス錠(イセイ)やミノサイクリン塩酸塩を有効成分としたミノマイシン顆粒(ワイス)、セフェム系抗生物質であるケフラール(塩野義製薬)、スルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤(ST合剤)のバクタ錠(塩野義製薬)などを用いるのがより一般的です。

海外においてはマンデラミン(Mandelamine, Actravis Totowa)ウレックス(Urex,Fawns and McAllan)などがあります。

 

特別な注意

以下に該当する場合のヒプレックスの使用は禁忌とされています。
・ヒプレックスの有効成分であるヘキサミジン/メテナミン馬尿酸やその他の成分に対して過敏症のある場合
・重篤な腎機能障害、及び肝機能障害やひどい脱水症状が認められる場合

1日に8g以上の摂取を3-4週間継続した場合、膀胱炎の症状、頻尿、排尿痛、タンパク尿、及び血尿などの症状が現れることがあります。

薬剤耐性菌の発現を避けるために、医師によって細菌による感染症が疑われた場合か、予防薬として使用を必要とすると判断された場合のみ使用して下さい。

治療中は尿の酸性pH値を維持する必要がありますが、このことは特に腸内細菌のプロテウスやシュードモナス属などの尿素を分解する細菌による感染症治療中の患者において重要です。

ヒプレックスを使用において、特に肝不全のある人においてはは定期的な肝機能検査を実施することが望ましいとされています。

妊娠中の使用は医師によって薬効が危険性を上回ると判断された場合のみ使用するようにしてください。
妊娠中の使用によって、酸による加水分解法が用いられた場合、妊婦の胎児、胎盤、母体系機能の指標として用いられている尿中エストリオール検査に影響が出ることがありますが、この問題は検査時に酵素による加水分解法を用いることによって解決されます。 

高齢者の使用は、高齢にともなう腎、肝機能低下を考慮して少ない服用量から始めるのが適切とされています。

 

他の薬との併用

サルファ剤のようなスルホンアミドを成分とする抗生物質との併用はスルホンアミドが尿中のホルムアルデヒドトの化学反応によって不溶性の沈殿物を形成することがあるため禁忌とされています。

制酸剤として使用されている炭酸水素ナトリウムや緑内障治療薬として使用されているアセタゾラミドとの併用は炭酸水素ナトリウムやアセタゾラミドの尿のアルカリ化作用を減少させると言われています。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

ヒプレックスの使用において以下の副作用が現れることがあります

●主な副作用
吐き気、消化不良、排尿障害、排尿困難

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
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