アザマン(アザチオプリン)50mg

4940 円!! 主に臓器移植における拒絶反応を抑制(腎移植、肝移植、心移植、肺移植など)!自己免疫疾患やクローン病(ステロイド依存性)、潰瘍性大腸炎(ステロイド依存性)などの治療に用いられる免疫抑制剤!

Azamun (Azathioprine) - 50mg (100 Tablets)

■ 100錠

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価格:4940 円

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有効成分

アザチオプリン(Azathioprine)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Douglas Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

●腎移植の拒絶反応抑制
初期量:1日体重10kgあたり0.4~0.6錠
維持量:1日体重10kgあたり0.1~0.2錠
※服用回数は医師と相談の上決定して下さい。

●肝移植、心移植、肺移植の拒絶反応抑制-
初期量:1日体重10kgあたり0.4~0.6錠
維持量:1日体重10kgあたり0.2~0.4錠
※服用回数は医師と相談の上決定して下さい。

●クローン病(ステロイド依存性)、潰瘍性大腸炎(ステロイド依存性)
通常:1日体重10kgあたり0.2~0.4錠
※服用回数は医師と相談の上決定して下さい。

 

商品詳細

アザマンは免疫制御剤と呼ばれるグループに属する薬で、体内の免疫反応を抑制する薬剤です。
主に臓器移植における拒絶反応の抑制(腎移植、肝移植、心移植、肺移植など)、自己免疫疾患やそれによると推定される疾患、クローン病(ステロイド依存性)や潰瘍性大腸炎(ステロイド依存性)の治療に用いられています。

アザマンの有効成分であるアザチオプリンは、細胞の核酸合成を阻害する代謝拮抗薬(プリン拮抗薬)に属し、リンパ球の増殖を強力に抑える事で高ぶった免疫の働きを抑制する作用があり、肝臓移植をはじめとした臓器移植の拒絶反応予防に用いられています。

本来、免疫は細菌やウィルス、異物などから体を守るための自然な防御システムです。
しかし臓器移植に於いては、ドナーからレシピエントに組織や臓器を移し替えた際、拒絶反応が起こる要因になります。
また自分自身の組織を攻撃してしまう自己免疫病も免疫異常により起こります。

臓器移植の拒絶反応は、超急性拒絶・促進急性拒絶・急性拒絶・慢性拒絶の4つに分かれています。これらは異なるメカニズムから起こると考えられているため、そのマネジメントも大きく異なります。

超急性拒絶は移植後数分から数時間以内に起こる拒絶反応で、人間の組織を用いる同種移植ではみられませんが、人間以外の組織を用いる異種移植では高頻度で発生します。
症状は血栓形成などが起こり、臓器や組織への動脈血の流入が減少したり途絶えたりする虚血を起こします。そのため超急性拒絶反応が起こった場合は速やかに移植臓器を摘出する必要があります。

促進急性拒絶は、超急性拒絶と急性拒絶が混在している反応で、移植後1週間以内に発生しますが、強力な免疫抑制剤での抑制可能な場合があります。

急性拒絶は移植後1週間~3ヵ月の間に起こるもので、現在移植後の免疫療法は主にこの急性拒絶反応に対して行なわれています。
急性拒絶反応を起こして移植臓器を攻撃するのは、リンパ球のうち細胞障害性T細胞ですが、心臓・肝臓・腎臓とも生着するか否かは移植後3ヵ月が非常に重要な期間と考えられており、拒絶反応を完全に抑える事ができれば、その後服用する免疫製剤の量も減らす事ができます。
急性拒絶が起こると、移植された臓器の中の血管や細胞の間にリンパ球が集まって臓器が腫れてしまいます。腎臓の場合は腫れのほか、尿が減り熱や尿蛋白が出たりします。

慢性拒絶反応は移植後、3ヵ月以降に起こるもので、拒絶反応の要因になるのは臓器移植されてから徐々に造られた抗体が影響しています。
移植臓器の動脈に抗体が沈着し、枯れ枝状動脈などの血流障害を起こし、やがて機能を失います。
慢性拒絶反応に対しては現在根本的な治療法がないため、移植直後から適切な免疫抑制療法を行なう事が唯一の防止策となっています。

一方、自己免疫疾患とは、本来細菌・ウイルス・腫瘍など自己と異なる異物を認識し排除するための役割を持つ免疫機能が、自分自身の正常な細胞や組織に対してまで過剰に反応し攻撃を加えてしまう事で起こすさまざまな疾患です。
この自己免疫疾患は、全身に影響がおよぶ全身性自己免疫疾患と特定の臓器だけが影響を受ける臓器特異的疾患の2種類に分けられ、クローン病や潰瘍性大腸炎は臓器特異的疾患に分類されます。

 

他の商品との比較

アザマンの有効成分であるアザチオプリンは、体内に取り込まれるとメルカプトプリンに変換され、白血球の増殖を抑制することで免疫抑制剤としての効果を発揮します。
その働きにより移植臓器に対する攻撃を弱め、拒絶反応を抑える事ができるため、ほかの薬剤と比べ生着期間を延長させる利点があるとされています。

日本では、アザマンの有効成分アザチオプリンと同じ成分を含む薬として、アザニン(田辺三菱)、イムラン(GSK)などが販売されています。

 

特別な注意

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はアザマンを使用しないで下さい。
・有効成分・アザチオプリンにアレルギー症状が出る
・白血球数が3000/mm3以下の人
・妊婦、授乳中、妊娠している可能性がある

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はアザマンの使用しないを医師と相談して下さい。
・骨髄機能抑制(貧血、白血球減少、血小板減少)のある方
・感染症患者
・出血しやすい方
・肝障害
・肝炎
・腎不全
・水疱瘡や帯状疱疹の患者
・乳幼児、小児

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・本人あるいはパートナーがアザマンを使用している間は、妊娠しないよう注意が必要です。また、アザマンを使用している間に妊娠がわかった場合や妊娠を希望する場合も医師に相談して下さい。
・アザマンを使用している人や使用した人は直射日光に当たらないでください。
・少なくとも1~2週間に一度、血液・肝臓・腎臓などの検査をし、経過を観察して下さい。

 

他の薬との併用

以下に該当する薬剤を使用している場合はアザマンを使用しないで下さい。
またその他の処方薬・大衆薬に限らずいかなる薬や薬剤を使用している場合でも、アザマンとの併用を必ず医師と相談して下さい。
・乾燥弱毒生麻しんワクチン
・乾燥弱毒生風しんワクチン
・経口生ポリオワクチン
・乾燥BCG

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に相談し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

アザマンの使用を忘れた場合は、すぐに1回分の用量を服用するか、次の回から使用して下さい。ただし、2回分の量を一度に服用する事は避けて下さい。

 

副作用

アザマンを服用している間、以下項目に該当するもしくは、不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

主な副作用
息切れ、動悸、倦怠感、疲労感、めまい、青あざができる、鼻血、出血(歯ぐきの出血、出血しやすい、出血が止まりにくい、皮下出血など)、耳鳴り、頭痛、舌炎(しびれ、痛み)、皮膚が蒼白くなる、発熱、喉痛、意識混濁、冷や汗、判断力低下、黄疸、嘔吐、尿が黄色い、吐気、嘔吐、悪心、食欲不振、痒み、リンパ節の腫れ、寝汗、体重減少

重大な副作用
ショック様症状、アナフィラキシー様症状、血便を伴う重度の大腸炎(偽膜性大腸炎など)、皮膚粘膜眼症候群、中毒性表皮壊死症、間質性肺炎、PIE症候群、肝機能障害、急性腎不全、無顆粒球症、溶血性貧血

 

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