ブッカステム(マレイン酸プロクロルペラジン)3mg

3380 円!! 統合失調症などの精神疾患で生じる強い不安感・緊張感、気分の停滞などの改善に効果を発揮!さらに脳に働きかけ吐気や嘔吐・悪心を止める作用も!

Buccastem (Prochlorperazine Maleate) - 3mg (50 Tablets)

■ 50錠

価格:3380 円

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有効成分

マレイン酸プロクロルペラジン(Prochlorperazine Maleate)

 

製造国

イギリス

 

製造元

Alliance Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

-統合失調症などの精神疾患 -
症状に応じて、成人・1日15-45mgを数回に分割して服用して下さい。

-悪心・嘔吐-
症状に応じて、成人・1日5-20mgを数回に分割して服用して下さい。

 

商品詳細

ブッカステムは、統合失調症などの精神疾患、悪心・嘔吐の治療薬です。

統合失調症は、妄想や幻覚など様々な症状を示す精神疾患の一つで、従来の生活能力が失われてしまう病気です。
古くは古代ギリシャ時代から似たような病気が存在したと言われていますが現在においてもその病因は不明のままで、神経伝達物質の一つであるドーパミン過剰によるとの仮説など様々な説が提唱されています。

症状は、思考・知覚・自我意識・意志・欲望・感情など、様々な精神機能障害が見られ、大きくは陽性症状・陰性症状・その他と分類されていますが、各分類によって更に様々な症状があります。
また統合性失調症は、生涯発病率が120人中1人とありふれた病気ですが、発症は一般的に思春期から青年期が多い一方、小児期や老年期に発症がみられる場合もあります。

また吐き気や嘔吐は、脳内の嘔吐中枢が刺激されることにより吐気を催し、嘔吐するといった症状をあらわします。

ブッカステムの有効成分・マレイン酸プロクロルペラジンは、気分を調整する作用があり、統合失調症に限らず様々な精神疾患で生じる強い不安感・緊張感、気分の停滞などの改善に効果を発揮するほか、脳に働きかけ吐き気や嘔吐を止める作用を併せ持っています。

 

他の商品との比較

統合失調症の薬物療法では、主にドーパミンD2受容体拮抗作用を持つ抗精神病薬が陽性症状を中心とした症状の軽減に有効であるとされています。
日本では約20数種類の抗精神病薬が承認されています。

ブッカステムの有効成分・マレイン酸プロクロルペラジンは、フェノチアジン系・定型抗精神病薬で脳のドーパミンD2受容体を遮断し、ドーパミン神経の過剰な活動による統合失調症の症状へ作用しますが、ほかの薬剤と比べ、ドーパミンの遮断作用が比較的強いとされ、意欲を高める働きも持っています。

また、抗ドーパミン作用には吐き気や嘔吐を止める効果もある事から、それらの症状へも処方されています。

日本でも、ノバミン錠5mg(塩野義製薬)と言う名前で、ブッカステムと同じ有効成分・マレイン酸プロクロルペラジンを含む薬が販売されています。

 

特別な注意

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はブッカステムを使用しないで下さい。
・有効成分・マレイン酸プロクロルペラジンにアレルギー症状が出る
・フェノチアジン系化合物もしくはそれに類似した薬剤にアレルギー症状が出る
・昏睡状態、循環虚脱状態
・皮質下部に脳疾患がある(脳炎、脳腫瘍、頭部外傷後遺症など)

以下項目に該当する方、または既病歴がある方はブッカステムを使用する際、医師と相談して下さい。
・肝疾患、血液疾患
・褐色細胞腫、動脈硬化症、心疾患
・重度の喘息、肺気腫、呼吸器感染症
・てんかん、痙攣性疾患
・高温環境にある方(体温調節中枢を抑制するため、環境温度に影響される可能性があります。)
・脱水症状、栄養不良など身体的疲弊がある
・妊婦、授乳中、妊娠している可能性がある
・乳幼児、小児
・高齢者

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・ブッカステムを使用している間、極度の眠気を感じる方がいます。車等の運転や精密な機械作業の扱いに充分注意して下さい。
・吐気や嘔吐抑制作用があるため、ほかの病気に基づく疾患症状(腸閉塞、脳腫瘍など)や、ほかの薬剤に基づく中毒などの症状を抑えてしまう可能性があるので注意して下さい。

 

他の薬との併用

以下の薬剤などとブッカステムを併用しないで下さい。
・バルビツール酸誘導体・麻酔剤等、中枢神経抑制剤
・アドレナリン(ボスミンなど)
・アルコール
・降圧剤
・アトロピン様作用を有する薬剤
・リチウム
・ドンペリドン(メトクロプラミドなど)
・ドーパミン作動薬(レボドパ製剤、ブロモクリプチンメシル酸塩など)
・有機燐殺虫剤

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に相談し、医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

ブッカステムの使用を忘れた場合は、気がついた時点で、できるだけ早く1回分を服用するか、次の服用時使用して下さい。ただし、一度に2回分を絶対に服用しないで下さい。

 

副作用

ブッカステムを使用している間、以下項目に該当する、もしくは、不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

主な副作用
・血圧降下、頻脈、不整脈、心疾患悪化、食欲亢進、食欲不振、舌苔、悪心、嘔吐、下痢、便秘、縮瞳、眼圧亢進、視覚障害、体重増加、女性化乳房、乳汁分泌、射精不能、月経異常、糖尿、錯乱、不眠、眩暈、頭痛、不安、興奮、口渇、鼻閉、倦怠感、発熱、浮腫、尿閉、無尿、頻尿、尿失禁、皮膚色素沈着

重大な副作用
・悪性症候群、突然死、再生不良性貧血、麻痺性イレウス、遅発性ジスキネジア、抗利尿
ホルモン不適合分泌症候群、眼障害、SLE様症状

 

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