フィナステリド／フィナステライド／フィナステロイド(Finasteride)

 

フィンカー （フィナステリド） 5 mg （プロスカージェネリック）　(10錠)　2480 円
Fincar (Finasteride) - 5mg (10 Tablets)

フィンペシア （フィナステリド） 1 mg　(10錠)　580 円
Finpecia (Finasteride) - 1mg (10 Tablets)

フィスタイド（フィナステリド）5 mg （プロスカージェネリック）　(30錠)　1610 円
Fistide (Finasteride) - 5mg (30 Tablets)

プロスカー（フィナステリド） 5mg （トルコ市場向け）　(28錠)　1800 円
Proscar (Finasteride) - 5mg (28Tablets)

プロスミン （フィナステリド） 5 mg （プロスカージェネリック）　(30錠)　4830 円
Prosmin (Finasteride) - 5mg (30 Tablets)

プロペシア （フィナステリド） 1mg　(28錠)　16300 円
Propecia (Finasteride) - 1mg (28 Tablets)

フィナロ （フィナステリド） 1mg　(10錠)　580 円
Finalo (Finasteride) - 1mg (10 Tablet)

ウロトータル （フィナステリド） 5mg　(30錠)　4830 円
Urototal (Finasteride) - 5mg (30 Tablets)

モール・エフ（ミノキシジル／フィナステリド）5%/0.1%　(60mlボトル)　2500 円
Morr-F Solution (Minoxidil/Finasteride) - 5%/0.1% (60mL)

フィナックス（フィナステリド）1mg　(30錠)　3020 円
Finax (Finasteride) - 1mg (30 Tablets)

エフペシア（フィナステリド）1mg　(10錠)　240 円
F-Pecia (Finasteride) - 1mg (10 Tablets)

フィナスト（フィナステリド）5mg（30錠入）　(30錠)　9900 円
Finast (Finasteride) - 5mg (30 Tablets)

モール・エフ3%（ミノキシジル／フィナステリド）3％／0.1％　(60mlボトル)　4950 円
Morr-F (Minoxidil/Finasteride) - 3%/0.1% (60mL)

プロペシア （フィナステリド） 1mg（オーストラリア／ニュージーランド市場向け）　(28錠)　25150 円
Propecia (Finasteride) - 1mg (28 Tablets) for AU/NZ

フィンペシア （フィナステリド） 1 mg (10 x 15錠)　(10 x 15 錠)　13200 円
Finpecia (Finasteride) - 1mg (10 x 15 Tablets)

 

アメリカ（トルコ市場向け）

 

Merck & Co.

 

【前立腺肥大症の治療薬として】
通常、1日1回、5mgを経口投与します。

・単独使用はもちろん、α1遮断薬のドキサゾシンと併用することもできます。

・食事と関係なく摂取することができます。

【男性型脱毛症（AGA）治療薬として】
通常、1日1回、0.2mgを経口投与します。

・必要に応じ、1mgまで増量が可能です。

・プロスカー5mgの服用にあたっては、1錠に5mgフィナステリドが含まれていますので、ピルカッターなどを用いて、4-5等分して服用します。

 

プロスカー5mgは有効成分・フィナステリドを5mg含有した良性前立腺肥大症治療薬です。

前立腺肥大症とは男性独自の器官である前立腺が肥大し尿道や膀胱を圧迫することによる残尿感、頻尿、尿意切迫感、尿線途絶、尿性低下、副圧排尿、夜間頻尿といった排尿障害を生じることです。
発症率は50代くらいから徐々に増加し、60代では50%以上、80代では90%の男性に認められる疾患です。
前立腺そのものが未知の臓器とされているため、前立腺肥大症についての原因もはっきりとはわかっていません。
しかし一説では男性ホルモンであるテストステロンがその発症に大きくかかわっているとされています。

テストステロンは男性器の形成と発達、及びいわゆる男らしさを発達させる二次性徴において欠かせない役割を果たしているホルモンですが、同時に前立腺の活動にも大きく影響を与えていると考えられています。
前立腺肥大症は、前立腺細胞内に存在する5αリダクターゼという酵素によってテストステロンから変換される強力なDHT（ジヒドロテストステロン）が、前立腺の細胞の異常増殖を誘発することによって発症すると考えられています。

プロスカー5mgの有効成分のフィナステリドは、5αリダクターゼ阻害薬に属し、テストステロンをDHT（ジヒドロテストステロン）に変換させる5αリダクターゼト呼ばれる酵素にくっついて、その働きを阻害します。
この作用によって前立腺細胞内におけるDHT（ジヒドロテストステロン）の産生が抑制されることとなり、結果として肥大した前立腺を縮小する作用を発揮すると考えられています。

そのほかにも、プロスカー5mgの有効成分であるフィナステリドは少ない容量での使用において、AGAにおいて進行の防止・毛髪の成長が確認されました。こうした経緯を受け、現在フィナステリドはAGA治療薬としても許認可を受けています。

日本の臨床試験においてフィナステリドは、3年間という長期投与試験を行った結果、服用者の98%でAGAの進行が認められなかったというデータが出ています。この「進行が認められなかった」というのは最低ラインの効果で、それ以上の効果、つまり毛髪の成長が見られた人も沢山いるわけです。最低でも、脱毛症でこれ以上毛が抜けることは防げるという効果が、データで立証されています。

男性型脱毛症の原因として考えられるのがDHT（ジヒドロテストステロン）の毛根、毛母細胞に対する作用であるとされていることから、フィナステリドのDHT（ジヒドロテストステロン）産生を抑制効果がAGAにも効果的であるとされています。

なお、プロスカー5mgは男性型脱毛症以外の脱毛症（例：円形脱毛症など）。には、効果が確認されていません。

 

フィナステリドは「飲むAGA治療薬」として一躍世界に知られるようになりました。。AGAとは男性型脱毛症のことを指します。日本では万有製薬から発売されていますが、2005年に許認可を受けるや否や、画期的な治療薬として大変注目を集めています。

現在、男性型脱毛症に有効な医薬品は、プロスカー5mgの有効成分であるフィナステリドのほかにはリアップ（有効成分ミノキシジル）のみと言われています。

リアップは外用薬が多いのに対し、プロスカー5mgは経口剤であるという特徴があります。また、副作用についてはプロスカー5mgの方が少ないと言われています。

ただし、日本においてリアップがOTC医薬品として手軽に入手できるのに対し、プロスカー5mgは医師の診断が必要な医薬品として扱われているという点で差があります。
しかし、医師の診断・指導の下で正しく服用すれば、プロスカーは大変効果が期待できる医薬品です。

また、このプロスカー5mgは薬価基準未収載品目であるため、日本で購入したとしても健康保険が適用されません。AGAにかかる費用は、全額自己負担になり、フィナステリドを使った治療にかかる費用は病院などでまちまちです。プロペシアの場合、一般的には、月1-2万円程度が多いようです。

 

【重要な基本的注意】
プロスカー5mgは男性用商品です。

有効成分のフィナステリドに過敏症の方のプロスカー5mgの使用は禁忌とされています。

プロスカー5mgを肝機能障害のある患者に投与する場合は、慎重投与の注意喚起がされています。プロスカー5mgは、ほとんどが肝臓で代謝されるため、肝機能障害のある患者に投与した場合の安全性が確認されていません。

プロスカー5mgは胎児に有害な影響を与える可能性があります。
特に、胎児が男児である場合、生殖器の異常を生じることがあります。
妊娠・または妊娠している可能性のある女性は、分割・粉砕したプロスカー5mg接触しないよう注意し、接触した場合にはただちに医師の診断を受けるようにしてください。

また、小児に対する効果・安全性は確立されていませんので、使用は控えてください。

 

プロスカー5mgは現在のところ、臨床試験などにおいて、他の薬との併用における副作用・障害は報告されていません。
しかし、未知の副作用が発現する可能性は否定できませんので、プロスカー5mgと他の薬の併用においては医師に相談することをお勧めします。

 

直ちに病院に相談し、医師の診断を受けて下さい。

 

プロスカー5mgを服用し忘れた場合、次の回で1回分だけ服用してください。
1回の服用で2回分を服用することは避けてください。

 

プロスカー5mgの重大な副作用として報告されているのは、肝機能障害です。この副作用が確認された場合は、投与を中止し、必ず医師に相談して下さい。

その他の副作用としては、以下のものがあげられています。
過敏症、睾丸痛、GOT・GPTなどの上昇、勃起不全（ED）、性欲減退、性機能不全、女性化乳房など

 

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