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2014-07-09
ソース(記事原文):ドクターズ・ラウンジ
フルオキセチンと行動療法の併用で小児うつ再発が減少
ドクターズ・ラウンジ(2014年7月9日) ― (ヘルスデー・ニュース) -- うつ病障害の若者において、フルオキセチンと再発予防的認知行動療法の併用が、再発リスクを削減する。この研究結果は、精神医学雑誌アメリカン・ジャーナル・オブ・サイキアトリー(American Journal of Psychiatry)6月17日号オンライン版に掲載された。
ダラスにあるテキサス大学サウスウェスタン医療センター(University of Texas Southwestern Medical Center)に所属するベッツィー・ケナード(Betsy D.Kennard)心理学博士らは、うつ病(旧病名:大うつ病)の若者(8歳~17歳)200人にフルオキセチンを6週間投与した。適切な反応(小児うつ評価尺度改訂版[Children's Depression Rating Scale-Revised:CDRS-R]で50%以上の減少と定義)を示した患者を対象に、さらに6ヵ月間にわたるランダム化試験を実施することとし、継続的な服薬管理による単独療法(69人)と継続的な服薬管理と認知行動療法の併用(75人)のいずれかを施行した。
本研究者らによると、30週の継続的治療期間中、寛解までの期間に治療群間で有意差はなかった(ハザード比1.26、95%信頼区間 [CI]:0.87~1.82)。服薬管理+認知行動療法併用群は、服薬管理のみ群と比較して、再発リスクの有意な低下が認められ(HR、 0.31; 95 % CI、 0.13 to 0.75)、30週までの推定再発確率は併用群9%と単独群26.5%であった。
「うつ病(大うつ病性障害)の小児および青年において、延長試験における再発予防的な認知行動療法は、再発リスクの低下に有効であったが、寛解までの期間を速めることはなかった」と著者らは記している。
著者の一人は製薬企業との金銭的関係を開示した。
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