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2012-10-09
ソース（記事原文）：miNBCニュース
乳癌は早期発見が生き延びるための絶好のチャンス
miNBCニュース（2012年10月9日）― ジェーン・パーク（Jane Park）著
フリント ― 2006年12月28日 ― それは、アニタ・ボーム（Anita Baum）さんの人生を永遠に変えた日でした。
「人が、人生というのは目の前をあっという間に過ぎていくものだと言うとき、目の前で過ぎていくのが過去の人生ではないことを誰だって知っているわ」と、ウォーターフォードのアニタ・ボームさんは話しました。「目の前を過ぎていくのは、まだ生きていない人生よ。」
年1回のマンモグラフィー検査と、その後の針生検で、ボームさんにはステージ１の乳癌があることが分かりました。彼女には家族歴はありませんでした。彼女は、50歳になったばかりでした。
ボームさんは自分が両乳房切除術を望んでいると、すぐに分かりました。
「両方とも取りたかったの。だって、その年には友人が2人も亡くなっていたから」と彼女は話しました。
彼女は化学療法も放射線療法も受ける選択はせず、代わりにエストロゲンを遮断するタモキシフェンとアリミデックスの使用を続けました。5年が経ち、そして12回の手術を受けた後、ボームさんの体から癌は消えました。
彼女は、プラス思考になるのは必ずしも簡単ではなかったことを認めました。
「私の心は病んでバラバラになってしまったわ」彼女はそう言いました。
それでも、年1回の検査を先延ばしにしていたらこのぐらいでは済まなかった、とも言いました。
フリントにあるマクラーレン画像診断センター（McLaren Imaging Center）長のリンダ・ローレンス博士（Dr. Linda Lawrence）は、「かなり早い時期に見つければ、生活の質ははるかに良いものとなるでしょう。なぜなら、早期発見により治る可能性があるからです」と話しました。
実際、ローレンス博士の話では、早期に見つかった場合の乳癌はほぼ100%治癒が可能だそうです。
乳癌の家族歴がある女性は、とりわけ、定期的なマンモグラフィー検査を受けることに熱心であるべきです。
「もし、45歳で乳癌になった姉がいるのなら、ご自身は35歳からマンモグラフィー検査を受け始めることをお勧めします」博士はそう話しました。
通常、マンモグラフィー検査は1時間もかかりません。アニタ・ボームさんが証明しているように、少し不快ですが命を救うことができる検査です。
「これは、皆さんができることです。」
「ごく初期で発見すれば、生き延びることができます。」
現在、ボームさんは孫と一緒に過ごしたり、絶対できないと思っていたことを全部やってみたりと、楽しんでいます。
それは、病院の検査室で闘うチャンスを与えられた12月のあの日がなければ、決して送ることはなかった新しい人生です。
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