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2011-11-13
ソース(記事原文):メドインディア
腎臓病を併発している糖尿病患者のための最もよい薬
メドインディア(2011年11月13日)― 研究者らは、2型糖尿病と慢性腎臓病を併発している患者の血糖値を下げるのに、シタグリプチンがグリピジドと同程度に有効であることを見出した。
シタグリプチンの長所:
シタグリプチンは、グリピジドと比べ、血糖値を危険なほど低下させる可能性が低い。
シタグリプチンを服用している患者は体重が減る傾向があるが、グリピジドを服用すると体重が増える傾向がある。
一部の血糖降下薬が2型糖尿病患者に腎臓の問題を引き起こしているので、慢性腎疾患(CKD)を併発している糖尿病患者にこれらの薬剤を処方する際、医師は特に慎重である。
これまでの研究は、糖尿病薬であるシタグリプチンとグリピジドが、腎臓の重篤な問題を引き起こさないことを示している。米国腎臓病週間(the American Society of Nephrology's Annual Kidney Week)で発表された新臨床試験の結果はこの二つの薬剤を比較した。
シタグリプチンとグリピジドは異なるターゲットに作用するが、血糖値を下げるインスリンの効果を高めるという同じ効果を生む。
ファン・アルホナ・フェレイラ医師(MSD社)と彼の同僚らは、人工透析を受けていない2型糖尿病と中等度または重度のCKDとを併発している患者において、シタグリプチンとグリピジドの有効性と安全性を比較する54週間の試験を実施した。研究者らは患者426人を無作為に分け、シタグリプチンかグリピジドを服用させた。
試験終了時の主要な調査結果は以下の通りである:
血糖値の減少は両群の患者で同程度であった。
シタグリプチンを服用した患者は、グリピジドを服用した患者より、低血糖症つまり危険なほどの低血糖値を経験する可能性が低かった(6.2%対17.0%)。
グリピジドを服用した患者の大半はわずかに体重増加を経験したが、シタグリプチンを服用した患者はわずかに体重が減る傾向にあった。
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