ダイエット - このカテゴリーに関連するニュース・情報

下記の内容は、当サイトがWeb上の英語で書かれたニュースや記事を独自に訳したものであり、当サイトはその内容、翻訳の正確性に関して一切免責とさせて頂きます。この点をご理解の上、参考になさってください。また、この翻訳文の無断利用はお控え下さい。

2012-07-08

ソース(記事原文):デイリーRx

腹部の脂肪と戦うテストステロン

デイリーRx(2012年7月8日)― 長期作用型のテストステロンサプリメントによるメタボリックシンドローム治療

メタボリックシンドロームとは、腹部のホルモン感受性領域を中心とした肥満に関連している可能性のある一群の症状を指す。

高血圧、高レベルの脂肪、血糖値や血中コレステロールは、シンドロームXとも呼ばれるメタボリックシンドロームの特徴となる症状である。

このような変化は、糖尿病や心臓病などあらゆる種類の健康問題につながる可能性がある。

ドイツのノルダーシュテット?ハンブルク(Norderstedt-Hamburg)の泌尿器科主任医師アクサム・ヤシン(Aksam Yassin)博士が率いる科学者グループは、肥満関連の健康問題群を治療するためのテストステロンの使用に関し、内分泌学会(The Endocrine Society)の年次総会で最近の研究の調査結果を発表した。

博士らの5年間の研究の結論は、長時間作用型テストステロンのサプリメントをテストステロン濃度が低い261人の男性に投与すると、メタボリックシンドロームの男性患者の数が146人から78人に減少した、というものであった。

その期間、すべての男性患者に平均コレステロール、血糖、血圧の大幅な減少が見られ、ベルトのサイズが4インチ減少した。

メタボリックシンドロームのどの特性を持っていなかった患者にさえも、同様な有益な効果が見られた。

正確なプロセスは解明されていないが、ストレス、低レベルのテストステロン、古典的なリンゴの形の体脂肪の分布には関係性があるように思われる。

以前の研究で、メタボリックシンドロームはテストステロン欠乏に関連付けられていたが、テストステロン欠乏は筋肉や骨量の減少、抑うつ、低エネルギー、性欲と性的能力の低下を引き起こす可能性がある。

さらに、テストステロンの欠乏はまた、他の合併症を併発していない場合でも、メタボリックシンドロームの個々の症状に関連付けられている。

「適応があれば、テストステロン治療は加齢男性性腺機能低下症群、つまりテストステロン欠乏症の高齢者の患者に不可欠で、安全である」とヤシン博士は述べた。「我々の調査結果が、生理学的なテストステロンレベル回復の直接的な影響によるものであるかどうか、さらなる分析を行い確認することが必要である」

試験デザインは、テストステロンレベルが低く、長時間作用型のテストステロンウンデカン酸エステルを3ヶ月ごとに1グラム投与された261人の患者を追跡し、各患者のデータを少なくとも4年間は記録した。

会議で発表された研究成果は、査読誌に掲載されるまで仮のものだと考えるべきである。

研究資金の一部は、バイエル・ファーマ(Bayer Pharma)が提供した。


この記事に関連するくすり屋さん取扱商品

- イントリンサ(テストステロン)300μg (8パッチ(約1ヶ月分)) 10690 円

- セルノス・ジェル(ウンデカン酸テストステロン)1% (14サシェ) 5260 円

- アンドリオール(ウンデカン酸テストステロン)40mg  (10カプセル) 920 円

- テストジェル(テストステロン)16.2mg/g(88g) (88g) 44200 円