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2013-03-08
ソース(記事原文):エブリデイ・ヘルス
オレンジ・赤・黄色の食物を食べることで乳がんを予防
エブリデイ・ヘルス(2012年12月10日)― エブリデイ・ヘルス誌の常勤ライター、アニー・ハウゼル(Annie Hauser)著
カロテノイドとは、特定の食物をオレンジ、赤、黄色に色づける栄養素のことであり、乳がんのリスク低下に関連していることが新たな研究で示された。
2012年12月10日月曜日 米国国立がん研究所(NCI)の学術機関誌(Journal of the National Cancer Institute)に掲載された研究で、血中カロテノイド値が高い女性は、乳がんリスクが低いことが報告された。
カロテノイドは、ニンジン、トマト(リコピンの一種)、サツマイモ、カボチャ、および卵黄などの食物中に存在する黄色~赤の天然色素である。これらの微量栄養素は、がんの予防に役立つのではないかと長きにわたり推測されてきた。
ブリガム&ウィメンズ病院(Brigham & Women's Hospital)とハーバード大学医学部(Harvard Medical School)の研究者らは、3,000人以上の患者を対象とした8件の試験について照査した。その結果、アメリカ人の食事に一般的に含まれる4種類のカロテノイドが乳がんリスクを低下させることが分かった。また、カロテノイドの総摂取量も重要となる。
先行研究では、カロテノイドは腫瘍の進行を抑制し、エストロゲン受容体陽性およびエストロゲン受容体陰性の乳がん転移を抑制するものであることが明らかにされている。効果を生み出す特定カロテノイドについては、一定の結果は得られなかった。
本論文の著者らによれば、試験対象者における肥満度指数(BMI)の高値と喫煙が、カロテノイドのプラス効果を小さくしており、この2つの要因についてはさらなる研究が必要とされるという。
がんリスク低下につながる4種類のカロテノイド源と、それが身体へ及ぼす影響について以下に挙げる。
・アルファ(α)カロチン: αカロチンとは、カロテノイドのうち2番目に代表的なもので黄色-オレンジの野菜に含まれる。具体的には、ニンジン、サツマイモ、カボチャ、冬カボチャ、緑色野菜(ブロッコリー、緑豆、ほうれん草、アボガドなど)がある。以上は、医学誌アーカイブス・オブ・インターナル・メディシン(Archives of Internal Medicine)に掲載されたデータで示されている。
・ベータ(β)カロチン: βカロチンは、カロテノイドのうち最も代表的なものであり、この必須栄養素は体内でビタミンA(レチノール)に変換される。米国がん協会(American がん Society:ACS)によれば、ビタミンAは眼の健康や免疫系強化などに不可欠である。βカロチンは主にαカロチンと同じフルーツや野菜、および卵黄に含まれる。
・ルテイン: ルテインは、がん、心疾患、黄斑変性の予防に役立つほか、白内障をはじめとする視力障害を予防しうることが研究で明らかにされている。米スローン・ケタリング記念がんセンター(Memorial Sloan-Kettering Cancer Center)によれば、ルテインは、リコピンと密接に関連しており、様々なフルーツや野菜(モモ、オレンジ、アブラナ科の野菜など)に含まれる。
・リコピン: リコピンは、トマトおよびトマト製品に含まれ、ルテインとまったく同じ効果がある。興味深い点は、トマトを料理したり煮込んだりすると、健康への効果が高まり、リコピンのがん撃退能力向上につながることが、多くの研究で明らかにされている。
研究者らは、適切な量のカロテノイドを食事で得るには、様々な色のフルーツ・野菜を毎日5品食べるよう奨励している。
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