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2007-09-04
ソース(記事原文):ArticlesBase.com
処方薬や心理療法なしでどんな恐怖症でも治す方法
恐怖症は強烈な恐れで、そのためにその恐怖の対象を避けるか、さもなければ耐え難いほどの精神的痛みを感じながら我慢するということになります。また、他の大部分の人たちが怖がらない、ないしそれほどは怖がらないものを怖がるという点で不合理な恐れでもあります。よくある恐怖症の例としては以下のものに対する恐怖があります。人前で話すこと、異性とデートすること、高い場所、クモ、閉鎖空間、歩道橋やトンネル、歯科医に行くこと、海で泳ぐこと、飛行機に乗ること、群衆の中に身を置くことなどです。
古典的条件づけ
恐怖症を治療するための最も効果的な技術の1つに古典的条件づけと呼ばれるものがあります。簡単に言えば、特定の感覚と特定のできごとを繰り返し結びつけることで、この感覚とできごとのどちらか一方からもう一方を反射的に連想するようにする技術です。
1つ例を挙げましょう。人前で話をするときいつも猛烈な恐怖を感じるとしましょう。しかしどんなときでも落ち着き払って話ができたらなあと思っています。どうしたらこの願いはかなうでしょうか。
第1段階:まず自分を心の底から落ち着かせてくれるものを何か見つける必要があります。- ウィスキーを2, 3杯飲むとかいったものです。
第2段階:その後は人前で話すときにはいつも、演壇にあがる直前にウィスキーを2、3杯飲んでください。話している間ずっと落ち着いていられるに違いありません。
第3段階:ウィスキーに酔った状態で何度も人前で話をすると、やがて人前で話すことと落ち着いた気持ちが反射的に結びつきます。ひとたびこうなれば人前で落ち着いて話せるようになるでしょう ― 話す前にウィスキーを飲まなくてもです!任務完了、恐怖症は治りました!
鎮静剤
「ちょっと待って!」とおっしゃいますか。「仕事中に酒を飲むのを上司に見つかったら、即クビだよ!」いいご指摘です。酒はご法度という職場は多く、飲酒がばれたら深刻な結果を招きかねません。幸い、アルコール以外にもっと社会的に認められた鎮静剤があります。
例えばレメロン(Remeron)、ザナックス(Xanax)、 ソラジン(Thorazine)、 リスパダール(Risperdal)、 ベナドリル(Benadryl)、 ルネスタ(Lunesta)、ロゼレム(Rozerem)がそうです。ベナドリルを除いて、これらの鎮静剤はすべて医師に処方してもらう必要があります。そして飲んでもアルコールに比べるとはるかにばれにくいです。飲んだあとで息がにおったり目が充血するようなことはありませんから。
さて、ではどの鎮静剤を選べばいいでしょう。これらの鎮静剤を調べてみるとそれぞれ作用の仕方が異なり、気持ちが落ち着くと言っても落ち着き方が異なることがわかります。結局一番手に入れやすく(医師の処方箋がいりません)、有効な鎮静作用を示すベナドリルを選ぶことになります。
ベナドリル(塩酸ジフェンヒドラミン)
ベナドリル(塩酸ジフェンヒドラミン)は抗ヒスタミン剤で、アレルギー症状を軽減するのに使われますが、鎮静作用があるため睡眠援助薬としても用いられます。ベナドリルはヒスタミン受容体を遮断することで鎮静作用を発揮します。ヒスタミンは警戒、覚醒、アレルギー症状の発現を促す神経伝達物質ですから、このヒスタミンを阻害すればその逆が起きるわけです。
ベナドリルのもう一つの鎮静機序は、セロトニン再取込みの阻害です。セロトニンは、脳を落ち着かせる神経伝達物質です。神経細胞はセロトニンを放出して鎮静化信号を脳全体に送ります。この鎮静化信号を打消すためには神経細胞はセロトニンを再吸収する必要があるのですが、ベナドリルはこの打消し過程を阻害するのです。
恐怖症の治癒
今は処方箋なしで買える鎮静剤があります。これらは極めて手ごろな価格で入手でき、速やかに作用し、充分な鎮静効果があります。恐怖症を治す準備は整いました。恐怖症を何か1つ選んでください。異性とデートするのが怖いですか。わかりました。それを治しましょう。
第1段階:デートできそうな相手と愛想よく会話を始めましょう。そして何か楽しいこと(ボウリング、夕食、映画、水泳その他)を自分と一緒にしたいかたずねます。断られる確率を減らすためには、以前から自分のことを知っていてある程度の関心を示してくれている相手だけに声をかけてください。職場を始めご自身がよく行く人の集まる場所ならどこでもいい獲物がいます。
第2段階:デートに行く30分前にベナドリル(塩酸ジフェンヒドラミン)25-50mgを服用します。車を運転しなければいけない場合は気をつけて ― ベナドリルを飲むと眠くなることがあります!お相手はアルコールを飲むかもしれませんがご自身は飲んではいけません;ベナドリルのために酔いやすくなり、アルコールの鎮静作用も強まってしまうからです。ベナドリル25-50mgの鎮静作用は4~6時間持続します。
第3段階:出かける30分前にベナドリル25-50mgを服用してはデートすることを繰り返してください。いつか落ち着いた気持ちとデートすることが反射的に結びつきます。いったんこうなれば落ち着いてデートに行けるようになるでしょう ― 出かける前にベナドリルを飲まなくてもです!任務完了、恐怖症は治りました!
警告、薬物相互作用とよくある副作用
どんな薬でも使用するには多少の良識が必要です。ベナドリル(塩酸ジフェンヒドラミン)は極めて安全な薬で副作用はごくわずかですが、ここに書いたような形でベナドリルを使うことがご自身にとって問題ないかどうか、医師や薬剤師に相談することをお勧めします。
副作用や薬物相互作用を避けるために、どんな薬であれ服用する際には必ず容器に書かれた使用上の注意を読んでください。ベナドリルは、アルコール、鎮静剤、精神安定剤の効果を強める作用があります。さらにベナドリルの錠剤を服用した上でベナドリルクリームやベナドリル軟膏を塗るとそれぞれの効果が増強されます。緑内障や前立腺肥大、呼吸障害があるとベナドリルによって症状が悪化する恐れがあります。
ベナドリルは眠気を起こす場合があるので、運転したり危険な機器を操作したりするときは細心の注意を払ってください。できるだけ眠くなり過ぎないようにするには、1回の投与量が50mgを超えないようにし、4~6時間以上の間隔をあけて服用します。そして24時間の間に6回以上服用してはいけません。
考察
医療保険がない場合は特に、心理療法や処方薬は非常に高価になることがあります。社会の最貧困層に属する人たちが恐怖症のような精神健康問題を抱えて生きていかざるをえないことが多いのに比べ、裕福な人たちは最高の保健医療を受けられるためそんな状況に陥ることはまれです。つまり心の健康は経済状態と関係があります。しかし恐怖症のような精神健康問題を取り除く手段は他にもあります。手ごろな価格の市販の鎮静剤を使って効果的な自助的技術を用いることもその1つなのです。
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