エパデール・エス600(イコサペント酸エチル)600mg

14900 円!! 魚などに多く含まれる天然成分EPAから作られた薬!安全性が比較的高く、副作用が少ないのが特長です!脂質異常症や閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善に!

Epadel S600 (Ethyl icosapentate) - 600mg (84 Sachets)

■ 84包

価格:14900 円

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有効成分

イコサペント酸エチル(Ethyl icosapentate)

 

製造国

日本

 

製造元

持田製薬 (Mochida Pharmaceutical Co., Ltd.)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善
通常、成人は1回600mgを1日3回、毎食直後に経口服用します。
年齢、症状により適宜増減します。

●脂質異常症(高脂血症)
通常、成人は1回900mgを1日2回または1回600mgを1日3回、食直後に経口服用します。
ただし、トリグリセリドの異常を呈する場合には、その程度により1回900mg、1日3回まで増量できます。

 

商品詳細

エパデール・エス600は、血液が固まりやすくなるのを防ぐ働きにより脂質異常症(高脂血症)の状態を改善し、動脈硬化の発生を予防するための薬です。また動脈硬化によって血管が狭くなることで起こる潰瘍、痛み、冷え症などのさまざまな症状を改善する働きも持っています。

脂質異常症は、食べ過ぎ、飲み過ぎなどの食習慣、運動不足、肥満、ストレスなどが原因となって血液中の脂肪分が増え、血液がドロドロになった状態です。血管の内側にコレステロールがどんどん溜まるために血管が狭くなり、血の流れが悪くなることで血圧が上がり、結果的に動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などを引き起こすこともあります。しかし脂質異常症の場合、血液中のコレステロール値が高いという以外に特徴的な自覚症状がないため、これらの病気が発症して初めて気付くケースが多いようです。

この脂質異常症を治療する薬がエパデール・エス600です。有効成分のイコサペント酸はその頭文字を取ってEPAと呼ばれることもあり、特にイワシなどの青魚をはじめとする魚類、海藻類、プランクトンなどに多く含まれている不飽和脂肪酸です。グリーンランドに住む先住民族であるイヌイットに、動脈硬化によって起こる心筋梗塞などの血栓症にかかる割合が非常に低く、脂質異常症の人も少ないという特徴があることが認められた上、EPAの血中濃度が極めて高いことから、EPAと血栓性疾患の関係が注目され、研究が進められたという経緯があります。

EPAが属する不飽和脂肪酸の構造的分類であるn-3(オメガ3)系は、体内で中性脂肪(トリグリセライド)を下げ、悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを減少させるほか、動脈硬化の進展を抑える働きを持っていることが知られています。またEPAの作用機序は詳しくは解明されていませんが、消化管から吸収されたのち、全身の血管や臓器などの細胞膜のリン脂質に取り込まれ、その細胞機能に変化を与えると考えられています。例えば、血管や白血球・血小板の細胞膜の中では炎症性サイトカインなどの産生を抑えることによる炎症の抑制、トロンボキサンやプロスタグランジンとなることでの血小板凝集抑制のほか、リポたんぱくの代謝促進、脂質の生合成・分泌抑制、内膜肥厚の抑制や動脈の弾力性の保持、赤血球変形能の亢進など、さまざまな細胞膜に取り込まれることにより、多彩な作用を発揮し、その結果として脂質異常症の症状を改善します。

イコサペント酸は、脂質異常症治療薬として多用されているスタチン系の薬ほど劇的な作用はありませんが、有効成分が魚油であるため比較的安全性が高く、副作用が少ない薬と言えます。

 

他の商品との比較

血清脂質低下作用、抗血小板作用、動脈の弾力性保持作用などにより、動脈硬化病変の進展を抑制します。

生体内各組織の脂肪酸成分として取り込まれるという特異な機序により作用を発揮します。

総コレステロール、トリグリセリドの低下作用により、脂質異常症に優れた臨床効果を示します。

イコサペント酸エチルを有効成分とした薬剤は、日本ではアテロパン(あすか製薬、武田薬品)、アンサチュール(日医工)、イコサペント酸エチル(日本ジェネリック、沢井製薬、メディサ新薬、日医工、ニプロファーマ、東洋カプセル、辰巳化学)、イコペント(日本ジェネリック)、エバキャップ(杏林製薬、キョーリンリメディオ)、エパフィール(扶桑薬品)、エパラ(日本臓器製薬)、エパロース(共和薬品)、エメラドール(協和発酵キリン、京都薬品)、クレスエパ(日本ジェネリック、長生堂製薬)、シスレコン(東和薬品)、ソルミラン(森下仁丹、帝人ファーマ)、ナサチーム(イセイ、東菱薬品)、メタパス(原沢製薬)、メルブラール(テバ製薬、大正薬品)、ヤトリップ(陽進堂)の名前で発売されています。

海外では、Epax、Vascepaなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、エパデール・エス600を絶対に服用しないでください。
・出血している人(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血など): 止血が困難となるおそれがあります。

【慎重服用】
・月経期間中の人: 出血を助長するおそれがあります。
・出血傾向のある人: 出血を助長するおそれがあります。
・手術を予定している人: 出血を助長するおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・エパデール・エス600を閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善に使用する場合、治療にあたっては経過を充分に観察し、エパデール・エス600で効果がみられない場合には、使用を中止し、ほかの療法に切り替えてください。またエパデール・エス600使用中は定期的に血液検査を行なうことが望ましいとされています。
・エパデール・エス600を脂質異常症に用いる場合には、次の点に充分留意してください。
1)適用の前に充分な検査を実施し、脂質異常症であることを確認した上でエパデール・エス600の適用を考慮してください。
2)あらかじめ脂質異常症の治療の基本である食事療法を行ない、さらに運動療法や高血圧・喫煙などの虚血性心疾患のリスクファクターの軽減なども充分に考慮してください。
3)使用中は血中脂質値を定期的に検査し、治療に対する反応が認められない場合は使用を中止してください。

【適用上の注意】
・エパデール・エス600は噛まずに服用してください。

【その他の注意】
・コントロール不良の高血圧症を有し、ほかの抗血小板剤を併用した症例において、脳出血があらわれたとの報告があります。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。

授乳中の人は服用しないことが望ましいですが、やむを得ず服用する場合には授乳を避けてください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とエパデール・エス600を併用する場合注意してください。
・抗凝血剤(ワルファリンなど)、血小板凝集を抑制する薬剤(アスピリン、インドメタシン、チクロピジン塩酸塩、シロスタゾールなど): 出血傾向をきたすおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

エパデール・エス600を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、そう痒感、皮下出血、血尿、歯肉出血、眼底出血、鼻出血、消化管出血、貧血、悪心、腹部不快感、下痢、腹痛、胸やけ、嘔吐、食欲不振、便秘、口内炎、口渇、腹部膨満感、肝機能障害(AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、γ-GTP上昇、LDH上昇など)、黄だん、BUN上昇、クレアチニン上昇、せき、呼吸困難、CK(CPK)上昇、頭痛、頭重感、めまい、ふらつき、眠気、不眠、顔面潮紅、ほてり、発熱、動悸、むくみ、しびれ、関節痛、頻尿、尿酸上昇、全身倦怠感、女性化乳房

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。