ディブレット (インダパミド) 1.5mg

680 円!! 利尿による余分な水分の排泄と強力な血管拡張作用で、身体に無理な負担をかけることなく血圧を下げます!原因不明の本態性高血圧に有効で、さらに脳卒中や心血管系疾病のリスクを減少させる効果も期待できます!

Divret (Indapamide) - 1.5mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:680 円

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有効成分

インダパミド(Indapamide)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1回1錠を朝食後に経口服用してください。
年齢、症状により適宜増減します。

 

商品詳細

ディブレット1.5mgは非チアジド(サイアザイド)系の降圧剤で、比較的利尿作用が弱い割に強い降圧効果を発揮し、かつ高い持続性を特長とした、主に本態性高血圧に有効な薬です。

高血圧とは、心臓が血液を全身に送り出す際の圧力が基準値よりも高い状態のことを言い、通常は最高血圧が140mmHg、最低血圧が90mmHg以上の場合を指します。 
その約9割を占めるのが本態性高血圧と呼ばれる原因不明の高血圧で、そのうち約4割が遺伝、残りは生活習慣が深く関わっているとされています。
肥満、過労、睡眠不足などは特に高血圧を引き起こしやすく、さらに日本人の場合はその食習慣から塩分を多く摂り過ぎる傾向にあり、これもまた高血圧に結びついていると考えられています。

人によってはめまい、動悸、頭痛、肩こりといった症状が現われることがありますが、特異な症状ではないことからそのまま放置されがちです。
高血圧の長期間に渡る放置は血管や臓器に損傷を引き起こし、脳卒中、心臓病、腎臓病といった重篤な合併症を誘発します。
そのため高血圧治療の目的は、単に血圧を下げるだけでなく、高血圧に起因する将来起こりうる心臓や血管の病気や、脳卒中などを予防することにあります。

血圧は体内の循環血液量の増加によって血管に過剰な圧力がかかることで上がりますが、この循環血液量の増加は腎臓におけるナトリウムイオン(塩分)の再吸収に伴う水分の再吸収によってもたらされます。
また血液中の過剰なナトリウムイオンは血管壁の細胞に蓄積し、その細胞が水分を吸収することで膨れ、血管壁を肥厚させます。
壁が厚くなった血管は内部が狭くなり、血管壁にさらに圧力がかかることから血圧が上昇してしまいます。

ディブレット1.5mgは排尿を促進し、体内の余分な水分の排出することよって降圧効果を発揮する利尿薬です。
有効成分のインダパミドは腎臓の尿細管(特に遠位尿細管)のナトリウム-カリウム輸送担体を阻害することによってナトリウムイオンが血中内に再吸収されるのを抑制します。
それに伴い水分の血中への再吸収が阻害され、尿として体外に排出されるため循環血液が減少し、結果として降圧作用がもたらされることとなります。

ディブレット1.5mgの利尿作用はさほど強くありませんが、血管壁に直接働きかけ、末梢血管収縮を抑制し血圧を拡げる作用も併せ持っているためすぐれた降圧降下がみられます。
また効果が24時間以上持続することから1日1回の服用でも顕著な降圧作用を示し、長期間服用しても糖・脂質代謝に対しする悪影響や効果の減弱がないことが証明されています。

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン」(日本心臓財団ホームページ掲載)

 

他の商品との比較

降圧剤の種類は主に、利尿剤薬、カルシウム拮抗薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE阻害剤)、アンジオテンシン受容体拮抗薬、直接的レニン阻害薬、交感神経遮断薬、α2受容体刺激薬などがあり、年齢や糖尿病などの危険因子の有無や高血圧治療ガイドラインなどにより使用する薬を決定します。このうち、ディブレット1.5mgの有効成分であるインダパミドは、非チアジド(サイアザイド)系利尿薬に属します。

その作用はチアジド(サイアザイド)系利尿薬とほぼ同等と言われており、腎臓の遠位尿細管でナトリウムや水分の再吸収を抑え、体内の余分な水分を排出して尿の量を増やし、心臓への負担を軽減します。
チアジド(サイアザイド)系利尿薬にはトリクロルメチアジド(商品名:フルトラインR錠)があります。インダパミドはトリクロルメチアジドと比較して、利尿作用がほぼ同じかやや弱い傾向であるにもかかわらず、降圧作用は約3倍強いとの試験結果が出ています。
つまりインダパミドの強力な降圧作用は利尿効果によるものだけではなく、各種刺激による血管反応性を減弱させる作用および血管平滑筋に対する作用が強いためであることから、トリクロルメチアジドよりも効果的であると考えることができます。

インダパミドを服用した80歳以上の高血圧の人において、脳卒中の発生率が30%低下し、また脳卒中による死亡率が39%低下したとのデータがあります。
さらに心血管系による死亡率が23%低下、心不全の発生率が64%低下したとの結果から、80歳以上の高齢に対しても服用の有効性が証明されています。

ディブレット1.5mgと同じく、インダパミドを有効成分とする薬には、ナトリックス(大日本住友製薬)、テナキシル(アルフレッサファーマ)があります。また海外ではApo-Indapamide、Actapam、Arifon、Bajaten、Cormil、Damide、Fludex、Gen-Indapamide、Idapamide、Indaflex、Indamol、Indipam、Ipamix、Lozide、Lozol、Natrilix、Natrix、Noranat、Novo-Indapamide、Nu-Indapamide、Pressurai、Serenid、Tandix、Tertensif、Veroxilなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ディブレット1.5mgを絶対に服用しないでください。

・無尿の人

・急性腎不全の人: 腎機能がさらに悪化するおそれがあります。

・体液中のナトリウム、カリウムが明らかに減少している人: 低ナトリウム血症、低カリウム血症が現われるおそれがあります。

・チアジド系薬剤またはその類似化合物(例:クロルタリドンなどのスルフォンアミド誘導体)に対して過敏症の既往歴のある人

以下の場合、ディブレット1.5mgを慎重に服用してください。

・進行した肝硬変症の人: 肝性昏睡を誘発するおそれがあります。

・心疾患のある高齢者、重篤な冠硬化症または脳動脈硬化症のある人: 急激な利尿が現われた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮をきたし、血栓塞栓症を誘発するおそれがあります。

・肝疾患、肝機能障害のある人

・本人または両親、兄弟に痛風、糖尿病のある人: 高尿酸血症、高血糖をきたし、痛風、糖尿病の悪化や顕在化のおそれがあります。

・下痢、嘔吐のある人: 電解質異常が現われるおそれがあります。

・高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症のある人: 血中カルシウムがさらに上昇するおそれがあります。

・ジギタリス剤、糖質副腎皮質ホルモン剤またはACTHを服用している人

・減塩療法を受けている人: 低ナトリウム血漿などの電解質異常が現われるおそれがあります。

・乳児: 乳児は電解質バランスがくずれやすいため。

・高齢者: 急激な利尿は血漿量の減少をきたし、脱水、低血圧などによる立ちくらみ、めまい、失神などを起こすことがあります。
また脳梗塞などが起こるおそれがあるため、一般に過度の降圧は好ましくないとされています。特に心疾患などのある高齢者では、急激な利尿が現われた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮をきたし、血栓塞栓症を誘発するおそれがあります。さらに高齢者では低ナトリウム血症、低カリウム血症が現れやすいとされています。

・交感神経切除後の人: 降圧作用が増強するおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・ディブレット1.5mgの利尿効果は急激に現われることがあるので、電解質異常、脱水に充分に注意して、少量から服用を開始し、徐々に増量してください。

・連用する場合、電解質異常が現われることがあるため定期的に検査を行なってください。

・降圧作用に基づくめまい、ふらつきが現われることがあるため、高所作業、自動車の運転など危険を伴う気管を操作する際は注意してください。

チアジド系薬剤では新生児または乳児に高ビリルビン血症、血小板減少などを起こすことがあるため、妊娠後期には治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

動物実験で乳汁中に移行することが報告されているため、授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。

甲状腺障害のない人の血清PBIを低下させることがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とディブレット1.5mgを併用する場合、充分に注意してください。

・バルビツール酸誘導体、アヘン、アルカロイド系麻薬、アルコール: 起立性低血圧を増強させるおそれがあります。

・ノルアドレナリンなどの昇圧アミン: ノルアドレナリンなどの昇圧アミンに対する血管壁の反応性が低下するおそれがあるため、手術前の人に使用する場合は一時休薬などの処置を講じてください。

・ツボクラリンおよびその類似作用物質: ツボクラリンおよびその類似作用物質のまひ作用が増強するおそれがあるため、手術前の人に使用する場合は一時休薬などの処置を講じてください。

・降圧剤作用を有する薬剤: 相互に作用を増強することがあります。

・ジギタリス: ジギタリスの心臓に対する作用が増強するおそれがあります。

・糖質副腎皮質ホルモン剤、ACTH: 過剰のカリウム放出が起きるおそれがあります。
・グリチルリチン製剤: 血清カリウム値の低下が現れやすくなります。

・リチウム: リチウム中毒を増強させることがあります。

・糖尿病用剤: 糖尿病用剤の作用が減弱するおそれがあります。

・非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシンなど): 利尿降圧作用が減弱するおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ディブレット1.5mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。
以下の症状や、他に気になる症状が発現し継続するような場合には医師に相談するようにしてください。

主な副作用
低カリウム血症、低クロール性アルカローシス、総コレステロール上昇、高尿酸血症、高血糖症、中性脂肪上昇、高カルシウム血症、低ナトリウム血症、発疹、かゆみ、湿疹、紅斑、光線過敏症、顔面潮紅、白血球減少、血小板減少、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、Al-P上昇、BUN、クレアチニン上昇、食欲不振、悪心、嘔吐、口渇、便秘、胃部不快感、胃重感、めまい、頭痛、頭重、眠気、いらいら感、立ちくらみ、脱力、倦怠感、動悸、ふらつき感、疼痛、耳鳴、胸部不快感、顔のほてり、頻尿、夜間尿、下肢しびれ感、肩こり

極稀に起こる重篤な副作用
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、多形滲出性紅斑

 

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