フルクロキサシリン(フルクロキサシリン)250mg

4480 円!! 【次回入荷未定】
胃酸に強い性質があるため、経口服用が可能なペニシリン系抗生物質!β-ラクタム系に耐性を持つ菌に対しても効果を発揮します!特に皮膚や皮膚組織、気道の感染症に!

Flucloxacillin (Flucloxacillin) - 250mg (250 Capsules)

■ 250カプセル

価格:4480 円

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有効成分

フルクロキサシリン(Flucloxacillin)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

AFT Pharmaceuticals

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

食事の1時間前に服用します。

●成人
通常、初回服用量として500mg、その後は症状に応じて250mgまたは500mgを8時間ごとに経口服用してください。

●2-10歳の子ども
通常、初回服用量として250mg、その後は125mgを8時間ごとに経口服用します。

●2歳未満の子ども
2-10歳の子どもに対する推奨服用量の半分を服用します。

 

商品詳細

フルクロキサシリン250mgは、感染症を治療する狭域ペニシリンのβ-ラクタム系抗生物質で、主な適用は以下のとおりです。

●皮膚、軟組織感染
炎症によるはれもの、膿瘍、おでき、せつ腫症、蜂巣炎、感染瘡、感染熱傷、植皮保護、膿痂疹
●感染皮膚
潰瘍、しっしん、ニキビ
●気道感染
肺炎、肺腫瘍、膿胸、副鼻腔炎、咽頭炎、扁桃炎、化膿性扁桃腺炎、中耳炎、外耳炎
●その他感染
フルクロキサシリン感性菌による骨髄炎、腸炎、心内膜炎、尿道炎、髄膜炎、敗血症

細菌は人体を含む地球上のあらゆる環境に存在している微小な生物で、光合成や窒素固定、有機物の分解過程などの物資循環において重要な役割を果たしています。その中には人間にはまったく影響を与えない細菌のほか、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌などのように人間に対して害を与えるもの、またビフィズス菌、乳酸球菌など人間にとって有用なものもあります。

細菌は独立したひとつの細胞で、外部との浸透圧から内部の構造や強度を保つためにペプチドグリカンという高分子でできた細胞壁という層に囲まれています。例えば細胞が細胞分裂によって増殖をする場合、まずあらかじめ2つ分の細胞質構成、細胞膜、細胞壁、外膜などの付属器官を作り出し、その後に分裂します。

フルクロキサシリン250mgの有効成分であるフルクロキサシリンは、ペニシリンを代表とするβ-ラクタム系抗生物質に属します。
β-ラクタム系抗生物質は分子構造にβ-ラクタム環と呼ばれる四角形の環構造を持っているのが特徴で、細胞壁の成分であるペプチドグリカンの合成を阻害することによって細菌の繁殖を止め、主にブドウ球菌を代表とするグラム陽性菌、グラム陰性菌に対して強い抗菌作用を持っています。
ペプチドグリカンの合成が阻害されることによって細胞壁がつくれなくなった細菌は、結果として増殖が抑制され (静菌作用)、さらに細胞と外液との浸透圧差を保つことができなくなることで細菌が破裂し、死滅します(殺菌作用)。

フルクロキサシリンはペニシリンを改良した薬剤で、初期のペニシリンが持っていた、胃酸に弱いという欠点を改良し、胃酸に対しても強い性質を持っているため、経口による服用が可能です。
さらにβ-ラクタム系を含むすべての抗生物質では、繰り返し使用していくうちに菌が抵抗性を獲得してしまう薬剤耐性菌の発現という問題が出現しています。特に長い歴史を持つβ-タクタム系に対しては、β-ラクタマーゼというβ-ラクタム系の薬を分解する酵素を産出する細菌が多数存在するため、その殺菌効果が思うように期待できないケースが増えてきていますが、フルクロキサシリンはその耐性菌に対しても効力を発揮します。

 

他の商品との比較

ほかのペニシリン系と比較して、酸に対する安定性に優れています。

経口で使用できるペニシリン系薬剤です。

フルクロキサシリンを有効成分とする薬は、海外ではFloxapen、Fluclox、Sesamolなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、フルクロキサシリン250mgを絶対に服用しないでください。
・β-ラクタム系抗生物質(ペニシリン、セファロスポリンなど)またはその賦形剤に対し過敏症の既往歴のある人
・フルクロキサシリン関連の黄だん、肝機能異常の既往歴のある人

【服用錠の注意】
・β-ラクタム系抗生物質を服用した人で、時として死に至る重篤な過敏反応(アナフィラキシー)の出現が報告されています。アナフィラキシーは非経口服用においてより多くみられますが、経口服用の場合でも出現しており、特にβ-ラクタム系に対して過敏反応の既往歴のある人に起きているようです。万一アレルギー反応が起こった場合は、フルクロキサシリンの服用を中止し、医師の診断を受けてください。重篤なアナフィラキシー様反応に対しては至急のアドレナリンによる治療が必要で、酸素、ステロイド注射、挿管などの気道管理が必要となることもあります。
・主に胆汁うっ滞性の肝炎の出現が報告されており、重篤な進行性疾患のある人ではほとんどの場合において死に至ることがあり、特に高齢者や長期治療を受けている人で顕著です。また新生児の場合は腎排泄率の減少による高血中濃度のため、特別な注意が必要です。
・骨髄炎、心内膜炎などの長期治療中は、肝臓および腎臓の検査を行なうことが推奨されています。
・長期服用により非感受性細菌が出現するおそれがあります。
・腎機能障害の人は服用量を調整してください。

ペニシリンは一般的に妊娠中の人が服用しても問題ないとされていますが、治療の有益性が危険性を上回る場合に服用してください。

授乳中の人の服用は問題がないとされていますが、乳汁中に微量が漏出するため、乳児に対して感作のリスクがなく、有害な影響がない場合に限り服用を検討してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とフルクロキサシリン250mgを併用する場合、注意してください。
・静菌剤: フルクロキサシリンの殺菌作用を阻害するおそれがあります。
・プロベネシド: フルクロキサシリンの腎尿細管分泌を減少させ、フルクロキサシリンの腎排泄を遅延させます。
・クロラムフェニコール、エリスロマイシン、スルホンアミド、テトラサイクリン: 静菌剤は髄膜炎治療や即効的な殺菌作用が必要な状況においてペニシリンの殺菌作用を阻害するため、併用しないのがよいとされています。
・避妊薬: フルクロキサシリンはエストロゲン含有経口避妊薬の効果を減少させるおそれがあります。
・アミノグリコシド抗生物質: フルクロキサシリンとアミノグリコシド抗生物質は混合しないでください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

フルクロキサシリン250mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、じんましん、紫斑、発熱、好酸球増多、血管神経性浮腫、アナフィラキシー性ショック(経口服用の場合は除く)、多形性紅斑、軽度の胃腸障害、偽膜性大腸炎、肝炎、黄だん、肝機能値変化、間質性腎炎、好中球減少、血小板減少症、腎不全、けいれんを伴う神経障害(高用量にて)

●極稀に起こる重篤な副作用
過敏反応

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。