ボミストップ(ドンペリドン)10mg

210 円!! 低副作用で安全性の高い制吐剤!食欲不振、腹部膨満、腹痛、胸やけ、上腹部不快感などの消化器官の機能改善や吐き気止めに!ナウゼリンのジェネリック薬!

VOMISTOP (Domperidone) - 10mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:210 円

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有効成分

ドンペリドン(Domperidone)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●成人
通常、1回10mgを1日3回食前に経口服用します。
レボドパ製剤使用時は、1回5-10mgを1日3回食前に服用します。
年齢、症状により適宜増減します。

●小児
通常、1日体重1kgにつき1.0-2.0mgを1日3回食前に分割経口服用します。
1日の使用量は30mgを超えないこととし、また6歳以上の場合は1日最高量は1.0mg/kgを限度としてください。
年齢、体重、症状により適宜増減します。

 

商品詳細

ボミストップ10mgは、消化管運動を改善して吐き気を抑える作用を持つ、制吐・消化器機能改善薬です。

吐き気や嘔吐が起こる原因は現在のところまだはっきりとはわかっていませんが、胃腸細胞から放出される神経伝達物質であるセロトニンが、第四脳室の最後野の血液脳関門延髄外に位置する吐き気・嘔吐の情報を伝える受容器であるCTZ(化学受容体引金帯)と呼ばれる領域を刺激することで起こる中枢性嘔吐と、胃腸に分布する迷走神経(心臓、肺、気管支、胃腸菅、肝臓、すい臓に分布する最も重要な副交感神経)末端のセロトニンの5-HT3受容体と結合することで、直接あるいはCTZを経由して延髄の背外側網様体に存在する嘔吐中枢に伝達されるために起こる末梢性嘔吐の二つに分類されています。

胃や十二指腸には消化器の働きをコントロールする神経があり、この神経からアセチルコリンという神経伝達物質が放出されて腸の筋肉にあるムスカリン受容体というたんぱく質と結合して活性化しますが、この働きにより筋肉が収縮してぜん動運動が起こり、消化器の中の食べ物が移動していきます。このアセチルコリンの分泌はドパミンによってコントロールされており、ドパミンD2受容体にはアセチルコリンの分泌量を減らす働きがあるため、ここにドパミンが結合することによって胃腸のぜん動運動が停滞し、吐き気や嘔吐をもたらします。

このドパミンの働きを抑制することで、吐き気を抑え、胃腸運動を改善する働きを持つのが、ボミストップ10mgの有効成分であるドンペリドンです。上部消化管およびCTZに作用し、抗ドパミン作用を発揮することで、制吐作用を示すだけでなく、胃運動亢進作用、胃内容排出促進作用などをもたらします。
消化管運動に対する作用としては、収縮頻度やトーヌス(交感神経の持続的な活動)に影響をおよぼすことなく胃の律動的な収縮力を長時間増大するほか、胃の自動運動を増大させると同時に、胃前庭部-十二指腸協調運動を著明に促進することが認められています。さらに胃潰瘍症例を含む胃排出能遅延例に対しては促進的に、また反対に亢進例に対しては抑制的に作用して障害されている胃排出能を正常化し、ガストリンやコリン作動性薬剤よりも下部食道活躍部圧(LESP)が長時間持続することで消化管運動を改善します。

なお、ドンペリドンは血液脳関門を通過しにくく、中枢へはほとんど移行しないため、CTZのD2受容体への作用は弱く、主に上部消化管のD2受容体に作用します。そのため、作用機構がよく似たメトクロプラミドに比べて、錐体外路症状など中枢系の副作用が起きにくく、安全性が高いのが特長です。

 

他の商品との比較

抗ドパミン作用を有し、CTZ(化学受容体引金帯)に作用し、強い制吐作用を示します。

胃運動、胃・十二指腸強調運動を促進し、胃排出能を正常化します。

慢性胃炎、胃切除後症候群、薬剤(抗悪性腫瘍剤、レボドパ製剤)使用時などの消化器症状、小児の周期性嘔吐症、従気道感染症などに伴う消化器症状に奏功します。

ドンペリドンを有効成分とした薬剤は錠剤のほかにも坐剤、シロップなどがあり、日本ではアースレナン(高田製薬、ローマン)、ジャックマール(日本ジェネリック、陽進堂)、ドンペリドン(テバ製薬、サンノーバ、エルメッドエーザイ、エーザイ、大正薬品、田辺製薬、田辺三菱製薬、長生堂製薬)、ドンペリン(沢井製薬)、ナウゼリン(協和発酵キリン)、ナシロビン(三和化学、日医工ファーマ)、ノーゼア(共和薬品)、ハドドリン(辰巳化学)、フォリメジン(鶴原製薬)、ベリゼリン(日医工)、ペロリック(東和薬品)、ミオナゼリン(田辺製薬、長生堂製薬)、モンロビア(日新製薬)の名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ボミストップ10mgを絶対に服用しないでください。
・ボミストップ10mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・妊婦または妊娠している可能性のある人
・消化管出血、機械的イレウス、消化管穿孔の人: 症状が悪化するおそれがあります。
・プロラクチン分泌性の下垂体腫瘍(プロラクチノーマ)の人: 抗ドパミン作用によりプロラクチン分泌を促します。

【慎重服用】
・小児
・肝障害または腎障害のある人: 副作用が強く現れるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・ドンペリドンの服用により、間脳の内分泌機能調節異常、錐体外路症状などの副作用が現れることがあるので、ボミストップ10mgの服用に際しては、有効性と安全性を充分考慮のうえ使用してください。
・眠気、めまい、ふらつきが現れることがあるので、ボミストップ10mg服用中の人には自動車の運転など危険を伴う機械操作に注意してください。

【その他の注意】
・外国においてドンペリドンによる重篤な心室性不整脈および突然死が報告されています。特に高用量を服用している人または高齢の人でこれらのリスクが増加したとの報告があります。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので、減量するなど注意してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。

授乳中の人は大量服用を避けてください。

小児において錐体外路症状、意識障害、けいれんが発現することがあるため、特に1歳以下の乳児には用量に注意し、3歳以下の乳幼児には7日以上の連用を避けてください。また脱水状態、発熱時などでは特に使用後の状態に注意してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とボミストップ10mgを併用する場合、注意してください。
・フェノチアジン系精神神経用剤(プロクロルペラジン、クロルプロマジン、チエチルペラジンなど)、プチロフェノン系製剤(ハロペリドールなど)、ラウオルフィアアルカロイド製剤(レセルピンなど): 内分泌機能調節異常または錐体外路症状が発現しやすくなります。
・ジギタリス製剤(ジゴキシンなど): ジギタリス製剤飽和時の指標となる悪心、嘔吐、食欲不振症状を不顕化することがあります。ジギタリス製剤の血中濃度のモニターを行なってください。
・抗コリン剤(ブチルスコポラミン臭化物、チキジウム臭化物、チメピジウム臭化物水和物など): ドンペリドンの胃排出作用が減弱することがあります。症状により一方を減量、中止してください。または必要に応じて間隔をあけて服用してください。
・H2受容体拮抗剤(シメチジン、ラニチジンなど)、プロトンポンプ阻害剤(オメプラゾールなど): ドンペリドンの効果が減弱するおそれがあるので、両剤の服用時間を考慮してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ボミストップ10mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、γ-GTP上昇、ビリルビン上昇、Al-P上昇、LDH上昇、女性化乳房、プロラクチン上昇、乳汁分泌、乳房膨満感、月経異常、下痢、便秘、腹痛、腹部圧迫感、口渇、胸やけ、悪心、嘔吐、腹部膨満感、腹部不快感、腹鳴、腸けいれん、心悸亢進、じんましん、発疹、そう痒、口内のあれ、発汗、眠気、動揺感、めまい、ふらつき

●極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状、錐体外路症状、意識障害、けいれん、肝機能障害、黄だん

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。