メチメズ10(メチマゾール)10mg

350 円!! 発汗、微熱、頻拍など、体の機能が異常に高まる甲状腺機能亢進症!原因となる甲状腺ホルモンの異常な合成を抑え、その分泌を減少!その結果、さまざまな症状を改善します!メルカゾールのジェネリック薬!こちらの商品は90錠入りに変更となります。

Methimez (Methimazole) - 10mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:350 円

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有効成分

メチマゾール/チアマゾール(Methimazole)

 

製造国

インド

 

製造元

Sun Pharmaceutical Ind.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、8時間ごとに1日3回、同用量を経口服用します。

初期服用量として、軽度の甲状腺機能亢進症の場合は1日15mg、中等度の場合は30-40mg、重度の場合は60mgを3回に均等に分割して経口服用します。
また維持量は1日5-15mgです。

高齢者の場合は、体重1kgにつき0.4mgを1日3回に均等に分割して服用します。また維持量はその約半量とします。

 

商品詳細

メチメズ10は、甲状腺ホルモンを抑制する働きを持つ、甲状腺機能亢進症の治療薬です。また、甲状腺手術や放射線ヨード治療の前に血中甲状腺ホルモン濃度を低下させ、甲状腺の操作の影響を最小にする目的で使用されることもあります。

甲状腺ホルモンは、エネルギー代謝や循環、内分泌機能、生殖などを調節するホルモンで、喉元にある甲状腺と呼ばれる器官から分泌されます。正常な状態では、脳下垂体から出る甲状腺刺激ホルモンの作用によって適度な分泌量になるようにコントロールされていますが、このホルモンが過剰に分泌されると、全身の新陳代謝が異常に高まり、頻脈、多食や体重減少、発汗、イライラ、動悸、不整脈など、アドレナリンが過剰に分泌された場合と似たような症状が現われます。これが甲状腺機能亢進症です。そのほかにも、首のはれを特徴的な症状として、眼球突出、集中力低下、精神不安定、不眠や、女性の場合は月経異常などが現れることもあります。
甲状腺機能亢進症を引き起こす原因には、甲状腺刺激ホルモン受容体に対する抗体によって起こる自己免疫疾患のバセドウ病をはじめ、甲状腺炎、プランマー病、甲状腺刺激ホルモンまたは甲状腺刺激ホルモン様物質産生腫瘍、甲状腺ホルモンの過剰摂取などが考えられています。

甲状腺機能亢進症の治療には、大きく分けて外科療法、アイソトープ療法そして抗甲状腺薬治療による内服療法の3種類があります。
外科治療は、甲状腺が大きくはれていたり、腫瘍が認められる場合に選択されることが多く、甲状腺の一部を切除することで甲状腺ホルモンを安定させます。治療期間が短く、比較的再発が少ないというメリットがあります。またアイソトープ療法は放射性ヨードをカプセルに入れて服用し、大きくなりすぎた甲状腺を放射線で破壊する治療法で、放射線ヨード治療とも言われます。治療は一度だけで済み、また薬アレルギーなどで内服療法ができない人でも治療ができるという特長がありますが、妊娠中、または近いうちに妊娠を希望する人には向いておらず、また治療可能な病院が限られ、甲状腺機能低下症を起こす可能性があるなどの欠点もあります。

メチメズ10は内服治療に使用される薬のひとつで、甲状腺ホルモンの合成を抑制することで甲状腺機能抑制作用を発揮します。ヨウ化物は腸から吸収され、次いで甲状腺に取り込まれた後に酸化されてヨウ素となり、チロシンをヨウ素化し、さらにモノとヨードチロシンを経て、チロキシンおよびトリヨードチロニンとなりますが、メチメズ10の有効成分であるメチマゾール(チアマゾール)は、ペルオキシターゼによるヨウ化物の酸化のみならず、モノおよびジョードチロシンからチロキシンおよびトリヨードチロニンに至る共役縮合反応のいずれをも競合的に阻害します。甲状腺ホルモンの合成にはヨードが必要ですが、メチマゾールの働きにより体内のヨード量が抑えられることにより甲状腺ホルモンの分泌を抑えます。

なお甲状腺手術や放射線ヨード治療の前には、血中甲状腺ホルモン濃度を低下させて甲状腺の影響を最小にする必要性があるため、この目的のためにメチメズ10が使用されることもあります。

 

他の商品との比較

甲状腺機能亢進症に対し、プロピルチオウラシルと共に広く使用されています。

メチマゾール/チアマゾールを有効成分とする薬剤は、日本ではメルカゾール(中外製薬)の名前で発売されています。

海外では、Basolan、Danantizol、Favistan、Frentirox、Merkastan、Metizol、Metotirin、Strumazol、Strumazole、Tapazole、Tapuzole、Thacapzol、Thycapsol、Thycapzolなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、メチメズ10を絶対に服用しないでください。
・メチメズ10の成分に対し過敏症の既往歴のある人

【警告】
・重篤な無顆粒球症が主に服用開始後2ヵ月以内に発現し、死亡に至った症例も報告されています。少なくとも服用開始後2ヵ月間は原則として2週に1回、それ以降も定期的に白血球分画を含めた血液検査を実施し、顆粒球の減少傾向などの異常が認められた場合には、直ちに服用を中止し、適切な処置を行なってください。また、一度服用を中止して服用を再開する場合にも同様に注意してください。
・メチメズ10服用に先立ち、無顆粒球症などの副作用が発現する場合があることおよび、この検査が必要であることを理解してください。
1.無顆粒球症の症状(咽頭痛、発熱など)が現れた場合には、速やかに主治医に連絡してください。
2.少なくとも服用開始後2ヵ月間は原則として2週に1回、定期的な血液検査を行なう必要があるので、通院してください。

【慎重服用】
・肝障害のある人: 肝障害を悪化させるおそれがあります。
・中等度以上の白血球減少またはほかの血液障害のある人: 白血球減少あるいは血液障害を悪化させるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・メチメズ10を新たに服用開始する場合には、無顆粒球症などの重大な副作用が主に服用開始後2ヵ月以内に現れることがあるので、メチメズ10の有効性を安全性を充分に考慮し、メチメズ10の服用が適切と判断される場合に服用してください。
・定期的な血液検査において、白血球数が正常域であったとしても、減少傾向にある場合には直ちに服用を中止し、適切な処置を行なってください。

一般に高齢者では生理機能が低下しているので用量に注意してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人が使用する場合には、定期的に甲状腺機の検査を実施し、甲状腺機能を適切に維持するよう服用量を調節してください。

妊娠中の服用により、胎児に甲状腺機能抑制、甲状腺腫を起こすことがあります。

妊娠中の服用により、新生児に頭皮欠損症、頭蓋骨欠損症、さい帯ヘルニア、さい腸管の完全または部分的な遺残(さい腸管ろう、メッケル憩室など)、気管食道ろうを伴う食道閉鎖症、後鼻腔閉鎖症などが現れたとの報告があります。

新生児に出生後しばらくは、甲状腺機能抑制、甲状腺機能亢進が現れることがあるので、観察を充分に行なってください。

メチメズ10の服用中は授乳を避けることが望ましいとされています。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とメチメズ10を併用する場合、注意してください。
・クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウム): 併用開始時、中止時および病態の変化に応じて血液凝固能が変化するので、血液凝固能検査値の変動に充分注意し、必要があれば抗凝血剤の用量調節を行なってください。
・ジギタリス製剤(ジゴキシンなど): 併用開始時、中止時および病態の変化に応じてジギタリス製剤の血中濃度が変化するので、血中濃度の変動に充分注意し、必要があればジギタリス製剤の用量調節を行なってください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

メチメズ10を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、脱毛、色素沈着、そう痒感、紅斑、悪心、嘔吐、下痢、食欲不振、頭痛、めまい、末梢神経異常、発疹、じんましん、発熱、こむらがえり、筋肉痛、関節痛、好酸球増多、CK(CPK)上昇、倦怠感、リンパ節腫脹、唾液線肥大、むくみ、味覚異常(味覚減退含む)

●極稀に起こる重篤な副作用
汎血球減少、再生不良性貧血、無顆粒球症、白血球減少、低プロトロンビン血症、第VII因子欠乏症、血小板減少、血小板減少性紫斑病、肝機能障害、黄だん、多発性関節炎、SLE様症状、インスリン自己免疫症候群、間質性肺炎、抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎症候群、横紋筋融解症

 

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なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
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