レバー・プロテクトはレシチン、亜鉛、クロムを配合したサプリメントで、毎日の身体の健康や、肝臓の健康維持のサポートに効果が期待できます。
肝臓は人間が生きるために欠かすことができない数多くの役割を担っており、その働きは大きくいくつかに分けることができます。まずは胆汁の生成・分泌で、これにより脂肪やたんぱく質を分解し、破壊された赤血球の色素や過剰なコレステロールなどの老廃物を体外に排出します。続いては栄養素の代謝で、食べ物から吸収した栄養素はそのままの形では利用できないため、これらの栄養素を別の成分に変換して貯蔵し、必要に応じてそれを分解してエネルギーを生産しています。また肝臓でつくった物質を血液中に送り出し、全身の器官や臓器に供給する働きをするほか、アルコールやニコチンなど体内に入った有害物質を中和して無毒化し、胆汁に溶かして便として体外に排泄する解毒作用も担っています。
肝臓に疾患が起こると、だるさを感じたり、倦怠感や不眠、食欲不振、動悸、発熱などの症状があらわれます。例えば、それがアルコールや脂肪肝によるものであれば、生活習慣を改善することで、またウイルス性肝炎であれば、内科的な抗ウイルス治療法を早期に始めることで治癒の可能性があります。しかしながら、治療せずに疾患が進行した場合、その多くはやわらかい肝臓が硬くなっていく肝硬変と言われる状態になり、さらにアンモニアなどがたまって意識が低下する状態である肝性脳症や、食道・胃静脈瘤、腹水・胸水を合併する肝不全に進行することもあります。
ところが、肝臓は少々の障害では症状があらわれず、また本来ある程度の障害を受けても、代償作用が働いて、元に戻ることができる器官です。そのため、何らかの病気が進行していても自覚症状がほとんどないため、気がついたときには手遅れになっていることが多いのが実情です。別名「沈黙の臓器」と呼ばれる肝臓の健康を維持するためには、日頃から肝臓に負担をかけないよう注意することが大切です。
この肝臓の健康を維持するために有用なサプリメントが、レバー・サポートです。3つの有効成分が、正常な肝臓の機能を保つために総合的に働きかけます。その成分のひとつであるレシチンは、ホスファジルコリンとも呼ばれるリン脂質の一種で、脳の神経細胞膜の主成分であると同時に、記憶をつかさどる伝達物質のアセチルコリンの材料でもあります。肝臓においては、その乳化作用により肝臓から中性脂肪を運び出す手助けをし、脂肪肝を予防します。
つづく亜鉛は、新しい細胞が生成されるときに欠かせない成分であり、ダメージを受けた肝臓の再生を促します。特にアルコールを摂取する人では肝臓でアルコールを分解する際にも亜鉛が使われるため、その量は不足しがちになります。また、疲労時に体内で生成されるアンモニアを肝臓が分解する際にも亜鉛は必要になります。亜鉛は体内ではつくり出すことができないため食事などで摂取する必要がありますが、その吸収率は低く、腸管からはその30パーセントほどしか摂り入れることができないと言われており、またその不足は肝硬変につながることがあります。
このほかにもレバー・サポートは、インスリンの働きが悪くなるインスリン抵抗性を改善し、非アルコール性脂肪肝炎の進行を防ぐ効果が期待できるクロムを配合しており、これらの成分の相乗効果により、レバー・サポートは、人間にとって重要な臓器のひとつである肝臓の健康をサポートします。
