アポ・プリミドン(プリミドン)250mg

3890 円!! 服用後、体内で2つの成分に代謝!未変化体と代謝物が持つ相乗相加で、フェノバルビタールやレニトインよりもすぐれた抗てんかん作用を発揮します!プリミドンのジェネリック薬!

Apo-Primidone (Primidone) - 250mg (100 Tablets)

■ 100錠

価格:3890 円

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有効成分

プリミドン(Primidone)

 

製造国

ニュージーランド

 

製造元

Apotex Pharmaceutical

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日2回経口服用します。
初回服用量として1日125mgを就寝前に服用し、1日服用量が500mgになるまで、3日間ごとに125mgずつ増量していきます。
その後、状態が落ち着くまで、または有効服用量が決定するまで、1日の服用量を成人では250mgずつ、9歳未満の子どもでは125mgずつを3日ごとに増量します。
なお1日の最大服用量は、成人は1500mg、子どもは1000mgまでとします。

・1日平均維持量:
2歳未満: 250-500mg
2-5歳: 500-750mg
6-9歳: 750-1000mg
9歳以上、成人:750-1500mg

1日の服用量は均等に2回に分けて朝・晩服用するのが望ましいとされています。
夜間発作など頻繁に発作が起こる場合は、服用量の増量や夜間服用量の増量または夜間一括服用を検討してください。

月経など特定の原因で発作が起こる場合は、適切なタイミングでわずかに増量することが有効な場合もあります。

●ほかの抗けいれん薬治療を受けている場合
ほかの抗けいれん薬では充分な効果が現れない場合や副作用が多く出現する場合、アポ・プリミドン250mgの併用、または切り替えが可能です。

現在服用中の薬と併用して、上記のとおり服用します。改善効果が出現し、アポ・プリミドン250mgの服用量が、以前の治療の想定使用中止量の少なくとも半量まで服用することができます。増量は2週間以上かけて徐々に行ない、その間にアポ・プリミドン250mgを主治療薬として切り替えて行ってください。

従来の服用薬の急激な停止は、てんかん重積症を起こすおそれがあります。従来の治療でフェノバルビタールを主に服用していた場合、アポ・プリミドン250mgの最適服用量の正確な見積もりを妨げる過度の眠気を防ぐため、退薬およびアポ・プリミドン250mgへの切り替えは早めに行なうようにしてください。

 

商品詳細

アポ・プリミドン250mgは、けいれんやてんかんの治療薬です。

「てんかん」は、けいれん(ひきつけ)の病名で、脳と筋肉間の信号がうまく伝わらないために、全身または一部の筋肉が不随意かつ発作的な収縮を起こす症状です。生後1年未満から10歳までに発症することが多く、その後ゆるやかに減少し、老年期では再び上昇しますが、実際はあらゆる年齢層で発症の可能性があり、日本では約100万人の患者がいると考えられています。
2歳前に起こるけいれん発作の原因の多くは、発熱や血液中におけるブドウ糖、カルシウム、ナトリウム、マグネシウムなどの量の異常で起こる代謝性疾患ですが、繰り返し発作が起こる場合は遺伝性の可能性があります。また2-14歳で起こるけいれん発作のほとんどは原因不明であり、さらに25歳以上でけいれん発作が起きる場合は、その半分は原因不明ですが、残りは頭部外傷、脳卒中、腫瘍など膿の構造的な損傷によるものです。ほかに、身体的・精神的ストレスや睡眠不足でもけいれん発作が起こりやすいとされています。

てんかんは、脳のどの部分が過剰興奮を起こして発作が現われるかで分類されています。「全般発作」は脳全体で過剰興奮が起こった状態で、発作開始時からの意識喪失を特徴とし、全身の筋肉の硬直や引きつりなどの症状が現われ、強直間発作(大発作)、欠神発作(小発作)、脱力発作、ミオクローヌス発作、原発性全身てんかん、てんかん重積状態などに分けられます。
また、脳の片側で起こるものを「部分発作」と言い、意識消失を伴わない単純発作、意識は失わないながらも意識障害が起こる複雑発作に分けられます。脳内の過剰興奮が起こる部位によって出る症状が異なりますが、体の一部に短期的な異常が生じたり、言語障害、発汗、精神発作などが現われます。さらに部分発作の後に全般発作の症状が現われる、二次性全般化発作に至る場合もあります。
このほか、外傷、薬、感染症、血液中の酸素不足、異常な低血糖で起こる「誘発性発作」や、連続音、フラッシュ光、テレビゲームなどが原因でごくまれに起こる「反射性」てんかんなどもあります。

難治例で脳外科手術が行なわれることを除けば、てんかん発作の治療には抗てんかん薬が使用されるのが一般的で、主にフェニトイン、カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウムなど神経細胞膜やシナプス機能に直接作用し、神経細胞の過剰興奮を抑制する薬が使われます。
アポ・プリミドン250mgは、強直間代発作(全般けいれん発作、代発作)、けいれんが身体を移動するのが特徴のジャクソン型発作を含む焦点発作(部分発作)、精神運動発作、自分の意志とは関係なく運動を起こす不随意運動であるミオクローヌスなどの小発作にも使用される抗てんかん薬です。
有効成分のプリミドンは、体内に吸収されるとフェノバルビタールとフェニルエチルマロンアミドに部分的に代謝されます。フェノバルビタールは、中枢神経系抑制作用を持つバルビツール酸系に属し、古くから使われている古典的な抗てんかん薬のひとつで、てんかん治療の中心的な薬剤です。効果のスペクトラムが広く、大脳皮質への情報伝達を阻害することで鎮静催眠作用を発揮します。
またフェニルエチルマロンアミドも同じように抗てんかん作用を持つことから、アポ・プリミドン250mgはそれぞれの成分の相乗作用によって、効果的にてんかん発作を抑えることができます。

 

他の商品との比較

プリミドンは一部がフェノバルビタールとフェニルエチルマロンアミドに代謝されます。

これらと未変化体の作用の総和により、効力を発揮すると感がえられています。

プリミドンを有効成分とする薬剤は、日本ではプリミドン(日医工)の名前で発売されています。

海外では、Cyral、Desoxyphenobarbitone、Hexadiona、Hexamidine、Lepimidin、Lepsiral、Liskantin、Majsolin、Midone、Milepsin、Misodine、Misolyne、Mizodin、Mizolin、Myidone、Mylepsin、Mylepsinum、Mysedon、Mysoline、Neurosyn、Pms Primidone、Prilepsin、Primacione、Primaclone、Primacone、Primakton、Primidon、Primoline、Prysoline、Resimatil、Sertanなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、アポ・プリミドン250mgを絶対に服用しないでください。
・アポ・プリミドン250mgの成分またはバルビツール酸系化合物に対し過敏症の人
・急性間欠性ポルフィリン症の人: ポルフィリン合成が増加し、症状が悪化するおそれがあります。

【慎重服用】
・高齢者
・虚弱の人、呼吸機能が低下している人: 呼吸抑制を起こすおそれがあります。
・頭部外傷後遺症または進行した動脈硬化症のある人: アポ・プリミドン250mgの作用が強く現れるおそれがあります。
・心障害のある人: 血圧低下や心拍数減少を起こすおそれがあります。
・肝障害、腎障害のある人: これらの症状の悪化、また血中濃度上昇のおそれがあります。
・薬物過敏症の人
・甲状腺機能低下症の人: 甲状腺機能の異常をきたすおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・連用中における服用量の急激な減少ないし服用の中止により、てんかん重積状態が現れることがあるので、服用を中止する場合には、徐々に減量するなど慎重に行なってください。なお、高齢者、虚弱な人の場合は特に注意してください。
・眼振、構音障害、運動失調、眼筋まひなどの症状が過量服用の徴候であることが多いので、このような症状が現れた場合には、至適有効量まで徐々に減量してください。
・連用中は定期的に肝・腎機能、血液検査を行なうことが望ましいとされています。
・眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下が起こることがあるので、アポ・プリミドン250mgの服用中は自動車の運転など危険を伴う機械の操作に従事しないよう注意してください。

【その他の注意】
・血清免疫グロブリン(IgA、IgGなど)の異常が現れることがあります。
・海外で実施された複数の抗てんかん薬における、てんかん、精神疾患などを対象とした試験結果において、自殺念慮および自殺企図の発現のリスクが、抗てんかん薬の服用群でそうでない群と比較して約2倍多いとの結果が報告されています。

高齢者は慎重に服用してください。なお、服用を中止する場合は徐々に減量するなど慎重に行なってください。呼吸抑制を起こすことがあります。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性(母体のてんかん発作頻発を防ぎ、胎児を低酸素状態から守る)が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。妊娠中に服用した場合、口唇裂、口蓋裂などの奇形を有する時を出産した例が多いとの報告があります。

妊娠中にやむを得ずアポ・プリミドン250mgを服用する場合には、可能な限り単独服用することが望ましいとされています。妊娠中にほかの抗てんかん薬(特にフェニトイン)と併用して服用した人で、奇形を有する児を出産した例が多いとの報告があります。

妊娠中の服用により、新生児に出血傾向、呼吸抑制などを起こすことがあります。

分娩前に連用した場合、出産後新生児に退薬症候(多動、ふるえ、反射亢進、過緊張など)が現れることがあります。

母乳中に移行し、乳児に過度の眠気を起こすおそれがあります。

妊娠中の服用により、葉酸低下が生じるとの報告があります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とアポ・プリミドン250mgを併用する場合、注意してください。
・カルバマゼピン: 相互に血中濃度が低下することがあります。
・ラモトリギン: ラモトリギンの血中濃度が低下することがあります。
・ドキシサイクリン: ドキシサイクリンの血中濃度半減期が短縮することがあります。
・メチルフェニデート: プリミドンの作用が増強されることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に服用してください。
・中枢神経抑制剤(フェノチアジン誘導体、バルビツール酸誘導体など)、三環系抗うつ剤、抗ヒスタミン剤、アルコール: 相互に作用が増強されることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に服用してください。
・モノアミン酸化酵素阻害剤: 相互に作用が増強されることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に服用してください。
・チアジド系降圧利尿剤: 起立性低血圧が増強されることがあるので、このような場合には減量するなど慎重に服用してください。
・アセタゾラミド: クル病、骨軟化症が現れやすいとされています。
・アセトアミノフェン: プリミドンの長期連用者はアセトアミノフェンの代謝物による肝障害が生じやすくなるとされています。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

アポ・プリミドン250mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
しょう紅熱様過敏症、麻疹様過敏症、中毒疹様発疹、巨赤芽球性貧血、白血球減少、血小板減少、肝機能検査値の異常、たんぱく尿などの腎障害、眠気、注意力・集中力・反射運動能力などの低下、めまい、頭痛、倦怠感、錯乱、妄想、情動変化、神経過敏、酩酊状態、記憶障害、構音障害、性格変化、運動失調、心悸亢進、複視、眼振、悪心、嘔吐、クル病、骨軟化症、歯牙の形成不全、甲状腺機能検査値(血清T4値など)の異常、ポルフィリン尿、流涎

●極稀に起こる重篤な副作用
皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、依存性

 

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