オフロックス 200 (オフロキサシン) 200mg 

1650 円!! 幅広い感染症に適応するニューキノロン系の抗菌薬!細菌の核となるデオキシリボ核酸の複製を阻害!細菌の分裂を抑え、細菌を殺菌します!タリビッドのジェネリック薬!

Oflox (Ofloxacin) - 200mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:1650 円


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有効成分

オフロキサシン(Ofloxacin)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

服用量は感染の程度により決定しますが、通常、成人の服用量は1日200-800mgです。
400mgまでの服用量で1日1回の服用の場合は、朝に経口服用します。
またこの服用量を超える場合は2回に分けて経口服用します。

以下の場合は、服用量を調節してください。
・腎機能障害の人
クレアチニンクリアランス20-50ml/分: 24時間ごとに100-200mg
クレアチニンクリアランス20ml/分未満: 24時間ごとに100mg
血液透析または腹膜透析を受けている人: 24時間ごとに100mg

・肝機能障害の人
腹水を伴う肝硬変など、重度の肝機能障害を持つ人では、オフロックス200の排出が減ることがあります。
1日の最大服用量は400mgとします。

・多剤耐性結核の人
抗結核の第一選択薬と共に1回400mgを1日2回、6-9ヵ月服用します。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
オフロックス200の使用にあたっては、耐性菌の発現を防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の服用にとどめてください。

 

商品詳細

オフロックス200は、細菌を殺菌することで感染症を治療するニューキノロン系の抗菌薬です。

抗菌薬は、細菌の増殖抑制や殺菌作用を持つ薬のことです。
一般に抗生物質も同じ作用を持っていますが、微生物が産生する物質を生成したものを抗生物質と呼び、完全に化学的合成したものを合成抗菌薬といいます。
従って、抗菌薬には抗生物質と合成抗菌薬の両方が含まれます。

オフロックス200が属するニューキノロン系は合成抗菌薬で、抗生物質と同様に感染症の治療に用いられます。
感染症とは細菌、ウイルス、寄生虫などの病原体が原因となって起こるさまざまな病的反応のことで、主なものではインフルエンザ、B型肝炎、性病、HIV、結核、狂犬病なども感染症に含まれます。
その感染ルートは人から人、動物や虫から、傷口から、食べ物からなどが挙げられ、また症状は原因によって異なりますが、発熱、下痢、嘔吐、せきなどが一般的です。
感染しても症状が現われないものもあれば、場合によっては死に至る重い症状が出るものもあります。

ニューキノロン系抗菌薬は、皮膚、呼吸器、泌尿器、婦人科、眼科、耳鼻科、歯科領域など広い範囲に使用される感染症の治療薬です。
細菌は自分自身をコピーすることで分裂・増殖をしますが、オフロックス200を含むニューキノロン系の薬はDNA(デオキシリボ核酸)の複製に関わる酵素を抑えることで細菌の増殖を阻害し、殺菌作用を発揮します。その抗菌スペクトルは幅広く、偏性嫌気性菌(酸素分子のない環境下でのみ生育可能な菌)を含むグラム陽性菌およびグラム陰性菌に対しても作用します。
グラム陽性菌は、厚い細胞壁を持つ菌で、ブドウ球菌、レンサ球菌、腸球菌などがあります。一方、グラム陰性菌は細胞に外膜を持つ菌で、大腸菌、緑膿菌、インフルエンザ菌などが含まれます。

オフロックス200の有効成分であるオフロキサシンは比較的副作用が少ないとされ、セフェム系やペニシリン系、マクロライド系の抗生物質とは作用機序が異なるため、これらに耐性を示す菌にも有効性が期待できます。

オフロックス200の適応菌種と適応症は以下のとおりです。

・適応菌種
オフロックス200に感性のブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、腸球菌属、淋菌、らい菌、大腸菌、赤痢菌、チフス菌、パラチフス菌、シトロバクター属、肺炎桿菌、エンテロバクター属、セラチア属、プロテウス属、モルガネラ・モルガニー、プロビデンシア属、インフルエンザ菌、緑膿菌、アシネトバクター属、カンピロバクター属、ペプトストレプトコッカス属、トラコーマクラミジア(クラミジア・トラコマティス)

・適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、扁桃炎、急性気管支炎、肺炎、慢性呼吸器病変の二次感染、膀胱炎、腎盂炎、前立腺炎(急性症、慢性症)、精巣上体炎(副睾丸炎)、尿道炎、子宮頚管炎、胆のう炎、胆管炎、感染性腸炎、腸チフス、パラチフス、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属機縁、涙嚢炎、麦粒腫、瞼板腺炎、角膜炎(角膜潰瘍を含む)、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎、ハンセン病

 

他の商品との比較

オフロックス200は、旧来の抗菌薬に比べて抗菌力が強く、適応範囲が広いとされています。

オフロックス200は、服用薬では治療が困難だったら難治性の感染症にもすぐれた効果を発揮します。

オフロキサシンを有効成分とした薬は、日本では錠剤のほかに点眼薬や眼軟膏、耳科用液があり、オフロキサシン(田辺三菱製薬、沢井製薬、鶴原製薬)、タリビッド(参天製薬)、オーハラキシン(大原薬品)、オフテクター(わかもと)、オフロキサット(日医工)、オフロキシン(日東メディック)、オプール(沢井製薬)、オルカビット(大洋薬品、ニデック)、キサトロン(昭和薬品化工)、タツミキシン(辰巳化学)、タリキサシン(日新製薬)、タリザート(あすか製薬、武田薬品、興和テバ、アルフレッサファーマ、大正薬品)、タリビッド(第一三共)、タリフロン(東和薬品)、ファルキサシン(富士フィルムファーマ、ファルキサシン)の名前で発売されています。
また海外ではAkilen、Baccidal、Bactocin、Danoflox、Effexin、Exocin、Exocine、Flobacin、Flodemex、Flotavid、Flovid、Floxal、Floxil、Floxin、Floxstat、Fugacin、Inoflox、Kinflocin、Kinoxacin、Liflox、Loxinter、Marfloxacin、Medofloxine、Medofloxine、Mergexin、Novecin、Nufafloqo、Obide、Occidal、Ofcin、Oflin、Oflocee、Oflocet、Oflocin、Oflodal、Oflodex、Oflodura、Oflox、Ofloxin、Ofus、Onexacin、Operan、Orocin、Otonil、Pharflox、Praxin、Puiritol、Qinolon、Quotavil、Rilox、Sinflo、Tabrin、Taravid、Telbit、Tructum、Uro Tarivid、Viotisone、Zanocinなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、オフロックス200を絶対に服用しないでください。
・オフロックス200の成分またはレボフロキサシン水和物に対し過敏症の既往歴のある人

・妊婦または妊娠している可能性のある人: 妊娠中の服用に関する安全性は確立していません。

・小児など: 低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

【慎重服用】
・高度の腎機能障害のある人: 高い血中濃度の持続が認められています。

・てんかんなどのけいれん性疾患またはこれらの既往歴のある人: けいれんを起こすことがあります。

・キノロン系抗菌薬に対し過敏症の既往歴のある人

・重症筋無力症の人: 症状を悪化させることがあります。

・高齢者: 一般に腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがあるので用量に留意し、慎重に服用してください。

授乳中の人は、オフロックス200の服用中は授乳を避けてください。

動物実験において、関節異常が認められています。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とオフロックス200を併用する場合、充分に注意してください。
・フェニル酢酸系またはプロピオン酸系非ステロイド性消炎鎮痛薬(フルルビプロフェンなど): けいれんを起こすおそれがあります。

・アルミニウムまたはマグネシウム含有の制酸薬など、鉄剤: オフロックス200の効果が減弱されるおそれがあるため、これらの薬剤はオフロックス200の服用1-2時間後に服用してください。

・クマリン系抗凝固薬(ワルファリン): ワルファリンの作用を増強し、プロトロンビン時間の延長が認められたとの報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

オフロックス200を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
発疹、むくみ、じんましん、熱感、そう痒、光線過敏症、不眠、頭痛、ふるえ、しびれ感、視覚異常、耳鳴、めまい、眠気、幻覚、興奮、不安、意識障害、錐体外路障害、BUN上昇、クレアチニン上昇、血尿、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、ALP上昇、γ-GTP上昇、白血球減少、好酸球増多、貧血、悪心、嘔吐、下痢、食欲不振、腹痛、消化不良、腹部不快感、口内炎、舌炎、口渇、便秘、腹部膨満感、倦怠感、発熱、動悸、味覚異常、関節痛、筋肉痛、脱力感 など

極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(紅斑、悪寒、呼吸困難など)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、けいれん、急性腎不全、間質性腎炎、肝機能障害、黄だん、無顆粒球症(発熱、咽頭痛、倦怠感など)、汎血球減少症、血小板減少、溶血性貧血(ヘモグロビン尿)、間質性肺炎、好酸球性肺炎(発熱、せき、呼吸困難、胸部X線異常、好酸球増多など)、偽膜性大腸炎などの血便を伴う重篤な大腸炎(腹痛、頻回の下痢など)、(急激な腎機能悪化を伴う)横紋筋融解症(筋肉痛、脱力感、CPK上昇、血中および尿中ミオグロビン上昇など)、低血糖、アキレス腱炎、腱断裂などの腱障害(腱周辺の痛み、むくみ)、錯乱などの精神症状、過敏性血管炎(発熱、腹痛、関節痛、紫斑、斑状丘疹、皮膚生検で白血球破砕性血管炎など)、抑うつ、重症筋無力症の悪化、劇症肝炎(レボフロキサシン水和物服用にて)

 

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