【警告】
ガチフロキサシンの使用による高/低い血糖症というな血糖値への影響が特に血糖降下剤やインスリンなどを併用している糖尿病の人において報告されています。そのため糖尿病の治療を受けている人へのガチフロキサシンの使用は禁忌とされています。
以下に該当する場合のガチキン400の使用は禁忌とされています。
・有効成分のガチフロキサシンを始めとしたガチキン400に含まれる成分、およびキノロン系抗菌剤に過敏症の人
・2型糖尿病の人
ガチフロキサシンは心電図におけるQT間隔を延長することがあるとされています。
そのためQT間隔の延長が見られる人や、治療を受けていない低カリウム血症のある人、そしてクラスIA(例:キニジン、プロカインアミド)やクラスIII(例:アミオダロン、ソタロール)といった不整脈治療薬を使用している人はガチキン400の使用を避けるべきとされています。
また、ガチフロキサシンとQT間隔を延長する作用のあるとされるシサプリド、エリスロマイシン、向精神薬、三環系抗うつ剤などの薬剤との併用における薬理動態に関する研究は現在のところなされていません。
ガチフロキサシンとこれらの薬剤の併用、そして重度の徐脈や急性の心筋梗塞など不整脈誘発性の症状の見られる人への使用は慎重に行うようにしてください。
キノロン系抗菌剤の使用によるけいれん、頭蓋骨内圧力の上昇、精神障害が報告されています。さらに中枢神経刺激によるふるえ、いらつき、ふらつき、混乱、幻覚、妄想、うつ症状、悪夢、不眠症などが引き起こされる場合もあるとされています。
これらの症状はキノロン系抗菌剤の服用開始時から認められることもあるため、ガチフロキサシンの使用において上記のような症状が認められた場合には、ガチフロキサシンの使用を中断し、適切な療法を適応する必要があります。
他のキノロン系抗菌剤と同様、脳動脈硬化症、てんかん、脳卒中誘発要因といったような中枢神経障害が認められる人、および中枢神経障害が疑われる人へのガチフロキサシンの使用には注意が必要とされています。
キノロン系抗菌剤の使用による重篤、かつ時には致命的となる過敏症症状やアナフィラキシー反応の発現が報告されています。このような症状は服用開始時から発現することもあるため、ガチフロキサシンの使用によって皮膚症状や過敏症反応が見られた場合には、ガチフロキサシンの使用を中断する必要があります。
ガチフロキサシンを含めたほぼすべての抗生物質/抗菌剤の使用による軽度から重度に渡る偽膜性大腸炎の発生が報告されています。抗生物質/抗菌剤の使用によって下痢が継続するような場合には医師の診断を受ける必要があります。
腎機能の低下している人においては、腎臓からのガチフロキサシンの排泄が低下する可能性があるため、腎機能の低下しているおけるガチフロキサシンの使用には注意が必要とされています。そのため腎機能障害のある人にガチフロキサシンを使用する場合には使用前、そして使用中に渡って綿密な腎機能検査が必要とされ、また腎不全(クレアチニンクリアランス<40mL/分)である人においては、ガチフロキサシンの服用量の調整が必要であるとされています。
妊娠中の女性の使用におけるガチフロキサシンの安全性は確立されていないため、妊娠している女性のガチフロキサシンの使用は、医師によってその効果効用が胎児に与える危険性を上回ると判断された場合に飲みに使用するようにしてください。
ガチフロキサシンが母乳中に排出するかどうかは不明であるため、授乳中におけるガチフロキサシンの使用には注意が必要とされています。
18歳未満の学童、小児に対する安全性は確立されていません。
他の疾患で医療機関に懸る場合は医師にガチキン400を使用していることを伝えてください。
処方された用途以外で使用することはせず、また他人と共用することはしないで下さい。
子供の手の届かない涼しいところで、直射日光や霜から避けて保管してください。
使用期限がきれているものや、外装に損傷のあるものの使用はしないでください。