ガチキン400(ガチフロキサシン)400mg

440 円!! 強力な殺菌作用をもち、且つ耐性菌の発現が少ないとされているフルオロキノロン系抗生物質!特に呼吸器感染症の起因菌に対して効果的!

Gatiquin 400 (Gatifloxacin) - 400mg (5 Tablet)

■ 5錠

価格:440 円

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有効成分

ガチフロキサシン(Gatifloxacin)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用は医師の指示に基づいた適切な用量、用法を用いるようにしてください。

●慢性気管支炎の急激な増悪
通常成人は、1日1回400mg(1錠)を5日間服用します。

●急性副鼻腔炎
通常成人は、1日1回400mg(1錠)を10日間服用します。

●院外感染性肺炎
通常成人は、1日1回400mg(1錠)を7-14日間服用します。

●無併発性の皮膚、および皮膚組織感染症
通常成人は、1日1回400mg(1錠)を7-10日間服用します。

●無併発性の尿路感染症(膀胱炎)
通常成人は、1日1回400mg(1錠)か200mg(1/2錠)を3日間服用します。

●複雑性尿路感染症
通常成人は、1日1回400mg(1錠)を7-10日間服用します。

●急性腎盂腎炎
通常成人は、1日1回400mg(1錠)を7-10日間服用します。

●男性における無併発性尿道淋菌症、及び女性における子宮頸管内、直腸林菌症
通常成人は、1回400mg(1錠)を1度だけ服用します。

 

商品詳細

ガチキン400はフルオロキノロン(キノロン/ニューキノロン)系抗菌剤の一つであるガチフロキサシンを有効成分とし、呼吸器感染症を始めとしたさまざまな細菌性感染症に効果を発揮する薬です。

細菌とは目に見えない大きさの単細胞の微生物です。そのほとんどが自然界のありとあらゆるところに存在し、主に有機物や排泄物などを無機物へと分解することによる物質循環、環境浄化に携わっていますが、中には腸内細菌と呼ばれる菌類のように人体に生息し整腸作用、免疫力の増強、ビタミンやホルモンの作成といったように人体の健康維持に欠かせない役割を果たしているものもいます。
たいていの細菌は人体にとって無害であるとされていますが、中には宿主に感染することによって病気を引き起こす病原性のあるものも存在し、この病原性細菌の感染によって引き起こされる様々な疾患を細菌感染症と呼んでいます。

細菌感染症は人体に侵入し増殖した病原細菌によって産生される細菌毒素が正常な宿主細胞機能を障害することによって発症します。中には病原細菌の感染によって組織が破壊されることもあり、抗生物質の開発までは不治の病とされていました。

抗生物質は細菌感染症の原因となっている病原細菌を直接死滅(殺菌)、或いはその増殖を抑制(静菌)することによって最終的に病原細菌を死滅させる作用を持つ薬剤で、人体にとって異物となる細菌独特の構造や増殖機能のみを損傷させることによってその効果を発揮するという特徴を持っています。従来は他の微生物によって産生される抗菌作用を持つ化学物質を元として製造されたものが主流でしたが、現在では人工合成された化学物質が用いられることもあり、このような人工の抗菌作用を持つ薬剤を従来の抗生物質とは区別して抗菌剤と呼んでいます。

ガチフロキサシンは日本の杏林製薬によって開発されたフルオロキノロン(キノロン/ニューキノロン)系に属する抗菌剤です。細菌のDNAの複製過程に必要不可欠となるDNAジャイレースとトポイメラーゼIVの両酵素の働きを阻害することによって多くの病原細菌に対する強力な殺菌作用を発揮するうえ、他の抗生物質において問題となっている耐性菌が発現しにくいとされています。
特に呼吸器感染症の主な原因菌であるとされている肺炎球菌、インフルエンザ菌、ブランハメラ・カタラーリス、マイコプラズマ、クラミジアに対する抗菌力に優れているとされることから、フルオロキノロン(キノロン/ニューキノロン)系抗菌薬の中でもレスピラトリーキノロンと称されています。

ガチフロキサシンは肝臓での代謝を受けず、また、他のフルオロキノロン(キノロン/ニューキノロン)系抗菌薬の使用で懸念されていた光毒性や心電図上でのQT時間の延長などがほとんどみとめられないことから安全性も高いとされていましたが、原因不明の高血糖や低血糖といった血糖値異常の発現件数が数々報告されたことをうけ、現在では日本をはじめとした各国で販売終了となっています。

 

他の商品との比較

グラム陽性菌、グラム陰性菌、嫌気性菌、非定形型菌に対して幅広い抗菌スペクトルを有し、中でも肺炎球菌、マイコプラズマ、クラミジアなどの呼吸器感染症をの原因とされている細菌に対する抗菌作用が優れているとされています。

類似薬と比較して耐性菌の発現が少ないとされているうえ、光毒性や心電図上のQT時間延長といった副作用の発現がほとんど見られないとされています。

使用による高血糖や低血糖といった血糖値異常が懸念されるため、糖尿病の人への使用は禁忌とされています。

ガチキン400と同じくガチフロキサシンを使用した経口内服薬としては、日本ではガチフロ錠(杏林製薬、大日本住友製薬)が販売されていましたが、現在では販売終了となっており、現在では同成分を使用した点眼薬(ガチフロ点眼薬・千寿製薬)のみが販売となっています。
海外ではGatiflo、Tequin、Zymarなどのブランド名で取り扱われていましたが、現在ではほとんどの国で日本と同様、販売終了となっています。

 

特別な注意

【警告】
ガチフロキサシンの使用による高/低い血糖症というな血糖値への影響が特に血糖降下剤やインスリンなどを併用している糖尿病の人において報告されています。そのため糖尿病の治療を受けている人へのガチフロキサシンの使用は禁忌とされています。

以下に該当する場合のガチキン400の使用は禁忌とされています。
・有効成分のガチフロキサシンを始めとしたガチキン400に含まれる成分、およびキノロン系抗菌剤に過敏症の人

・2型糖尿病の人

ガチフロキサシンは心電図におけるQT間隔を延長することがあるとされています。
そのためQT間隔の延長が見られる人や、治療を受けていない低カリウム血症のある人、そしてクラスIA(例:キニジン、プロカインアミド)やクラスIII(例:アミオダロン、ソタロール)といった不整脈治療薬を使用している人はガチキン400の使用を避けるべきとされています。
また、ガチフロキサシンとQT間隔を延長する作用のあるとされるシサプリド、エリスロマイシン、向精神薬、三環系抗うつ剤などの薬剤との併用における薬理動態に関する研究は現在のところなされていません。
ガチフロキサシンとこれらの薬剤の併用、そして重度の徐脈や急性の心筋梗塞など不整脈誘発性の症状の見られる人への使用は慎重に行うようにしてください。

キノロン系抗菌剤の使用によるけいれん、頭蓋骨内圧力の上昇、精神障害が報告されています。さらに中枢神経刺激によるふるえ、いらつき、ふらつき、混乱、幻覚、妄想、うつ症状、悪夢、不眠症などが引き起こされる場合もあるとされています。
これらの症状はキノロン系抗菌剤の服用開始時から認められることもあるため、ガチフロキサシンの使用において上記のような症状が認められた場合には、ガチフロキサシンの使用を中断し、適切な療法を適応する必要があります。

他のキノロン系抗菌剤と同様、脳動脈硬化症、てんかん、脳卒中誘発要因といったような中枢神経障害が認められる人、および中枢神経障害が疑われる人へのガチフロキサシンの使用には注意が必要とされています。

キノロン系抗菌剤の使用による重篤、かつ時には致命的となる過敏症症状やアナフィラキシー反応の発現が報告されています。このような症状は服用開始時から発現することもあるため、ガチフロキサシンの使用によって皮膚症状や過敏症反応が見られた場合には、ガチフロキサシンの使用を中断する必要があります。

ガチフロキサシンを含めたほぼすべての抗生物質/抗菌剤の使用による軽度から重度に渡る偽膜性大腸炎の発生が報告されています。抗生物質/抗菌剤の使用によって下痢が継続するような場合には医師の診断を受ける必要があります。

腎機能の低下している人においては、腎臓からのガチフロキサシンの排泄が低下する可能性があるため、腎機能の低下しているおけるガチフロキサシンの使用には注意が必要とされています。そのため腎機能障害のある人にガチフロキサシンを使用する場合には使用前、そして使用中に渡って綿密な腎機能検査が必要とされ、また腎不全(クレアチニンクリアランス<40mL/分)である人においては、ガチフロキサシンの服用量の調整が必要であるとされています。

妊娠中の女性の使用におけるガチフロキサシンの安全性は確立されていないため、妊娠している女性のガチフロキサシンの使用は、医師によってその効果効用が胎児に与える危険性を上回ると判断された場合に飲みに使用するようにしてください。

ガチフロキサシンが母乳中に排出するかどうかは不明であるため、授乳中におけるガチフロキサシンの使用には注意が必要とされています。

18歳未満の学童、小児に対する安全性は確立されていません。

他の疾患で医療機関に懸る場合は医師にガチキン400を使用していることを伝えてください。

処方された用途以外で使用することはせず、また他人と共用することはしないで下さい。

子供の手の届かない涼しいところで、直射日光や霜から避けて保管してください。

使用期限がきれているものや、外装に損傷のあるものの使用はしないでください。

 

他の薬との併用

ガチキン400と以下の薬剤との併用には注意が必要とされています。
また、これらの薬剤以外でも何らかの薬と併用する場合には、処方薬・市販薬に関わらず医師、或いは薬剤師に事前に確認し、安全性を確かめてから使用するようにしてください。

以下に挙げる薬剤とガチフロキサシンを同時に使用するとガチフロキサシンの効果が減弱させられるとされています。そのため以下の薬剤はガチフロキサシンの服用後、4時間以上が経過してから使用するようにしてください。
・硫酸鉄
・亜鉛、マグネシウム、鉄を含んだダイエット補助薬(ビタミン剤)
・アルミニウム/マグネシウムを制酸剤

ジゴキシン:ジゴキシンの血中濃度を上昇させ、ジゴキシンによる中毒性を引き起こす危険性があります。

プロベネシド:ガチフロキサシンの血中濃度を上昇させ、副作用を誘発する可能性があります。

ワーファリン/ワルファリン:他のキノロン系抗菌剤との併用によって、その効果の増強が報告されているため、プロトロンビン時間やそのほかの適切な抗凝固療法試験の観測が必要であるとされています。

NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬):キノロン系抗菌剤との併用によって中枢神経刺激作用や、ひきつけを誘発する可能性があるとされています。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師による処置を受けるようにしてください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時点で使用してください。
ただし次の使用時間が近い場合には、忘れた分を飛ばして次回分から使用してください。
忘れたからと言って、一度に2回分を使用することはしないでください。

 

副作用

ガチキン400の使用による副作用には以下に挙げる症状があります。
これらの症状や、他に気になる症状が発現、継続する場合には速やかに医師に相談して下さい。

・主な副作用
軽度の吐き気、嘔吐、腹痛、下痢、めまい、不安、混乱、おりものの増加、性器の痒み、睡眠障害(不眠や悪夢)、頭痛など

・極稀に起こる重篤な副作用
過敏症反応(じんましん、呼吸困難、顔、唇、下、喉の腫れなど)、ふらつき、失神、けいれん(ひきつけ)、麻痺、チクチクした感覚、焼けるような痛み、赤い水疱、皮膚の剥離、水っぽい/血の混じった下痢、吐き気、腹痛、微熱、食欲減退、褐色の尿、粘土色の便、黄だん、関節(特に腕や足くび)の突然の痛みや腫れ、発疹など

 

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