グラビター (臭化ピリドスチグミン) 60mg

530 円!! 脳から出される筋肉への伝達指令をスムーズにし、低下した筋肉機能を改善!重症筋無力症の諸症状に効果あり!メスチノンのジェネリック薬!

GRAVITOR (PYRIDOSTIGMINE BROMIDE BP) - 60MG (10 TABS)

■ 10錠

価格:530 円

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有効成分

臭化ピリドスチグミン(PYRIDOSTIGMINE BROMIDE BP)

 

製造国

インド

 

製造元

--------------------- (---------------------)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

【重症筋無力症】
<成人>
通常、1日10錠(600mg)を5-6回に分割経口服用します。

最大の効果を出すために、等間隔で服用し、服用量は、年齢・症状に応じて適宜増減してください。

<小児>
6歳未満の小児は初期服用量を30mg(半錠)、6歳以上12歳未満の小児は服用量を60mg(1錠)とし、1日15-30mgずつ、標準維持量(通常、1日30-360mg)まで増量します。

・臭化ピリドスチグミンの使用量は胸腺除去後、或いは他薬(ステロイド、免疫抑制剤など)との併用療法によって著しく減量することができます。

・重症筋無力症治療薬として臭化ピリドスチグミンを多量に使用する場合、そのムスカリン様作用を抑制するためにアトロピンや抗コリン薬を服用する必要が生じることがあります。
また、アトロピンや抗コリン薬によって消化管の動きが抑制され、臭化ピリドスチグミンの吸収に影響がでることがあります。

【麻痺性イレウス、手術後の尿閉の治療薬として】
<成人>
通常、1日1-4錠(60-240mg)を服用します。

<小児>
通常、1日15-60mgを目安とし、年齢・症状に応じて適宜増減します。

 

商品詳細

グラビターは、筋肉に作用する神経伝達物質の量を増やす薬で、主に重症筋無力症(MG)の症状改善に使用されます。

重症筋無力症とは、脳から出される神経伝達の指令が円滑に筋肉まで伝わらなくなるために、筋肉が動かしづらくなる難病です。
筋肉の活動は、神経末端からアセチルコリンという神経伝達物質が放出され、この物質を筋肉表面にあるレセプター(受容体)が受け取ることによって筋肉が収縮し、筋肉を動かすことができます。
しかし重症筋無力症の人では、何らかの原因によりアセチルコリン受容体に対して自己抗体をつくり出してしまうためにアセチルコリンが受容体と結合せず、神経から筋肉への指令がうまく伝わらないためにさまざまな症状が現われてきます。
主な症状として、筋力の低下、著しく疲れやすくなる、まぶたが下がる(眼瞼下垂)、物が二重に見える(複視)などが現われ、さらに症状が進むと、ものの飲み込みが困難(嚥下困難)になったり、声が出しにくい、首・肩・上腕から腰・下肢の筋肉の脱力などが起こります。
また最悪の場合には呼吸筋がマヒするクリーゼ(急性増悪)が発現し、生命にかかわることもあります。

このようにアセチルコリン受容体の働きを妨げる抗アセチルコリン受容体抗体が、どのように体内でつくられるかという過程は解明されていません。しかし胸腺腫のある人で重症筋無力症になる人が多くみられることから、このふたつの病気には何らかの関係があると考えられているほか、ウイルスがアセチルコリン受容体に反応することで発症すると考えるウイルス説などもあります。
重症筋無力症は小児から高齢者まで幅広く発症し、一般には男性よりも20-40代の女性に多い傾向がありますが、遺伝による発症は認められていません。

かつては治療不可能とされていた重症筋無力症ですが、現在では適切な治療をすることによって、その約8割は症状が改善し、日常生活に戻れるとも言われています。
外科的治療には、原因とされている胸腺を摘出する方法があり、それ以外には血液浄化療法や薬物療法などがあり、それぞれを併用することもあります。

グラビターは、神経伝達物質であるアセチルコリンを分解する酵素(アセチルコリンエステラーゼ)の作用を阻害するコリンエステラーゼ阻害薬です。
有効成分の臭化ピリドスチグミンがアセチルコリンの分解を抑制し、シナプス間隙のアセチルコリン濃度を高めることで脳内のアセチルコリン濃度が上がり、症状の進行を遅らせる働きをします。

 

他の商品との比較

一般骨格筋のほか、脳神経支配下の小骨格筋にすぐれた効果があります。
特に嚥下障害や構音障害などの球まひ症状、および眼瞼下垂、複視、眼球運筋障害にすぐれた効果があります。

コリンエステラーゼ活性阻害および特有の薬理作用を示しますが、その活性はより緩和であり、作用は徐々に発現しますが持続的です。

臭化ピリドスチグミンを有効成分とした薬は、日本ではメスチノン(共和薬品)、また海外ではMestinon、Regonolなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、グラビターを絶対に服用しないでください。
・グラビターの成分に対し過敏症の既往歴のある人

・消化管または尿路の器質的閉塞のある人: せん動運動を亢進させ、また排尿筋を収縮させるおそれがあります。

・迷走神経緊張症の人: 迷走神経を興奮させるおそれがあります。

・脱分極性筋弛緩剤(スキサメトニウム)を服用中の人: 脱分極性筋弛緩剤の作用が増強するおそれがあります。

 

【慎重服用】
・気管支喘息の人: 気管支平滑筋を収縮させ、気管支喘息の症状を悪化させるおそれがあります。

・腎機能障害のある人: 高い血中濃度が持続するおそれがあります。

・肝動脈閉塞のある人: 冠血流を著しく低下させるおそれがあります。

・徐脈のある人: 心拍数低下を起こすおそれがあります。

・消化性潰瘍のある人: 胃液分泌を亢進させ、症状を悪化させるおそれがあります。

・てんかんの人: てんかんの症状を悪化させるおそれがあります。

・パーキンソン症候群の人: パーキンソン症候群の症状を悪化させるおそれがあります。

 

【重要な基本的注意】
・重症筋無力症の人では、症状の重篤かつ急速な悪化をみる場合あります(クリーゼ)。
クリーゼには抗コリンエステラーゼ剤不足による筋無力症のクリーゼ(症状:呼吸困難、唾液排出困難、チアノーゼ、全身の脱力など)と、抗コリンエステラーゼ剤過剰によるコリン作動性クリーゼ(症状:腹痛、下痢、発汗、流涎、縮瞳、線維症けい縮など)とがあります。

・ムスカリン様作用軽減のために、アトロピンを服用することは、コリン作動性作用を過小評価し、グラビターの過剰服用を招くおそれがあるので、常用しないでください。

 

グラビターは主として腎臓から排出されますが、高齢者では腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがあります。
高齢者が服用する場合には、少量から服用を開始するなど服用量に留意し、症状を観察しながら慎重に服用してください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断させる場合にのみ服用してください。

授乳婦の服用に関する安全性は確立していないため、授乳婦が服用する場合には授乳を中止してください。

低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とグラビターを、絶対に併用しないでください。
・脱分極性筋弛緩剤(スキサメトニウム): 脱分極性筋弛緩剤の作用が増強するおそれがあります。

 

以下の薬剤とグラビターを併用する場合、注意してください。
・副交感神経抑制剤(アトロピンなど): 副交感神経抑制剤は、ムスカリン様作用を隠蔽し、グラビターの過剰服用を招くおそれがあるため、常用しないでください。

・コリン作動薬(アセチルコリン、ベタネコールなど)、コリンエステラーゼ阻害薬(ドネペジルなど): コリン作用が増強するおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

グラビターを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
下痢、腹痛、発汗、流涎、嘔吐、縮瞳、悪心、腹鳴、流涙、気管支分泌の亢進、骨格筋の線維性けい縮、頭痛、動悸、耳鳴、発疹

極稀に起こる重篤な副作用
コリン作動性クリーゼ(呼吸筋まひ、線維性けい縮、腹痛、下痢、発汗、流涎、縮瞳など)

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。