サン・ジェルクリーム・オイルコントロールSPF50+は、肌に有害な紫外線や高エネルギー可視光線を強力にブロックすると同時に肌細胞の自己修復メカニズムをサポートする働きを持ち、さらに肌の潤いも保つサンスクリーンです。
地球に到達する太陽光線のうち、波長が短く、エネルギーの高い光が紫外線(UV)です。赤外線が熱的な作用をおよぼすことが多いのに対して、紫外線は殺菌消毒、ビタミンDの合成など、主に化学的な作用を特徴としているほか、血行や新陳代謝の亢進、皮膚抵抗力の促進などの働きもします。
紫外線はA、B、Cの3種類に分けられ、このうち地球に到達しているのはUV-AおよびUV-Bです。UV-Aは皮膚に色素を沈着させて黒くするサンタンを引き起こします。紫外線の中では波長が長いために肌の奥深くまで到達し、コラーゲンを変性させてシワの原因になるなど、時間をかけてさまざまな影響を肌に与えます。また雲やガラスを通り抜けやすい性質を持つため、曇りの日や室内でもその影響を受けることがあります。一方UV-Bは、波長が短いために地上に到達する量はごく少量ですが、エネルギーが強いために皮膚表面の細胞を傷つけ、炎症を起こすなど、肌が赤くなる日焼けであるサンバーンの主な原因となります。
肌に悪影響を与えるのはこれらの紫外線だけではありません。近年では高エネルギー可視光線(HEVIS)による影響も問題視されています。目に見えない紫外線とは異なりHEVISは文字どおり目に見える光で、網膜に到達すると酸化ストレスを誘発し、目を守る役割を持つルテインという色素を劣化させるために加齢黄斑変性や白内障などを引き起こすと考えられています。さらにこのHEVISは目だけでなく肌の奥にまで到達し、活性酸素の中でも強い酸化力を持つ一重項酸素を発生させて細胞膜を破壊し、シミ、シワ、ソバカスなどの原因になります。
サン・ジェルクリーム・オイルコントロールSPF50+は、先進スペクトル技術により紫外線UV-AおよびUV-BやHEVISによる肌へのダメージを防ぐだけでなく、肌にとって有用な成分も配合したサンスクリーンです。有効成分のリコカルコン・エーおよびグリチルリチン酸は、漢方にも使用される薬草である甘草(カンゾウ)の根に由来する成分で、強力な抗酸化作用に加えて肌の炎症を内側から抑えるなどの作用があります。
角質層を形成している脂質成分のひとつで、肌のうるおいや柔軟性を保ち、外部の刺激から肌を守るバリアとしても働いている成分にセラミドがありますが、コカルコン・エーはこのセラミドをつくる力を補助するほか、皮膚細胞に悪影響を与え、老化を促進するフリーラジカルを中和させるように働くため、肌の表皮の深層部にある細胞を紫外線から守り、キメ細かい肌が期待できます。またグリチルリチン酸は、これらの働きに加え、肌が本来持つDNAを修復するメカニズムをサポートするといわれています。
サン・ジェルクリーム・オイルコントロールSPF50+は、紫外線およびHEIVSにより発生する活性酸素を中和する働きを持つ先進スペクトル技術のほかにも、DNA修復機能を支援する革新的フォトエイジングコントロールフォーミュラにより、肌を紫外線やHEVISからしっかりと守ってくれます。さらに皮脂の分泌をコントロールするL-カルニチンや微粒子吸収による独自のオイルコントロール技術も兼ね備えており、肌に塗った直後でもベタつかず、テカりを抑える効果が最大で8時間持続するだけでなく、敏感肌やニキビのできやすい人でも安心して使用できるのが特徴です。