セフジエル300(セフジニル)300mg

1740 円!! ペニシリンと同じ作用を持つセフェム系抗生物質!細胞分裂の際の細胞壁合成を阻害することで増殖を抑制!細菌を死滅させます!副作用が少ないセフゾンのジェネリック薬!

Cefdiel 300 (Cefdinir) - 300mg (10 Capsule)

■ 10カプセル

価格:1740 円

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有効成分

セフジニル(Cefdinir)

 

製造国

インド

 

製造元

Ranbaxy

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は以下の用量を服用します。
●市中肺炎: 1回1カプセルを12時間ごとに10日間経口服用します。
●急性増悪気管支炎: 1回1カプセルを12時間ごとに5-10日間、または1日1回2カプセルを24時間ごとに10日間経口服用します。
●急性上顎洞炎: 1回1カプセルを12時間ごとに10日間、または1日1回2カプセルを24時間ごとに10日間経口服用します。
●咽頭炎、ヘントウ炎: 1回1カプセルを12時間ごとに5-10日間、または1日1回2カプセルを24時間ごとに10日間経口服用します。
●単純皮膚感染、皮膚組織感染症: 1回1カプセルを12時間ごとに10日間経口服用します。

 

商品詳細

セフジエル300は、広い抗菌スペクトルを持つ第三世代セフェム系(第二世代に分類されることもあります)の抗生物質です。

細菌は地球上のありとあらゆる場所に存在し、自己増殖ができる最も小さい単細胞原核生物のことで、例えば水中や土中に棲む細菌もあれば、人間や動物の皮膚や消化管、口内、生殖器などに棲むものもいます。 細菌性の感染症は、この細菌が原因となって起こる発熱、痛み、下痢などの症状です。

細菌はいくつかの方法で分類することができますが、そのひとつがグラム色素という特殊な色素に対する染まり方による分類です。
この色素に青く染まる菌をグラム陽性菌といい、菌そのものがペプチドグリカンという物質でできた厚い層におおわれているため、乾燥した場所や暑い・寒い場所などに生息することができます。 人の体では皮膚に、また自然環境中においては土中などに多く存在しており、化学的な作用における抗力が弱く、抗生物質が効きやすいという特徴があります。

一方、グラム染色でピンク色に染まる菌をグラム陰性菌と呼び、これには大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌、コレラ、淋菌などが含まれます。 グラム陰性菌は、物理的要因や温湿度要因に対してはあまり強くありませんが、化学物質から護る外膜を持っているために、グラム陰性菌に対しては抗生物質が効きにくいとされています。また菌体内に、発熱、血液凝固、血圧降下作用などを起こす毒素を持っており、化学療法などで菌が死滅するとこれらの毒素が放出され、内毒素ショックを引き起こすことがあります。

これらの細菌細胞はいずれも分裂をし、自身をコピーしていくことで繁殖していますが、例えば細胞が2つに分裂する場合、まずあらかじめ2つ分の細胞質構成、細胞膜、細胞壁、外膜などの付属器官がつくられ、その後に分裂します。この器官の中で特に大切な役割を持つのが細菌細胞を囲む細胞壁で、5-20気圧とも言われる細胞内外の浸透圧差や外圧から内部構造を守る働きをしています。そのため細胞は、この細胞壁がないと圧力に耐えることができなくなるために破壊し、死滅してしまいます。 この細胞壁の合成を阻害し、細胞の繁殖を阻害する働きを持つのが、セフジエル300が属するセフェム系抗生物質です。

セフジエル300の有効成分であるセフジニルは、グラム陽性菌や陰性菌に対して広範囲な抗菌スペクトルを有し、各種グラム陰性菌のほか、特にブドウ球菌属、レンサ球菌属などのグラム陽性菌に対して既存の経口用セフェム剤よりも優れた抗菌力を持ち、殺菌的作用を示します。ただし、緑膿菌や細胞壁を持たないマイコプラズマやウイルス類に対しては効果を発揮しません。
またセフジニルペニシリンと同じような機序で細胞壁の合成を阻害する作用を持ちますが、ペニシリンと比較して副作用やショックなどのアレルギー症状が少ないのが特長です。

●適応症
表在性皮膚感染症、深在性皮膚感染症、リンパ管・リンパ節炎、慢性膿皮症、外傷・熱傷および手術創などの二次感染、乳腺炎、肛門周囲膿瘍、咽頭・喉頭炎、ヘントウ炎、急性気管支炎、肺炎、ぼうこう炎、腎盂腎炎、尿道炎、バルトリン腺炎、子宮内感染、子宮付属器炎、麦粒腫、瞼板腺炎、外耳炎、中耳炎、副鼻腔炎、歯周組織炎、歯冠周囲炎、顎炎

 

他の商品との比較

グラム陽性菌・陰性菌に対し広範囲な抗菌スペクトルを有し、第三世代セフェム剤に匹敵する殺菌的抗菌作用を示します。

既存の経口用セフェム剤に比べブドウ球菌属、レンサ球菌属などグラム陽性菌にも強い抗菌力を示すことより、グラム陽性菌、陰性菌にバランスのとれた抗菌作用を示します。

セフジニルを有効成分とした薬は、日本ではセフジニル(田辺製薬、田辺三菱製薬、富士フイルムファーマ、陽進堂、興和テバ、大正薬品、マイラン製薬、日医工、辰巳化学、化研生薬、メディサ新薬、日本ジェネリック、沢井製薬)、セフゾン(アステラス製薬)、セフニール(東和薬品)の名前で発売されています。

海外ではCefzon、Ominicefなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、セフジエル300を絶対に服用しないでください。
・セフジエル300の成分によるショックの既往歴のある人

以下の場合、セフジエル300を服用しないことを原則としますが、特に必要とする場合には慎重に服用してください。
・セフジエル300の成分またはセフェム系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・ペニシリン系抗生物質に対し、過敏症の既往歴のある人
・本人または両親、兄弟に気管支喘息、発疹、じんましんなどのアレルギー症状を起こしやすい体質を有する人
・高度の腎障害のある人
・経口摂取の不良な人または非経口栄養の人、全身状態の悪い人: ビタミンK欠乏症状が現われることがあるので、観察を充分に行なってください。
・高齢者

【重要な基本的注意】
・ショックが現われるおそれがあるので、充分な問診を行なってください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・セフジエル300の使用にあたっては、耐性菌の発現などを防ぐため、原則として感受性を確認し、疾病の治療上必要な最小限の期間の服用にとどめてください。
・高度の腎障害のある人では血中濃度が持続するので、腎障害の程度に応じて服用量を減量し、服用の間隔をあけて使用してください。血液透析をしている人では1日100mg1回服用が望ましいとされています。
・鉄剤との併用は避けることが望ましいとされています。やむを得ず併用する場合には、セフジエル300の服用後3時間以上をあけて服用してください。

高齢者では次の点に注意し、用量ならびに服用間隔に留意するなど状態を観察しながら、慎重に服用してください。
1)高齢者では生理機能が低下していることが多く、副作用が発現しやすいとされています。
2)高齢者ではビタミンK欠乏による出血傾向が現われることがあります。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

小児などに対する安全性は確立していません。

テステープ反応を除くベネディクト試薬、フェーリング試薬、クリニテストによる尿糖検査では偽陽性を呈することがあるので注意してください。

直接クームス試験陽性を呈することがあるので注意してください。

粉ミルク、経腸栄養剤など鉄添加製品との併用により、便が赤色調を呈することがあります。

尿が赤色調を呈することがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤と併用する場合、注意してください。
・鉄剤: セフジエル300の吸収を約10分の1まで阻害するので、併用は避けることが望ましいとされています。やむを得ず併用する場合には、セフジエル300の服用後3時間以上間隔をあけて服用してください。
・ワルファリンカリウム: ワルファリンカリウムの作用が増強されるおそれがあります。
・制酸剤(アルミニウムまたはマグネシウム含有): セフジエル300の吸収が低下し、効果が減弱されるおそれがあるので、セフジエル300の服用後2時間以上間隔をあけて服用してください。

 

誤って大量に服用した場合

 医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

セフジエル300を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、じんましん、そう痒、発熱、浮腫、紅斑、好酸球増多、顆粒球減少、BUN上昇、下痢、腹痛、胃部不快感、悪心、嘔吐、胸やけ、食欲不振、便秘、口内炎、カンジダ症、黒毛舌、ビタミンK欠乏症状(低プロトロンビン血症、出血傾向など)、ビタミンB群欠乏症状(舌炎、口内炎、食欲不振、神経炎など)、めまい、頭痛、胸部圧迫感、しびれ

●極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、じんましんなど)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、中毒性表皮壊死症(ライエル症候群)、血液障害(汎血球減少、無顆粒球症、血小板減少、溶血性貧血)、大腸炎、間質性肺炎、PIE症候群、腎障害、劇症肝炎、肝機能障害、黄だん

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。