ゼナジン(テトラベナジン)25mg

52910 円!! 脳の神経伝達物質の働きを止め、ハンチントン病に伴う体の不随意運動や精神症状を改善!遺伝性難病・ハンチントン病の唯一の治療薬!

Tetrabenzine Xenazine (Tetrabenazine) - 25mg (112 Tablets)

■ 112錠

価格:52910 円

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有効成分

テトラベナジン(TETRABENAZINE)

 

製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

Cambridge Laboratories

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

ゼナジン25mgの服用量は、個人の症状により異なります。

通常、成人の服用開始量は1日12.5mgを朝に経口服用してください。
1週間後、1日25mgまたは1回12.5mgを1日2回に増量します。
さらに症状に応じて1週間単で徐々に12.5mgずつ増量していき、1日の服用量が
37.5-50mgになった場合は、3回に分けて服用してください。
なお1回の最大服用量は25mgとします。また1日の服用量が100mgを超えないようにしてください。

 

商品詳細

ゼナジン25mgは、ハンチントン(舞踏)病の不随意運動(舞踏病運動)の症状を改善する薬です。

ハンチントン病は、主に遺伝が原因で起こる神経変性疾患で、脳の神経細胞が死ぬことによって体が不自由になる病気です。徐々に発症し、進行する舞踏運動といわれる異常運動と 、痴呆(ちほう)や人格変化が特徴です。 ヨーロッパでは10万人中4-8人の割合で発生しますが、日本での発生率はその約10分の1とされ、その多くは35-50歳で発症します。これらの症状は気付かないうちに始まり、ゆっくり時間をかけて悪化していきます。

舞踏運動は、自分の意志に反して動いてしまう不規則で非規律的な運動のひとつで、顔をしかめる、舌を出す、手足がはじくように動く、まばたきが頻繁になるなどの動きが手足、表情、首などにみられます。最初のうちは目立たないため気付かないことが多いようですが、やがて筋肉が協調できなくなり、動作が鈍くなり、最終的には全身が侵されてしまうことで歩行、食事、会話、座るなどの日常行動がほぼ不可能になります。
また精神面においてもほぼ同じで、最初のうちは目立った症状は現われませんが、徐々に怒りっぽくなったり、気分が落ち込んだりするなど、衝動が抑えられなくなってきます。しかし物忘れや記憶障害などはほとんど認められません。さらに進行すると、行動が無責任になる、目的もなく徘徊する、といった症状のほか、重篤なうつ状態が起こり自殺を図ったり、痴呆症状が現われ、独力で社会生活を送ることが困難になってきます。

遺伝子には4種類の核酸があり、第4染色体に局在している遺伝子(IT15またはハンチンチン)の一部には3つの核酸(シトシン、アデニン、グアニン)の繰り返し配列があります。ところがハンチントン病の人ではこの繰り返しが不自然に伸びており、これが異常なたんぱく質を作ることでハンチントン病が発症することが明らかになっています。
今まで、この長い繰り返し配列が生じる原因については解明されていませんでしたが、つい最近、ハンチントン病は、病気の原因となるたんぱく質によって、損傷したDNAを修復する仕組みが働かなくなることが原因で起こるとの研究結果が発表されました。

現在のところ、ハンチントン病に対する根本的治療法はないため、対症療法として、不随意運動に対しては抗うつ薬であるドパミン受容体遮断薬や全身性モノアミン枯渇薬が使用されています。
ゼナジン25mgの有効成分であるテトラベナジンは、脳内の神経伝達物質であるモノアミンが神経端末から出ないように働きかけるモノアミン枯渇剤で、脳内の特定物質(ドパミン、ノルエピネフリン、セロトニンなど)の含量を低下させる働きによりハンチントン病の不随意運動(舞踏病運動)の症状改善に効果を発揮します。
またハンチントン病でもっとも病変が強いと考えられている尾状核、被殻、側座核への結合活性が高いことも、効果的な改善を示す理由であるとされています。

 

他の商品との比較

テトラベナジンは、アメリカでは希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)として使用されています。またFDA(米国食品医薬品局)から、ハンチントン病に関連した舞踏病の治療薬として初めて承認された薬です。

テトラベナジンは日本ではアルフレッサファーマ社が開発・販売権を取得していますが、2012年5月現在、厚生労働省による認可は下りていません。

海外では、Nitoman、Rubigenなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ゼナジン25mgを絶対に服用しないでください。
・ゼナジン25mgの成分に対して過敏症の既往歴のある人
・重篤なうつ病のある人、またはうつ病の人で治療を受けていない人
・肝臓疾患のある人
・乳がんにかかったことのある人または、乳がんの人
・過去20日以内にレセルピンを服用した人
・過去14日以内にMAO(モノアミン酸化酵素)阻害薬を服用した人: フラゾリドン(フロゾン)、イソカルボキサジド(マープラン)、フェネルジン(ナルジル)、ラサジリン(アジレクト)、セレジリン(エルデプリル、エムサム、ゼラパール)、トラニルシプロミン(パルネート)

【慎重服用】
・心臓疾患または最近心臓発作を起こした人
・自身や家族にQT延長症候群の既往歴のある人
・自身や家族にうつ病の人、または自殺企図や自殺行動を起こしたことのある人

ゼナジン25mgの服用開始直後に、うつ症状や自殺企図が現われるおそれがあります。

ゼナジン25mgは、うつ病、自殺企図、自殺のリスクを高めるおそれがあります。

妊娠中や妊娠している可能性のある人の服用に対する安全性は確立していません。

授乳中の人の服用に対する安全性は確立していません。

服用を中止または服用し忘れた場合は、12-18時間以内に不随意運動が出現または悪化するおそれがあります。

1日50mg以上服用する場合は、血液検査を受けて服用が安全かどうかを確認してください。

ゼナジン25mgの服用中は眠気を引き起こすことがありますので、自動車の運転など危険を伴う機械操作には従事しないようにしてください。

ゼナジン25mgの服用中にアルコールや、眠気を誘発する薬を併用した場合は、眠気を引き起こすおそれがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とゼナジン25mgを併用する場合、事前に医師または薬剤師に相談するのがよいとされています。
・三酸化ヒ素(トリセノックスなど)
・ドロペリドール(イナプシンなど)
・セレコクシブ/セレコキシブ(セレブレックスなど)
・シメチジン(タガメットなど)
・ダリフェナシン(エナブレックスなど)
・ロピニロール(レキップなど)
・テリビナフィン(ラミシルなど)
・ADHD(注意欠陥過活動性障害)薬(アデラール/アデロール、リタリン、ストラッテラなど)
・抗生物質: クラリスロマイシン(ビアキシンなど)、エリスロマイシン(E.E.S、エリペッド、エリタブ、エリスロシンなど)、レボフロキサシン(レバキンなど)、モキシフロキサシン(アベロックスなど)、ペンタミジン(ネブペント、ペンタムなど)
・抗うつ薬: アミトリプチリン(エラビルなど)、アモキサピン(アセンジンなど)、ブプロピオン(ウェルブトリン、ジバンなど)、クロミプラミン(アナフラニルなど)、デシプラミン(ノルプラミンなど)、デュロキセチン(シンバルタなど)、エスシタロプラム(レクサプロ)、フルオキセチン/フロキセチン(プロザック、サラフェンなど)、イミプラミン(トフラニルなど)、パロキセチン(パキシルなど)、セルトラリン(ゾロフトなど)
・抗マラリア薬
・がん薬物治療薬: ゲフィチニブ(イレッサなど)、イマチニブ(グリーベックなど)、ニロチニブ(タシグナなど)
・心拍治療
・HIVまたはAIDS治療薬: デラビルジン(レスクリプター)、リトナビル(ノルビル)
・吐き気、嘔吐予防・治療薬: ドラセトロン(アンゼメット)、メトクロプラミド(レグランなど)、オンダンセトロン(ゾフランなど)、プロメサジン(フェネルガン、プロマコットなど)
・パーキンソン病治療薬、下肢静止不能症候群治療薬、プロラクチノーマ治療薬
・精神疾患治療薬: アリピプラゾール(アビリファイなど)、クロルプロマジン(ソラジンなど)、クロザピン(ファザクロ、クロザリルなど)、ハロペリドール(ハルドールなど)、オランザピン(ジプレクサなど)、ペルフェナジン(トリラフォンなど)、リスペリドン(リスパダールなど)、チオリダジン(メラリルなど)、ジプラシドン(ゲオドンなど)など
・片頭痛治療薬: スマトリプタン(イミトレックスなど)、ゾルミトリプタン(ゾーミッグなど)、プロポキシフェン(ダーボン、ダーボセットなど)
・睡眠薬: レボメタジル(オルラームなど)、メタドン(メタドーズ、ディスケッツ、ドロフィンなど)、プロポキシフェン(ダーボン、ダーボセットなど)

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ゼナジン25mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
鎮静状態、睡眠障害、疲労感、不安感、情動不安、興奮、吐き気

●極稀に起こる重篤な副作用
うつ状態、自殺企図、自殺行為、神経弛緩薬性悪性症候群(高熱、筋硬直、思考障害、動悸、不整脈、多汗)、パーキンソニズム(小刻みなふるえ、体のこわばり、動作困難、均衡異常など)、情動不安、嚥下困難、起立性低血圧、遅発性ジスキネジー

 

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**注意!**

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。