ドルゾックス点眼薬(ドルゾラミド)2%

1350 円!! ほかの点眼薬と併用することで優れた相乗効果を発揮する緑内障治療薬!眼圧を上げる主要因をブロックして、眼圧を効果的にコントロール! トルソプトのジェネリック!

Dorzox Eye Drops (Dorzolamide) - 2% (5mL)

■ 5ml

価格:1350 円

X 【現在、在庫切れとなっています】


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

塩酸ドルゾラミド(Dorzolamide Hydrochloride)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●単剤治療の場合
1回1滴を1日3回点眼します。

●β(ベータ)遮断薬点眼剤と併用する場合
1回1滴を1日2回点眼します。1種類以上の目薬を同時に使用する場合、点眼と点眼の間隔を10分以上開けるようにしてください。

 

商品詳細

ドルゾックス点眼薬は、優れた眼圧下降作用を持つ炭酸脱水酵素阻害剤、塩酸ドルゾラミドを有効成分とする緑内障治療用点眼薬です。
炭酸脱水酵素阻害剤の眼圧下降作用は古くから認められており、従来から緑内障の治療薬として使用されてきたものの、内服タイプしか存在しなかったため、全身性の副作用が高頻度でみられることが問題となっていました。この炭酸脱水酵素阻害剤の効果を活かし、副作用を軽減する目的で開発されたのが、ドルゾックスの有効成分である塩酸ドルゾラミドを成分とした点眼タイプの炭酸脱水酵素阻害剤です。

緑内障は白内障と並んで40歳以上の中高年齢層によくみられる目の病気です。何らかの原因によって圧迫を受けた視神経が損傷することによる、視力低下や視野欠如を特徴とする進行性の病気で、最終的に失明することも少なくなく、実際に日本人における中途失明の原因の第一位であるとされています。2000年から2002年において行なわれた大規模な疫学調査(多治見スタディ)においては、その有病率が40歳以上では5%(つまり20人に1人)であるとされ、また加齢と共に増加傾向にある事が認められています。しかし、進行が穏やかなことに加えて、双方の目が互いの欠損部を補うことから症状に気付きにくく、実際に自覚症状が現れた時点では既に症状がかなり進行した状態であることがほとんどです。

緑内障には生まれつきの異常が原因となる先天性緑内障、ほかの疾患や外傷に起因する続発性緑内障、そして原因不明の原発性緑内障とがありますが、中でも最も一般的にみられるものが、加齢などによる眼圧の上昇に伴って発症する原発性緑内障で、率にして緑内障患者の約90%を占めるとされています。
この眼圧の上昇の原因とされているのが、目の毛様体という組織で生成され、角膜や水晶体といった組織に栄養を補充したり、逆に老廃物を排除したりする役割を担っている房水の生成と排出のバランスの崩れです。房水は、通常であれば、眼球内を流れ、角膜と強膜の間にある隅角から排出されますが、何らかの原因によってそのの排出が滞ることにより、眼球内が過剰な房水で満たされるようになります。この眼球内の房水の貯蓄が眼圧の上昇をもたらし、また、硬くなった眼球によって視神経が圧迫、損傷されるようになることから、視力低下、視野欠如といった症状が引き起こされるとされています。
原発性緑内障は、さらに開放隅角緑内障と閉塞隅角緑内障とに分類されています。開放隅角緑内障とは、隅角が目詰まりし、房水の排出が滞ることによって発症するもので、症状がゆっくりと進行する慢性型の緑内障です。一方の閉塞隅角緑内障とは隅角が塞がれ、房水の排出が遮断されることによって発症するもので、急激な眼圧の上昇に伴う目の痛み、頭痛、吐き気などの症状が現れる急性型緑内障とされています。

緑内障は進行性の疾患であるうえ、失われた視力は二度と回復しません。しかし早期に適切な治療を受けることによって、その進行を遅らせ、視力の損失を避けることは可能であるとされています。通常は、眼圧下降作用のある点眼薬を用いて眼圧をコントロールすることによる対症療法が執られますが、1剤のみの使用では長期間にわたる眼圧コントロールが難しいため、2剤あるいは3剤を同時に併用して眼圧上昇を効果的に抑制する療法が一般的です。

ドルゾックス点眼薬は房水を生成する毛様体上皮に豊富に存在し、房水の生成を触媒する炭酸脱水酵素の働きを阻害することによって、房水の生成量を減少させます。現時点では、治療第一選択薬として使用されることはほとんどありませんが、房水の排出を促進する点眼薬との併用による相乗効果により優れた眼圧降下作用を発揮するうえ、安全性も高いとされていることから、緑内障多剤点眼療法の第2選択薬として広く使用されています。

 

他の商品との比較

1995年に開発された、点眼タイプの炭酸脱水酵素阻害薬です。

強力な眼圧下降作用を示すうえ、経口の炭酸脱水酵素阻害薬のような全身性の副作用の発現がほとんどありません。

単剤では充分な眼圧下降作用は認められませんが、第一選択薬とされているプロスタグランジン製剤や、β(ベータ)遮断薬と併用することで、優れた相乗効果を発揮するとされています。

ドルゾックス点眼薬と同じく、塩酸ドルゾラミドを有効成分とする薬にはトルソプト点眼液(MSD)があります。海外ではTrusoptなどの名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合は、ドルゾックス点眼薬を絶対に使用しないでください。
・有効成分のドルゾミドを始めとした、ドルゾックス点眼薬に過敏症反応のある人

【警告】
ドルゾミドはスルホンアミド剤(サルファ薬)であるため、局所的に投与された場合でも全身に分布します。そのため、点眼という局所的な使用であっても、内服のスルホンアミド剤(サルファ薬)を使用した時と同様な全身性の副作用が生じる場合があるとされています。
極稀に、スティーブン・ジョンソン症候群、中毒性表皮懐死症、劇症肝懐死、無顆粒球症、再生不良性貧血、そしてほかの血液疾患といった致命的な症状が報告されています。また、使用方法に関わらず、スルホンアミド剤(サルファ剤)への感作が繰り返されることがあります。ドルゾックス点眼薬使用中に深刻な過敏症反応が引き起こされた場合には、ただちに使用を中断してください。

【重要な基本的注意】
・急性閉塞隅角緑内障には眼圧降下させる要因に加え、医師による治療が必要とされています。急性閉塞隅角緑内障におけるドルゾックス点眼薬の効果効能、および安全性は確認されていません。
・重篤な腎機能の低下(クレアチニンクリアランス<30mL/分)の人におけるドルゾックス点眼薬の安全性は確認されていませんが、ドルゾックス点眼薬成分、およびその代謝物は腎排泄されるため、重度の腎障害の認められる人のドルゾックス点眼薬の使用は適切ではないとされています。
・肝機能障害のある人におけるドルゾックス点眼薬の安全性は確認されていないため、肝機能障害の認められる人への使用は注意が必要とされています。
・塩酸ドルゾミドを成分とする点眼薬の定期的な使用による、結膜炎やまぶたの過敏症反応などが報告されています。これらの症状や、ほかの過敏症反応は点眼薬の使用を中断することによって改善が認められています。塩酸ドルゾミドを成分とする点眼薬の使用によりこれらの症状が認められた場合は、使用を中断し、医師の診察を受けてください。
・経口の炭酸脱水酵素阻害剤と塩酸ドルゾミドを成分とする点眼薬との併用によって、全身性の炭酸脱水酵素阻害作用が発現する危険性があるため、これら2剤の併用は推奨されていません。
・点眼剤の使用による細菌性角膜炎の発症が報告されています。そのほとんどが、併発している角膜の病気への点眼の際や、不注意による不衛生な表面との接触による点眼用液の汚染によるものであるとされています。
・線維柱帯切除術後の塩酸ドルゾミドなどを用いた水性抑制療法による脈絡膜剥離が報告されています。
・角膜浮腫を発生するリスクが増加する可能性があるため、低内皮細胞数の人へのドルゾックス点眼液の使用には注意が必要です。

【その他の注意】
通常ではみられないような深刻な症状や、過敏症反応がみられた場合には、ドルゾックス点眼薬の使用を中断してください。

点眼液の容器の先が、目やほかの物体に接触しないよう注意してください。接触することによって薬液が微生物によって汚染され、深刻な目の障害や、それに起因する視力喪失などが引き起こされる可能性があります。

目の手術や、ほかの目の疾患(外傷や感染症など)を患っている場合には、継続使用に関して専門医に相談してください。

2種類以上の点眼剤を同時に使用する場合には、最低でも10分間の間隔をおいて点眼するようにしてください。

ドルゾックス点眼液には、防腐剤として塩酸ベンザルコニウムが含まれています。塩酸ベンザルコニウムはソフトコンタクトレンズに吸収される可能性があるため、点眼時にはコンタクトレンズを外し、点眼後15分が経過してから装着するようにしてください。

点眼後、一時的な視野のぼやけが起こることがあります。点眼により視力に影響が出た場合には、車の運転や機械の操作などは避け、視野が明瞭になってから従事するようにしてください。

妊娠中の女性における安全性は確立されていません。妊娠中のドルゾックス点眼液の使用は、薬効が母体や胎児における危険性を上回ると医師によって判断された場合のみ使用してください。

塩酸ドルゾミドが母乳中に排出されるかどうかは不明ですが、母乳による新生児や乳幼児への悪影響を避けるためにも、ミルクへ切り替えるか、薬を中断することが好ましいとされています。

ドルゾックス点眼液の小児における安全性は確立されていません。

処方されたとおりの用途でのみ使用し、他人と共用することはしないでください。

ほかの疾患で医療機関似かかる場合には、医師や薬剤師にドルゾックス点眼液の使用を報告してください。

子供の手の届かない涼しいところで保管してください。

使用期限を超過しているものや、外装に損傷の見られるものの使用はしないでください。

 

他の薬との併用

ドルゾックス点眼薬と炭酸脱水酵素阻害剤の併用による有害事象の発現が報告されています。
また、そのほかの薬剤においても、併用の際には、予め医師や薬剤師と相談し、安全性を確認してから使用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いた時にすぐ使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

ドルゾックス点眼薬を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。これらの症状やほかに気になる症状が発現し、継続するような場合には医師の診断を受けてください。

●主な副作用
目の灼熱感、刺痛、違和感、苦味、角膜炎、結膜炎、涙目、目瞼炎、まぶたへの刺激、視野がぼやける、吐き気、頭痛、疲労感

●極稀に現れる重篤な副作用
虹彩炎、一時的な近視、じんましんや血管性浮腫といったような過敏症反応、目のかゆみと痛み、まぶたの痂皮、接触性皮膚炎、口内乾燥、咽頭への刺激、知覚異常症

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。