ニューラクティル(ペリシアジン)2.5mg

2820 円!! 特に統合失調症の陽性症状に対して優れた改善効果を現わす、フェノチアジン系の定型抗精神病薬!再発予防や、精神運動性激越、衝動的行為の短期治療の補助薬としても有効!

Neulactil (Pericyazine) - 2.5mg (100 tablets)

■ 100錠

価格:2820 円

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有効成分

ペリシアジン(Pericyazine)

 

製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

Sanofi

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●重症の場合
成人: 通常、1日75mgを分割経口服用します。理想とする効果が出現するまで、1日25mgを1週間単位で増量します。
維持療法の場合、1日の服用量が300mgを超えないようにしてください。
高齢者: 通常、1日15-30mgを分割経口服用します。この分量で体に影響が出ないようであれば、理想とする効果が出現するまで徐々に増量します。

●軽度および中等度の場合
成人: 通常、1日15-30mgを2回に分けて経口服用しますが、夜の服用量を多めにしてください。
高齢者: 服用開始量として、1日5-10mgを経口服用します。通常は夜の服用量が多めになるように分割服用します。
維持療法の場合、一般成人服用量の半分または4分の1を服用します。

 

商品詳細

ニューラクティル2.5mgは、フェノチアジン系の定型抗精神病薬で、成人における統合失調症などの精神病の治療や再発の予防のほか、不安、精神運動性激越、暴力的なまたは危険な衝動的行為などに対する短期治療の補助薬として使用されます。

統合失調症は、脳が情報や刺激に対して過敏になりすぎるために、考えや気持ちをうまくまとめることができなくなる状態で、妄想や幻覚などを伴う多様な症状を呈する症候群です。かつては精神分裂症と呼ばれていました。
思春期から青年期に発症が見られることが多く、その確率は100-120人中1人と、決してまれな病気ではありません。さらに女性においては、40-45歳に2度目のピークが訪れるとされ、その時期の発病は男性の2倍との結果が出ています。

その症状は大きく陽性と陰性に分けることができ、陽性の場合では被害妄想や強迫観念といった思考内容の障害や、幻聴、幻覚、さらに他人の質問に対して的外れな応答をしたり、自分の思考に他人が割り込むことで話ができない状況に陥ったりします。
一方、陰性の症状においては、感情が外部に現われない、他人と意志の疎通ができない、といった感情の障害から、意欲がなくなる意志・欲望に関する障害、思考障害などの症状が現われます。これらの症状以外にも集中力、記憶力、生理能力などに問題が生じる認知機能障害も統合失調症の症状のひとつです。

統合失調症の根本的原因は解明されていませんが、症状の発現が脳の神経伝達物質の機能異常にあることが明らかであるため、その治療は抗精神病薬を使用した薬物療養が中心に行なわれます。
抗精神病薬には定型抗精神病薬と非定型抗精神病薬があり、現在の主流は非定型抗精神薬です。非定型抗精神薬は1990年代に登場し、世界市場におけるシェアが90%以上とも言われおり、陽性および陰性の両方に対して効果を発揮するだけでなく、従来の抗精神病薬で見られた錐体外路症状、高プロラクチン血症、遅発性ジスキネジアなどの副作用が出にくいという特長があります。しかし感情障害に対しては鎮静作用が不確実で、体重増加や糖尿病のリスクの高さが問題とされています。

一方、ニューラクティル2.5mgの有効成分であるペリシアジンは、従来型の定型抗精神病薬に含まれます。ジストニア、遅発性ジスキネジア、パーキンソン症候群など、体の一部が勝手に動くまたは動かしづらくなるなどの運動機能障害や、プロラクチンホルモンが過剰に分泌されることで視床下部、下垂体、甲状腺機能などに障害が生じるプロラクチン血症などが起こるという副作用の問題がありますが、過剰になり過ぎた神経伝達物質のドパミンの働きを抑え、特に幻覚、妄想などの陽性症状の強い急性期や再燃を頻回に繰り返す症例に対しては、強力かつ持続的に遮断する作用を持っています。

 

他の商品との比較

特に幻覚、妄想などを含む、統合失調症の陽性症状に対して効果を発揮します。

ペリシアジンを有効成分とする薬は、錠剤のほかにシロップなどがあり、海外ではPerciazine、Percyazineなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、絶対にニューラクティル2.5mgを服用しないでください。
・妊娠中の人
・ニューラクティル2.5mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人
・循環障害の人
・血液または骨髄に障害のある人
・緑内障を含む眼部高血圧の既往歴のある人
・脊髄周辺に局部麻酔をかけている人
・未治療の適応障害がある人
・肝臓障害の人

【慎重服用】
・腎臓障害の人
・てんかんの人
・パーキンソン病の人
・甲状腺機能が低下している人
・心不全、心臓または血管に問題のある人
・糖尿病の人
・認知症の人
・副腎に腫瘍のある人
・重症筋無力症の人
・緑内障など眼部高血圧の人
・前立腺に障害のある人

【使用上の注意】
・ペリシアジンは発作閾値を下げるおそれがあるため、てんかんまたは発作の既往歴のある人はこまめに観察をしてください。
・まれに無顆粒球症が起こることがあるため、定期的に血球数検査を行なうのが望ましいとされています。
・原因不明の発熱が起こった場合、神経弛緩薬性悪性症候群(NMS)の徴候である可能性があります。発汗、不安定性動脈などの自律神経機能障害の徴候は、異常高熱の前駆症状であることがあります。NMSは特異ですが、脱水症および器質性脳疾患は発病の要因です。
・血液疾患による予期せぬ感染症や発熱などが起こることがあるので、その場合はただちに血液検査を受けてください。
・高用量の神経弛緩薬の服用を突然中止した場合、ごくまれに吐き気、嘔吐、不眠症などの離脱症状のほか、再発や錐体外路症状の出現が報告されているため、服用を中止する場合は徐々に減量してください。
・統合失調症では、神経弛緩薬による治療の反応が遅れる場合があるため、治療が中断された場合、再発の症状がしばらく明らかにならないことがあります。
・神経弛緩薬のフェノチアジンは、重篤な心室性不整脈発生のリスクを増加させるQT間隔延長を引き起こし、死に至る場合もあります。特にQT延長は、徐脈、低カリウム血症、先天的または後天的(薬剤服用による)QT延長の存在下で起こるため、ニューラクティル2.5mgによる治療を開始する前に、リスクとベネフィットを充分に考慮してください。臨床的状況が許すようであれば、ニューラクティル2.5mgによる治療開始前および治療中は定期的または必要に応じて、考えられる危険因子(心臓病、QT延長の家族歴、低カリウム血症、低カルシウム血症、低マグネシウム血症などの代謝異常、飢餓、アルコール依存症、QT値を延長させることで知られるほかの薬との併用など)を排除するために医療的または実験室的評価(生化学状態および心電図)を行なってください。
・ほかの神経弛緩薬との併用は避けてください。
・脳卒中: 非定型抗精神病薬で治療をしている認知症を患っている高齢者を対象とした試験で、3重の脳血管イベントのリスク上昇が観察されました。その仕組みは解明されていませんが、ほかの抗精神病薬やほかの対象者ではリスクの上昇は認められませんでした。脳卒中のリスク要因のある人は、ニューラクティル2.5mgを注意して使用してください。
・ほかの抗精神病薬と同様に、うつ病が主症状の場合はニューラクティル2.5mgを単剤で服用しませんが、うつと精神病が共存している場合の治療には、抗うつ治療を組み合わせてください。
・光増感のリスクのため、服用中は直射日光を避けてください。
・フェノチアジン製剤を頻繁に扱う人は、まれに皮膚感作が起こる場合があるため、薬剤が皮膚に接触しないようにしてください。

医師は必要と判断した場合の除き、妊娠中または妊娠している可能性のある人はニューラクティル2.5mgを服用しないでください。

授乳中の人は、ニューラクティル2.5mgの服用中は授乳を避けてください。

自動車の運転など危険を伴う機械を操作する場合は、充分に注意してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とニューラクティル2.5mgを併用する場合、注意してください。
・鎮静剤、睡眠薬
・高血圧治療薬
・精神疾患治療薬
・心拍亢進または不整脈治療薬(アミオダロン、キニジン、ジソピラミドなど)
・心拍を遅延させる薬(ジルジアゼム、バルパミルなど)
・カリウム値を減少させる薬(利尿剤、ペンタミジンなど)
・心拍数に影響をおよぼす薬(メタゾン、ペンミジンなど)

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ニューラクティル2.5mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
めまい、不眠症、吐き気、下痢、鼻閉、口渇き、母乳異常分泌、乳房女性化、月経異常、妊娠検査結果異常、射精不能、食欲亢進、体重増加、興奮、攻撃性、嘔吐、便秘、起立性めまい、発汗、インポテンス、四肢のむくみ、発疹、胃痛、発熱、黄だん、表在呼吸、心拍の変化、体のゆがみ、頻繁な感染症、ふるえ、不穏、手足のこわばり、筋肉動作欠如、かすみ目、眼部異常色素沈着、緑内障悪化、呼吸困難、顔面のむくみ、意識変容、重篤な精神錯乱

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
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