バンブジル(バンブテロール)10mg

350 円!! 長時間作動型β2受容体刺激薬、バンブベックのジェネリック!長時間にわたる気管支拡張作用で喘息症状の発生を抑えるテルブタリンのプロドラックです!慢性気管支喘息治療に効果的!

Bambudil (Bambuterol) - 10mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:350 円

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有効成分

バンブテロール(Bambuterol)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

成人:
使用開始量として10-20mgを毎晩就寝前に服用します。10mgから使用を開始し、1-2週間が経過しても充分な治療効果が得られない場合には、服用量を20mgに増加することもできます。また、過去の使用でβ(ベータ)2刺激薬に忍容性がある人においては、20mgからの使用を開始し、維持量として継続して使用してください。

6-12歳の小児:
通常、推奨されている使用開始量は10mgです。使用開始から1-2週間後に使用量を20mgに増量することも可能ですが、アジア系の小児における10mg以上の服用は推奨されていません。

2-5歳の幼児:
推奨されている使用量は10mgですが、アジア系の幼児における5mg以上の服用は推奨されていません。

 

商品詳細

バンブジル10mgは、有効成分をバンブテロールとする慢性気管支喘息の治療薬です。喘息の治療薬には、発作時に用いられる発作治療薬(リリーバー)と慢性的な気管支の炎症を抑え、喘息症状をコントロールする目的で用いられる長期管理薬(コントローラー)とがありますが、バンブジル10mgは後者に属する薬です。

気管支喘息は、発作性の激しい咳や粘着性の強い痰、呼吸時に発せられる「ゼーゼー」、「ヒューヒュー」といった喘鳴、そして呼吸困難などの症状を特徴とする呼吸器疾患です。1960年代の有病率は人口のわずか1%程度とされていたものの、現在では人口の3-6%、数にして約400万人もの人が罹患していると推定されているほど、その数は増加の一途にあります。
気管支喘息は、その発症時期によって小児(発症)喘息と成人発症喘息、またその原因物質によって、アレルギー性のアトピー型喘息と非アレルギー性の非アトピー型喘息とにそれぞれ分類されています。一般的に、学齢期前に発症する小児(発症)喘息のほとんどが特定のアレルゲンを原因とするアトピー型喘息であるのに対し、成人発症喘息の半数以上が、タバコの煙や香水の強い匂い、ウイルス、気温の急激な変化といったような、非アレルギー性の外部からの刺激によって発症する非アトピー型喘息であるとされています。

従来の気管支喘息の治療は、喘息発作時の気管支収縮の速やかな拡張に重点が置かれてきました。しかし近年の研究によって、この気管支平滑筋の収縮が、気道の慢性的な炎症による気管支の過敏性によって引き起こされることが解明されたことから、気道の慢性的な炎症を抑え、慢性炎症による気道の過敏性の亢進を制御する治療方法が主流となっています。一般的には、優れた抗炎症作用があり、なおかつ全身性の副作用が少ない吸入ステロイド薬が第一選択薬として用いられ、その有効性が認められていますが、ステロイド薬によるコントロールでは不充分であり、日常生活に支障をきたすおそれがあるとされる場合には、さらにAdd-on療法として、症状の効果的なコントロールや発作の減少を目的とした、気管支収縮抑制剤が追加される場合もあります。

バンブジル10mgは、このAdd-on療法として追加される長時間作動型β(ベータ)2受容体刺激薬(LABA)です。有効成分のバンブテロールは腸管で吸収された後、その活性体であるテルブタリンへと変換され、気管支平滑筋に多く存在しているアドレナリンβ2受容体を刺激し、気管支平滑筋の弛緩作用を発揮させます。またβ2受容体には、気管支の収縮や痰の分泌を高める要因となるヒスタミンやロイコトリエンといった化学物質が肥満細胞から遊離するのを阻害する作用もあることから、結果として気管支の収縮が阻害され、喘息発作の発現を抑える効果を発揮します。さらに、テルブタリンには気道や肺における気流の抵抗性を長時間にわたって抑える作用もあるため、特に夜間の喘息症状の抑制に効果的であるとされています。

しかし、テルブタリンには即効性はなく、その効果は時間をかけてゆっくりと発揮されることから、喘息発作時にはサルブタモールなどの短時間作用型のβ2受容体作動薬を用いる必要があります。

 

他の商品との比較

吸引ステロイド薬で充分な効果が認められない場合の追加療法として用いられる、長時間作用型β(ベータ)2受容体刺激薬です。

テルブタリンの非活性型バンブテロールを有効成分とするプロドラッグです。

プロドラッグのため、肝臓のファーストパスエフェクトによる有効成分の作用の減弱が少なくて済むとされています。

特に肺機能の改善に優れています。

長時間にわたって気管支拡張作用が継続するため、特に喘息症状が現れやすい夜間の症状コントロールに適しているとされています。

バンブテロールを有効成分とする薬は日本では販売されていませんが、海外ではBambecやOxelといった名前で販売されています。

 

特別な注意

以下の場合は、バンブジル10mgを絶対に使用しないでください。
・有効成分のバンブテロールをはじめとした、バンブジル10mgの成分に過敏症の既往歴のある人
・肝硬変
・重篤な肝機能障害
・肥大性心筋症

【慎重使用】
・心筋不全
・狭心症
・不整脈
・甲状腺中毒症
・糖尿病

【重要な基本的注意】
・β(ベータ)2刺激薬は高血糖性であるため、糖尿病の人のバンブジル10mgの使用開始時には、血糖値の検査を実施することが好ましいとされています。
・β2刺激薬は陽性変力性であるため、肥大性心筋症の人へ使用は禁忌とされています。
・β2刺激薬は不整脈原性である可能性があるため、使用においてはこの点を考慮する必要があります。
・主に非経口や噴霧式の投与方法によるβ2刺激薬での治療によって、深刻な低カリウム血症を引き起こす可能性があるとされています。特に急性の重度な喘息によってもたらされる低酸素状況が原因で低カリウム血症の症状が増悪される可能性があるため、注意が必要とされています。この低カリウム血症を引き起こすリスクは、キサンチン誘導体、ステロイド剤、利尿剤などとの併用により高くなる可能性があることから、血漿中のカリウムの濃度の観測が望ましいとされています。
・使用中に効果の減少がみられた場合は、ほかの治療方法(抗炎症作用を持つ薬剤の使用量の増加など)を考慮することもあるため、早急に医師に相談して下さい。喘息の深刻な増悪においては緊急の処置が必要となります。

【使用に関する注意】
・バンブテロールの活性体であるテルブタリンは腎臓から排泄されます。そのため、中度から重度の腎機能の低下(GFR[糸球体ろ過量]が50mL/分以下)のある人は、通常の半分の量を使用することとされています。
・肝硬変の人において、バンブテロールからテルブタリンへの代謝における予想外の事象の発現が認められているため、肝硬変、あるいは重度の肝機能の低下がみられる人においては、ほかのβ2刺激薬を使用することが推奨されています。

妊娠中、特に妊娠初期におけるバンブジル10mgの使用は、医師によって、薬効が母体や胎児におけるリスクを上回ると判断された場合に限り使用するようにしてください。妊娠中の使用によって、早産児に一時的な低血糖症を引き起こす可能性があるとされています。

バンブテロールが母乳中に排出されるかどうかは不明ですが、その活性体であるテルブタリンが母乳中に小量排出することが認められています。乳幼児に影響をおよぼす可能性は少ないとされていますが、授乳中のバンブジル10mgの使用については医師に相談してください。

処方されたとおりの用途でのみ使用し、他人と共用することはしないでください。

ほかの疾患で医療機関にかかる場合には、医師や薬剤師にバンブジル10mgの使用を報告してください。

子供の手の届かない涼しいところで保管してください。

使用期限を超過しているものや、外装に損傷の見られるものの使用はしないでください。

 

他の薬との併用

バンブジル10mgと以下の薬剤との併用には注意が必要とされています。
・スキサメトニウム/スクサメトニウム(サクシニルコリン): スキサメトニウムの筋弛緩作用の増長が報告されています。
・ステロイド剤(プレドニゾロンなど): 低カリウム血症が引き起こされる可能性があります。
・テオフィリン、アミノフィリン: 低カリウム血症が引き起こされる可能性があります。

・目薬を含んだβ(ベータ)遮断薬: バンブジル10mgとの拮抗作用によってバンブジル10mgの作用が減弱される可能性があります。
・利尿薬: 低カリウム血症が引き起こされる可能性があります。
・アドレナリン(エピネフィリン)

上記の薬以外でも他の薬剤と併用する場合には、あらかじめ医師や薬剤師と相談し、安全性を確認してから使用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いた時にすぐ服用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

バンブジル10mgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。これらの症状やほかに気になる症状が発現し、継続するような場合には医師の診断を受けてください。

●主な副作用
頭痛、振るえ、動悸、筋痙攣、睡眠障害

●極稀におこる重篤な副作用
頻脈、焦燥感、不整脈、吐き気、気分の高揚、高血糖、奇異性気管支痙攣、低カリウム血症

 

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