ビシベータ 50 (ミラベグロン) - 50mg

16200 円!! ベシベータ50mgは、ベタニスのジェネリック医薬品です。主成分としてミラベグロンを含んでおり、過活動膀胱の症状を改善していきます。膀胱平滑筋を弛緩させることで尿を蓄えておけるスペースを増やし、尿意切迫感や頻尿の症状を抑えるものです。

VesiBeta 50 (Mirabegron) - 50mg (10 x 10 Tablets)

■ 10 x 10 錠

価格:16200 円

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有効成分

ミラベグロン(Mirabegron)

 

製造国

インド

 

製造元

MSN Laboraories Private Limited

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。

実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。


・成人はミラベグロンとして1日に1回、50mgを服用します。


・中等度の肝機能障害(Child-Pughスコア7~9)、重度の腎機能障害(eGFR15~29)の方が服用する場合は、1日1回25mgに減量してから開始します。


 

商品詳細

過活動膀胱とは、急に尿意を感じる尿意切迫感や、すぐに尿意を催してしまう頻尿などの症状が起こる疾患です。急な尿意に対応できず失禁してしまう、切迫性尿失禁の症状も起こります。名前の通り膀胱が過剰に活動することで、尿が膀胱に溜まりきる前に尿意を感じてしまうものです。過活動膀胱に悩まれている患者は40代以上では約8人に1人見られます。日本全国で見ると約800万人もの患者がいるのです。通常であれば膀胱が尿で一杯になるまでは尿意を催しません。膀胱が尿で満たされると神経が刺激されて膀胱が収縮し、尿道がゆるまることで排尿されます。


膀胱が過剰に働いてしまう原因としては、膀胱が異常に収縮してしまうことが挙げられます。膀胱が収縮すると尿が押し出されるために尿意を感じるのです。膀胱の収縮に関わっている膀胱平滑筋が収縮すると尿が押し出されるのですが、過活動膀胱の患者では十分な量の尿がたまる前に膀胱平滑筋が収縮したり、尿道がゆるんだりして急な尿意を催すことがわかっています。この他にも脳卒中や脳梗塞、パーキンソン病、多発性硬化症などの疾患によって排尿や蓄尿をつかさどる神経系に影響が起き、過活動膀胱の症状が現れるケースもあります。


ベシベータ50mgの主成分であるミラベグロンは、膀胱を弛緩させることで過活動膀胱の症状を抑える治療薬です。尿を溜める蓄尿期では通常、交感神経からノルアドレナリンが分泌されています。ノルアドレナリンは膀胱平滑筋を弛緩させ、尿道を収縮させる働きがあるので、尿を溜め込む作用を持つことが特徴です。ベシベータ50mgは、アドレナリン受容体の1つであるβ3受容体を刺激することでノルアドレナリンによる膀胱平滑筋の弛緩作用を強めます。つまりベシベータ50mgは、膀胱が収縮するのを抑えて、尿を蓄える容量を増やしてあげる治療薬だと言えます。


主成分のミラベグロンを使った臨床試験では、薬効を持たないプラセボと比べて平均排尿回数1.67回減りました。プラセボでは0.86回の減少にとどまったので、ミラベグロンの使用によって排尿回数が有意に減ることがわかります。排尿回数以外にも切迫感回数や尿失禁回数、夜間排尿回数などを有意に減少させる効果も認められました。


過活動膀胱の治療薬としてこれまでは、抗コリン薬が使われるケースが多く見られました。抗コリン薬は、膀胱が収縮しようとするのを抑えることで、症状を抑えるものです。たしかに過活動膀胱による症状は抗コリン薬で抑えることができますが、口渇や便秘などの副作用が起こりやすいほか、排尿困難や残尿量の増加といった副作用が起きやすいことが問題でした。ベシベータ50mgは抗コリン作用を持たず、アドレナリン受容体を介して膀胱を弛緩させることから、これらの副作用が起こりにくいことが特徴です。また残尿量に影響が出ないため、抗コリン薬の服用では満足のいかなかった患者でも使いやすくなっています。

 

他の商品との比較

過活動膀胱の治療薬としてバップフォーやベシケアなどの抗コリン薬があります。これらの治療薬は膀胱の収縮を抑えるものです。残尿量の増加や口渇、便秘などが起きやすいことが知られていますが、ベシベータ50mgでは、そのような副作用が起こりにくくなっています。


 

特別な注意

【警告】
生殖機能への影響が認められているため、生殖可能な年齢の患者の服用はできるだけ避けます。ラットを使った実験にはなりますが、精嚢や前立腺、子宮の萎縮などが見られました。また高用量を使用することで着床や生存胎児数の減少も認められています。


【禁忌】
・主成分であるミラベグロンに過敏症のある方は使用できません。


・重篤な心疾患を持つ方が服用すると、心拍数が増加するなどの副作用が起こる可能性があります。心疾患が悪化する恐れがあるため服用しないでください。


・妊娠している方や妊娠の可能性がある方が服用すると、胎児の死亡率や低体重、骨化遅延などが起こる可能性があるため服用できません。


・授乳中の方が使用すると、生存率の低下や体重増加の抑制が認められているため、服用できません。


・ベシベータ50mgの血中濃度が過度に上昇する可能性があるため、重度の肝機能障害を持つ方は服用しないでください。


・フレカイニド酢酸塩やプロパフェノン塩酸塩を使用中の方が服用すると、不整脈を起こしたり、これら薬剤の血中濃度が上昇したりする可能性があります。そのため該当の医薬品を服用中の方は使用できません。


【慎重服用】
・クラス1Aに該当する抗不整脈薬(キジニンやプロカインアミドなど)を使用中の方が服用すると、QT延長を起こす可能性があるため、ベシケア25mgの投与を開始する前、投与中に定期的な心電図検査が必要です。


・重度の徐脈や不整脈などがある方、低カリウム血症がある方も同様に、QT延長を起こすことがあるため慎重な使用な必要です。


・肝機能や腎機能が低下している方は、必要以上に血中濃度が上がり、副作用が起こりやすくなります。


・高齢者の方の服用は、生理機能の低下により副作用が起こりやすくなるため、慎重に使用してください。


・緑内障の方が服用すると眼圧が上昇する恐れがあります。


【高齢者】
高齢者では肝機能や腎機能が低下していることが多く、副作用が起こりやすいため服用量に注意してください。


【妊婦・授乳婦など】
妊娠中や妊娠の可能性がある方はベシベータ50mgを服用できません。胎児に影響が出ることがわかっています。また乳汁中へ移行することで、出生児の生存率が低下したり体重が増えにくくなったりすることがわかっているため、授乳中も使用できません。


【小児】
小児へ使用した場合の安全性は確立されていません。


 

他の薬との併用

【併用禁忌】
フレカイニド酢酸塩、プロパフェノン塩酸塩とは併用できません。不整脈が起こる可能性があります。またベシベータ50mgがこれらの薬剤の代謝を阻害することで、血中濃度を増加させる可能性があります。


【併用注意】
・カテコールアミンやアドレナリン、イソプレナリンなどの薬剤は、アドレナリン作動性神経の刺激が増大する可能性があります。


・以下の薬剤を併用すると、ベシベータ50mgの血中濃度が上昇する可能性があります。
 ・イトラコナゾール
 ・リトナビル
 ・アタザナビル
 ・インジナビル
 ・ネルフィナビル
 ・サキナビル
 ・クラリスロマイシン


・リファンピシン、フェニトイン、カルバマゼピンと併用することで、ベシベータ50mgの血中濃度が低下する可能性があります。


・以下の薬剤を併用すると、併用薬剤の血中濃度が増加する可能性があります。
 ・デキストロメトルファン
 ・フェノチアジン系抗精神病薬
 ・ペルフェナジン
 ・ドネペジル
 ・アミトリプチリン塩酸塩
 ・ノルトリプチリン塩酸塩
 ・イミプラミン塩酸塩
 ・メトプロロール
 ・ピモジド
 ・ジゴキシン


 

誤って大量に服用した場合

医師の診察を受けてください。

 

服用し忘れた場合

 

副作用

【重大な副作用】
尿閉、高血圧


【その他の副作用】
便秘、口腔乾燥、AST上昇、ALT上昇、γ-GTP上昇、尿沈渣異常、CK上昇、尿中蛋白陽性、回転性めまい、腹部不快感、腹部膨満、下痢、倦怠感、浮腫、発疹、蕁麻疹、高血圧など


 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
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