メラノシル軟膏(メトキサレン/アミノ安息香酸)0.75%/2%

800 円!! リンパ球による自己免疫が原因で発生すると考えられている白斑、乾癬!光化学療法の前に患部に塗布するだけで、紫外線の吸収を高め、治療効果をアップします!

Melanocyl Ointment (Methoxsalen/Aminobenzoic Acid) - 0.75%/2% (25gm Tube)

■ 25gチューブ

価格:800 円

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有効成分

メトキサレン(METHOXSALEN)

アミノ安息香酸(Aminobenzoic Acid)

 

製造国

インド

 

製造元

Wardex Pharmaceutical

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、患部に適量を塗布します。

塗布前後には、必ず手を洗ってください。

 

商品詳細

メラノシル軟膏は主にPUVA(ソラレン光化学)療法に使用され、白斑と乾癬の治療に効果を発揮する軟膏です。

光化学療法は、光に反応する薬剤とレーザー光線の光化学反応を利用した治療方法です。中でもPUVA(ソラレン光化学)療法は、紫外線で皮膚に日焼けを起こすことで自己免疫を起こすリンパ球の活動を弱める光化学療法で、主に尋常性白斑、乾癬、掌蹠膿瘍症、円形脱毛症などの治療に採用されています。

尋常性白斑は、突然皮膚の色素が抜けて部分的に白くなる病気で、別名・シロナマズとも呼ばれている難治性皮膚病のひとつです。見た目の問題以外は身体への影響もほとんどなく、また遺伝による影響や他人に感染することもないとされている一方で、甲状腺疾患、悪性貧血、糖尿病、委縮性胃炎など内臓の病気との合併があるとも言われていますが、正確なところはまだわかっていないのが実情です。
リンパ球がメラニン色素をつくるメラノサイトという細胞を攻撃したり、神経の異常、皮膚の活性酵素除去機能の低下などが原因だと考えられています。

また乾癬は、主に頭皮、ひじ、膝、臀部、陰部、爪、眉毛などの部分の皮膚が円形または楕円形に赤く盛り上がり、そこに銀白色のフケのような白く乾燥した皮膚片ができ、それがはがれ落ちていく病気です。痛みやかゆみを感じることも多いようですが、ほとんどの場合はこれといった症状はなく、周囲の人に感染することもありません。乾癬にかかった皮膚深層部では白血球のひとつであるTリンパ球が多数集まっていることから、このTリンパ球の異常も乾癬を引き起こす原因とされています。

白斑、乾癬とも詳しい原因は解明されておらず、現在のところは症状に応じた対症療法が行なわれています。いずれもリンパ球が影響していると推測されているため、これらの治療には光化学療法が選択されることが多いようですが、メラノシル軟膏は光化学療法や紫外線照射療法の際に併用することで、紫外線の吸収を促進する働きを持っています。

有効成分のメトキサレンは13世紀から白斑の治療に利用されている植物で、特に長波長側の紫外線に対する感受性を増加させる作用があります。
服用後に紫外線を照射すると、皮膚の角質層が肥厚して炎症反応が見られ、露光部にメラニンが沈着しますが、一度色素が再沈着すると、さらに治療を続けなくてもこの状態が8-14年間持続するとされています。

 

他の商品との比較

白斑、乾癬の光化学療法の際に、紫外線の吸収をよくするための薬です。

メトキサレンを使用するPUVA療法を行なった場合、皮膚に角質層肥厚と炎症反応がみられ、露光部にメラニンが沈着した状態を8-14年持続するとされています。

 

特別な注意

以下の場合、メラノシル軟膏を絶対に使用しないでください。
・光増感皮膚炎の人
・妊婦
・12歳未満の子ども
・黒色腫または黒色腫の既往歴のある人
・メラノシル軟膏の成分に対し過敏症の既往歴のある人

●メトキサレンとして
・皮膚がんまたはその既往歴のある人: 皮膚がんが増悪または再発するおそれがあります。
・ポルフィリン症、紅斑性狼瘡、色素性乾皮症、多形性日光皮膚炎などの光線過敏症を伴う疾患のある人: 光毒性反応が増強されます。

【警告】
●メトキサレンとして
PUVA療法により皮膚がんが発生したとの報告があります。

【慎重使用】
●メトキサレンとして
・薬剤性光線過敏症および光線過敏症の既往歴のある人: 光毒性反応が増強されるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・照射中は濃い色のレンズのメガネを装着してください。
・保護メガネは紫外線が横から目に入らないように設計されたものを使用してください。
・屋外作業をする人は、長袖、長ズボンなど全身を覆う衣服を着用し、外出の際は帽子などを使用してください。

●メトキサレンとして
・紫外線照射後そのまま放置しておくと過度の皮膚炎症状を起こすおそれがあるので、エタノール綿または石けんなどで洗い流すか、入浴してよく洗い流してください。また、必要に応じて直接日光に当たらないよう注意してください。
・PUVA療法により皮膚がんが発生したとの報告がるので、治療前によく理解し、PUVA療法施行後は皮膚の状態に注意してください。また、紫外線照射の蓄積により皮膚がん発生頻度が高まるとの報告があるので、長期にわたり漫然と使用しないでください。
・一般に高齢者では生理機能が低下しているので治療方法に留意してください。
・妊娠中の使用に関する安全性は確立していないので、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ使用してください。
・小児などに対する安全性は確立していません。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
●メトキサレンとして
・紫外線を照射する場合、照射源および個人差に応じて至適量を個々に把握する必要があります。その目安としては、照射した翌日の治療白斑部位が軽度にピンク色に発赤し、持続する程度が適当とされています。
・特に最初の照射量は、皮膚炎を防止するうえからも、最少紅斑量以下から開始することが望ましく、一応の目安として、日光浴の場合は5分から始め、人工紫外線照射の場合は、光源から20-30cmの距離から1分より始め、以降白斑部位の皮膚症状により漸増・漸減して至適量を把握し、照射してください。
・メトキサレンは360nmをピークとする波長に高い活性を有するので、主として360nm付近の波長を有するブラックライトの照射が望ましいとされています。

【適用上の注意】
●メトキサレンとして
塗布時に指先など患部以外の部位に付着した場合は、エタノール綿または石けんなどで洗い流してください。

【その他】
●メトキサレンとして
乾癬のある人が使用した場合、皮膚がんが発生しやすくなるおそれがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とメラノシル軟膏を併用する場合、注意してください。
●メトキサレンとして
・光線過敏症を起こすことが知られている薬剤(ピリドンカルボン酸系薬剤、テトラサイクリン系薬剤、サルファ剤、タール製剤、チアジド系薬剤、ポルフィリン系薬剤、フェノチアジン系薬剤など): 光線過敏症が発現するおそれがあります。
・フロクマリンを含有する食物(セロリ、ライム、ニンジン、パセリ、イチジク、アメリカボウフウ、カラシなど): 光線過敏症が発現するおそれがあります。
・CYP2A6によって代謝される薬剤(レトロゾール、塩酸ファイドロゾール水和物、ピロカルピン塩酸塩など): これらの作用を増強させるおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

メラノシル軟膏を使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
●メトキサレンとして
発赤、水疱、皮膚炎、そう痒、潮紅、落屑、むくみ、痂皮

●アミノ酸安息香酸として
過敏症

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。