アトコントロール・スージングローションは、オメガ-6脂肪酸とリコリスエキスが肌に活気を与え、肌が本来持っている保護機能を元に戻すように働くボディローションです。赤ちゃんからアトピーの人まで安心して使用できるほか、毎日使い続けることでかゆみやつっぱり感を緩和し、肌をやわらかく滑らかにする効果が期待できます。
肌をつくっている表皮の細胞は、表皮のいちばん下にある基底層で生まれた後に形や性質を変えながら少しずつ上に押し上げられ、皮膚表面の皮膚組織である角質層にたどり着きます。角質層は死んだ細胞の集まりですが、肌の水分の蒸発を防いで潤いを保ち、また紫外線や細菌といった外部の刺激から肌を守る働きをしています。この角質層は、角質細胞と角質細胞間脂質が何層か重なって構成され、角質細胞はアミノ酸などの天然保湿因子（NMF）で満たされ、また角質細胞同士の隙間を埋めている細胞間脂質はコレステロール、セラミドや脂肪酸などで占められています。
肌の表面にたどりついて角質細胞となった細胞は最終的にはがれ落ちて行きますが、このように、古い細胞が死んではがれ落ち、そしてまた新しい細胞が生まれるという新陳代謝の繰り返しをターンオーバーといいます。ターンオーバーが健康に機能している状況では、肌の内部に紫外線や異物が入ることもなければ、乾燥することもありません。ところが、生活習慣の乱れ、加齢、ビタミン不足、紫外線などが原因となってターンオーバーのサイクルが乱れると、バリア機能が低下して水分が外に逃げやすくなるなどの現象が起こります。さらに、ここに皮膚の新陳代謝機能や外界の刺激などが加わると乾燥が進み、かゆみや赤み、湿疹などができやすくなり、刺激に弱い敏感肌になることがあります。
このような肌にとっては、保湿とバリア機能を高めることが重要です。アトコントロール・スージングローションは、濃縮オメガ-6脂肪酸とリコリスエキスの働きにより、肌に活力を与え、肌が本来持っているバリア機能を修復することでこれらの状態の改善に役立つボディケアローションです。
人間の体を構成している細胞は、ウイルスや細菌の侵入を防ぎ、また栄養を取り込んで老廃物を排出するなど、体の機能を調節する役割を持つ細胞膜に包まれています。細胞膜が健康に機能するには適切な脂肪酸が必要ですが、そのひとつがオメガ-6脂肪酸です。アトコントロール・スージングローションの有効成分である月見草油やグレープシードオイルには、このオメガ6が豊富に含まれています。
またもうひとつの有効成分であるリコリスは、甘草（カンゾウ）に属す生薬の一種です。強い抗酸化作用やメラニンの生成抑制効果をもたらすチロシナーゼ阻害作用を持つ一方で、肌や体への刺激が少ないために医薬品や化粧品などにも配合されています。またその根から抽出されるグリチルリチン酸ジカリウムには、ニキビや肌荒れなど皮膚の内部で起こっている炎症を抑える作用や予防効果があるほか、アレルギーを原因とする肌あれを防ぐ効果もあるとされています。さらに天然保湿因子のセラミドの産生を促進する作用も期待でき、内側から肌に潤いを与えるように働きます。
これらの成分の相乗効果により、アトコントロール・スージングローションは乾燥から肌を守るだけでなく、継続的に使用することで健康的かつ、やわらかく滑らかな肌へと導いてくれる効果が期待できます。
