ウレアリペア・プラス・ハンドクリームは尿素や天然保湿因子を有効成分とし、手に潤いを与え、乾燥を改善するための手専用クリームです。即効性があり、乾燥症、乾癬、糖尿病や加齢による乾燥など、特に症状が重い人に適しています。
手は、体の中でも外部の刺激にもっともよくさらされる部分のひとつであり、その皮膚は厚い角質層に覆われ、基本的には外部の環境に対して丈夫です。しかしその一方で、皮脂腺が少ないことから皮脂がほとんど分泌されず、皮膚を保護する皮脂膜がかなり薄い状態になっています。そのため、石けんや洗剤を使用した頻繁な水仕事、パソコン作業、紙などによる繰り返しの摩擦刺激は皮脂を過剰に奪い、手荒れを引き起こす原因になります。さらに弱い刺激が繰り返し加わると、表皮の角質細胞が弱まって角化できない状態となり、次第に皮膚が薄くなって指紋がなくなるなどの症状が出て来ることもあります。
これらの原因によりひどく荒れて乾燥した手の改善には、ハンドクリームや外用薬を使用するのが一般的です。ひと口にハンドクリームといっても、保湿系、ビタミン、尿素の3つのタイプに大きく分けることができ、例えば手の乾燥が気になるときには保湿系や尿素、ヒビやあかぎれにはビタミン配合のクリームが適しているなど、症状に合ったハンドクリームを使用しないと症状が改善しないどころか、かえって悪化してしまうこともあるので注意が必要です。このうち、すぐれた保湿成分を配合し、最大48時間その効果を発揮する保湿ハンドリームが、ウレアリペア・プラス・ハンドクリームです。
手肌の潤いには天然保湿因子、細胞間脂質そして皮脂膜の3つの要素が不可欠ですが、中でも天然保湿因子は、アミノ酸類、尿素、ミネラル塩類、有機酸などの低分子から成り立ち、皮膚に元来備わっている保湿成分です。水の分子と非常に結合しやすい性質があり、その結合水は蒸発しにくいため、肌を保湿した状態に保つことができます。また天然保湿因子のひとつでもある尿素は、分子量が小さく、水によくなじむことから、水分を保持して潤いを取り戻すように働くほか、肌の古い角質を分解し、肌を柔らかくする作用もあります。
また、角質層に保持されている水分の約80％を占める角質細胞間脂質の主成分であるセラミドは、細胞と細胞の間の隙間を埋める脂質であると同時に角質層の構造を支え、さらに水を挟み込む性質により、角質層の潤いを保つ保湿機能の役割も持っています。
ところが角質保湿機能は加齢などの原因により低下し、また細胞間脂質は肌が水に触れるだけでも流出します。特に石けんや洗剤などを使用した場合は、脂質という性質上からさらに失われ、そのくずれた角質の隙間から水分が蒸発するために結果的に肌の乾燥へとつながります。
そこで、乾燥肌に不足している天然保湿因子、尿素、セラミドを補い、健康な肌が持つ天然組織の状態に戻すことで乾燥した状態の手を改善するのがウレアリペア・プラス・ハンドクリームです。即効性があり、天然の皮脂膜を強化して潤いを閉じ込め、乾燥や炎症から肌を守るだけでなく、さらに手を繰り返し洗っても最大で48時間保湿状態を維持することが臨床的に証明されています。特に乾燥症、乾癬、糖尿病や加齢による乾燥など、重症な手の乾燥に対して効果を発揮します。
