シリケン・ブイ・ケー(フェノキシメチルペニシリン)500mg

1780 円!! 初めて開発された、耐酸性の経口ペニシリン系抗生物質!軽度から中等度の感染症治療に有効!そのほか感染病再発予防や、歯科、呼吸器関係領域の感染症にも!

Cilicaine VK (Phenoxymethyl Pencillin) - 500mg (50 Capsules)

■ 50カプセル

価格:1780 円

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有効成分

フェノキシメチルペニシリン/ペニシリン V(Phenoxymethyl Pencillin/penicillin V )

 

製造国

オーストラリア

 

製造元

Sigma Pharmaceuticals

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1回250-500mgを4-6時間ごと、または1回250mgを1日2回経口服用します。
症状などにより適宜増減します。

服用途中で症状が改善しても、医師の指示があるまでは服用を継続してください。

 

商品詳細

シリケン・ブイ・ケー500mgはペニシリン系の抗生物質で、ペニシリン感性の軽度から中等度の感染症の治療に有効です。また、リウマチ熱やシデナム舞踏病に続くレンサ球菌感染再発の予防のほか、リウマチ熱や先天性心疾患を伴う人で、歯科手術または上部呼吸器手術や計測を受けようとしている人の細菌性心内膜炎の予防に使用されます。

細菌は人体を含む地球上のあらゆる環境に存在している微小な生物で、光合成や窒素固定、有機物の分解過程などの物資循環において重要な役割を果たしています。その中には人間にはまったく影響を与えない細菌のほか、大腸菌、赤痢菌、サルモネラ菌などのように人間に対して害を与えるもの、またビフィズス菌、乳酸球菌など人間にとって有用なものもあります。
細菌細胞は2分裂で増殖する単細胞生物で、DNAを含む核様体、細胞質、細胞膜、細胞壁から成り立っています。このうち細胞壁は、5-20気圧とも言われる細胞内外の浸透圧差や外圧からその内部構造や強度を保つ役割を持っており、この細胞壁が存在しなければ、細胞内に入り込んだ外部からの水によって細胞は破裂します。また細胞壁には感染の際に生体内に入る足がかりとなる構造物も含まれているため、細菌の生存には欠かせないものとなっています。

この細胞壁の合成を阻害することで細胞を死滅させ、感染症治療に使用されるのが、ペニシリン系のフェノキシメチルペニシリンを有効成分とするシリケン・ブイ・ケー500mgです。
ペニシリンは、1929年にイギリスで発見された世界最初の抗生物質で、毒性が低く、細菌特有の細胞壁合成酵素に対して特異的に阻害作用を発揮するβ-ラクタム系に属しています。
β-ラクタム系抗生物質は、真正細菌の細胞壁の主要成分であるペプチドグリカンを合成する酵素(ペプチドグリカン合成酵素、ペニシリン結合タンパク、PBP)と結合し、その活性を阻害します。それにより細菌はペプチドグリカンを作れなくなるために、その分裂に伴って細胞壁はやがて薄くなり、増殖が抑制されます(静菌作用)。
また細菌は細胞質の浸透圧が動物の体液よりも一般に高いため、ペニシリンの作用によって細胞壁が薄くなり損なわれた細菌細胞では外液との浸透圧の差から細胞内に外液が流入し、最終的には溶菌を起こして死滅します(殺菌作用)。
これらの作用により、シリケン・ブイ・ケー500mgは、黄色ブドウ球菌などを代表とするグラム陽性菌に対して強い抗菌活性を発揮します。

ペニシリンは酸に対して不安定であり、吸収が悪いため、一般には非経口薬剤として使用されますが、経口ペニシリンとして初めて開発されたのがペニシリンVであり、耐酸性の生合成ペニシリンであるフェノキシメチルペニシリンです。

●適用菌
ブドウ球菌、連鎖球菌、肺炎球菌、ジフテリア菌、脾脱疽菌、破傷風菌、淋菌、百日咳菌、梅毒トレポネーマ、ワイル病スピロヘータ

 

他の商品との比較

フェノキシメチルペニシリンは、ペニシリンV(またはペニシリンVK)と同義です。

ペニシリンVは、数あるペニシリンの中でも良質なペニシリンGの経口で、吸収が悪いと言われているペニシリンの中でも比較的良好な吸収を示します。

フェノキシメチルペニシリン(ペニシリンV)を有効成分とした薬剤は、日本では発売されていませんが、海外ではAcipen、Apopen、Beepen、Beromycin、Betapen、Calcipen、Compocillin、Crystapen、Distaquaine、Eskacillian、Eskacillin、Fenacillin、Fenospen、Fenoxypen、Ledercillin、Meropenin、Oracillin、Oratren、Ospen、Pen、Penapar、Pfizerpen、Phenocillin、Phenomycilline、Phenopenocillin、Robicillin、Rocilin、Stabicillin、Uticillin、Vebecillin、Veetidsなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、シリケン・ブイ・ケー500mgを絶対に服用しないでください。
・シリケン・ブイ・ケー500mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

【警告】
・ペニシリン治療を受けている人で、時として死に至る過敏症(アナフィラキシー様反応)の発症が報告されています。注射療法の場合はより頻繁に報告されていますが、ペニシリンの経口服用でも発症が認められており、特にペニシリンや抗原に対して過敏症の既往歴のある人、また過去にセファロスポリンによる治療で過敏反応を起こした人により高い傾向があるようです。そのため、過去の過敏症を充分に考慮してからシリケン・ブイ・ケー500mgによる治療を開始してください。また服用中に過敏反応が現れた場合はただちに服用を中止し、医師の診断を受けてください。
・フェノキシメチルペニシリンを含む抗生物質の服用による偽膜性大腸炎の発症が報告されています。クロストリジウム・ディフィシレが産出する毒素が主な原因と考えられており、大腸炎の重症度は、軽度から重症度です。抗生物質の服用による大腸炎性下痢(抗生物質治療中止後最大週週間後に起こることがあります)が起こった人では、この診断について考慮することが重要です。軽度の場合では休薬により改善する場合がありますが、中等度から重症の場合ではクロストリジウム・ディフィシレに対して有効な抗菌剤の使用を検討が必要になることもあります。

【慎重服用】
・出血障害の既往歴のある人: 一部のペニシリンが、血小板機能異常症または出血を引き起こすことがあります。
・腎機能不全の人: ペニシリンのほとんどは腎臓から排泄されるため、腎機能不全の人では服用量を調節することが望ましいとされています。また重篤な腎機能不全のある人では、フェノキシメチルペニシリンカリウムを多量に含むカリウムを使用する際には充分な検討が必要です。

【使用上の注意】
・服用の際は、体液、電解質、たんぱく質の代用品を摂取してください。
・ぜん動を遅らせる薬剤(鎮静剤、アトロピンを伴うジフェノキシレートなど)は、症状の延長や悪化を起こすことがあるので、併用しないでください。
・フェノキシメチルペニシリンは慢性的、重篤、または深在性の感染に対する使用には推奨されていません。
・重篤な疾病または吐き気、嘔吐、胃拡張、心臓発作、腸運動過剰などを伴う人では、経口服用において充分な治療レベルに達しないことがあり、また一部の人では治療に必要な量の経口ペニシリンを吸収しない場合もあります。このような場合は、適切な抗生物質を非経口で使用することが望ましいとされています。
・レンサ球菌感染では、最低10日以上の治療が必要です。菌が死滅したかどうかを確認するためには、培養検査を行なってください。
・治療中にエストロゲン含有の経口避妊薬を服用する場合は、別に避妊方法または追加の避妊方法を行なってください。
・長期間にわたりペニシリンを服用した場合、口腔カンジダを引き起こすことがあります。

一般に高齢者では腎機能が低下していることが多いため、服用量に注意してください。

妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療の必要性が危険性を上回る場合に限り使用を検討してください。

授乳中の人は、服用の必要性がある場合に限り使用を検討してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とシリケン・ブイ・ケー500mgを併用する場合、注意してください。
・静菌剤: ペニシリンの作用を拮抗することがあります。
・制酸薬: 薬剤の吸収を減少させることがあります。
・エストロゲン配合経口避妊薬: 避妊効果が減少することがあります。またフェノキシメチルペニシリンの長期使用によりこの効果が顕著になるため、フェノキシメチルペニシリンの使用中は別の、または追加の避妊法を使用してください。
・アミノグリコシド抗生物質: 併用により相互に不活性化したとの実験報告があります。
・メトトレキサート: 併用によりメトトレキサート毒性のクリアランスが減少したとの実験報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

シリケン・ブイ・ケー500mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、吐き気、嘔吐、黒毛舌、下痢、胃部不快感、呼吸困難

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
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