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2015-10-30

ソース(記事原文):その他ソース

妊娠中の抗生物質服用はもはや心配なし

【MedicalNewsToday】(2015年10月30日) ― 最大級の研究の結果、妊娠中のマクロライド系抗生物質の使用は問題がないことを示した。研究の結果によると、マクロライドは胎児の成長には悪影響は与えないとのことだ。

アメリカに住む何千人という妊婦は妊娠中に抗生物質の処方を受けている。そして妊婦10人のうち4人以上が、妊娠中のある時期でそれらを使用することになる。ペニシリンと共に、マクロライド系抗生物質は妊婦を含む一般人にもっともよく処方される抗生物質である。

マクロライドは薬のグループのひとつで、エリスロマイシン、フィダキソマイシン、アジスロマイシン、クラリスロマイシンなどを含む一般的な抗生物質である。ペニシリンよりもわずかに抗菌スペクトルが広く、ペニシリンに対してアレルギーを呈する場合に使用される。

この最近の研究は、カナダにあるモントリオール大学およびその系列であるCHUサン・ジュスチン小児病院のアニック・ベラール博士と、ノルウェーのオスロー大学のヘドヴィグ・ノルデンが主導した。

このチームはマクロライドと、出生異常を含むその潜在的な有害妊娠転帰を調べた、とベラール博士。

「ペニシリンと共に、マクロライドは一般人や妊婦にもっとも使用されている薬です。しかし、母親や胎児に対して出生異常を含む有害妊娠転帰のより大きなリスクを与えるのは、果たして感染なのかそれともそれを治療するために使用されたマクロライドなのか、についての論争は、依然としてそのままなのです」。

過去に行なわれた妊娠中のマクロライドの安全性に関する研究とは相反する結果が出た。ある研究ではマクロライドと心血管奇形の関連性を主張し、またほかの研究では妊娠中のマクロライドの使用とてんかんおよび/または脳性まひリスクの亢進可能性の因果関係を導き出した。

そしてこれらの結果や同等の事柄は、いくつかのスカンジナビア諸国において妊婦へのマクロライド処方回避に至った。

ケベック州妊娠コホート研究

現在の研究のために、研究チームはケベック州妊娠コホート研究(QPC)からの調査データを投入した。このデータはケベック州の4つの管理データベースをまとめてベラール博士が作り上げたものである。

QPCはこのタイプの研究では世界でもっとも大きなコホート研究のひとつで、 1998 年から 2009 年の間の 29 万人の妊娠情報を集めたものである。

ライフスタイルの変化、社会人口学的情報、妊娠初期の体重および身長、妊娠中の体重増加、天然健康製品使用、葉酸摂取などに関する情報と共に母親と子供の健康転帰に関する情報や、妊娠歴の情報が収集されている。

米国食品医薬品局(FDA)およびヘルス・カナダは薬効調査のための臨床試験に妊婦を含むことを許可していない。そのため、薬が市場に出る前の妊婦に対する薬の安全性におけるデータは不充分である。この点でQPCはとても貴重である。

この特別な研究のために、アジスロマイシン、クラリスロマイシンなどの薬の母親の使用に関する情報はケベック州の公共薬剤保険プログラムから検索され、耐容性良好でじっくり研究された抗生物質であるペニシリンのデータと比較された。

コホート研究の結果から、この研究の基準に合った妊婦は13万5839人。そのうち1.7%は最初の3ヵ月の間にマクロライドに曝露し、さらに妊婦の9.8%が大きな先天性奇形を持つ子を出産した。

ベラール博士はこの結果をこう説明している:

「統計分析後、ペニシリン使用のデータと比較してグループ間での意味のある関連性は見つかりませんでした。私たちはもっとも一般的に使用されている2つのマクロライドに胎児が曝露した後の主要な先天性奇形のリスクを推定しようとしたのですが、何も見つけることはできませんでした」。

ベラール博士は、マクロライドの安全性に関する過去のあいまいさの理由は、治療のために処方された医学的な問題が原因であると信じている。例えば、マクロライド系アジスロマイシンはしばしばクラミジア感染の治療に使用される。クラミジアそれ自体は出生異常を起こす可能性がある。このことをデータ不足と組み合わせると、偽陽性が簡単につくられる。

これで、マクロライド系抗生物質を使用しているいかなる妊婦にとって、安堵のため息をつくことが保証された。しかしベラール博士は、あまり処方されることのない無名の抗生物質についてはさらなる調査が必要である、と注意を付け足している。


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