アジー100内服懸濁液(アジスロマイシン) 100mg

530 円!! 百日ぜき、中耳炎、へんとう炎などの子供によくみられる細菌性感染症に!計量スプーン付きのシロップタイプだから計量・投与が簡単!短期間の使用で症状の改善がみられます! ジスマロックのジェネリック!

Azee 100 Rediuse (Azithromycin) - 100mg (15ml)

■ 15mLボトル

価格:530 円

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有効成分

アジスロマイシン(Azithromycin)

 

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製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●細菌性感染症治療
通常16歳未満の小児は、10mg/kg(1kgにつき10mg)を1日1回3日間服用します。
或いは、初日に10mg/kg(1kgにつき10mg)服用し、その後の4日間は1日1回5mg/kg(1kgにつき5mg)を服用することもできます。

●マラリア予防
通常16歳未満の小児は、初日に10mg/kg(1kgにつき10mg)服用し、その後の7日間は1日1回5mg/kg(1kgにつき5mg)を服用します。

●マラリア治療
通常16歳未満の小児は、10mg/kg(1kgにつき10mg)を1日1回3日間クロロキンと共に服用します。

・アジー100内服懸濁液には5mlにつきアジスロマイシンが100mg含まれています。

・懸濁剤であるため、使用前によく振ってから使用してください。

 

商品詳細

アジー100内服懸濁液は抗生物質のアジスロマイシンを、子供が服用しやすいように液体中に分散させたもので、16歳未満の子供における呼吸器、耳鼻咽頭科、皮膚科、口腔内外科領域の感染症治療に用いられています。

細菌性感染症とは人体に定着した細菌が産生する毒素によって細胞が損傷を受けることによって引き起こされる様々な症状のことです。そのため治療には病原菌の排除が必要不可欠となりますが、細菌は宿主細胞に定着、或いは侵入して増殖していくため、宿主細胞には極力影響を与えず、細菌のみに毒性を発揮する医薬品が必要とされてきました。 
細菌は人間細胞と異なった構造を持つ微生物であるため、人間には存在しない細菌独自の構造を攻撃する薬物は、人間細胞に影響を与えず、細菌のみに効力を発揮する選択毒性を持つことになります。このような選択毒性を追求した結果開発されたのが、1929年に発見されたペニシリンを始めとする抗生物質、そして抗菌薬と呼ばれる一連の薬剤です。

抗生物質/抗菌剤は人間細胞と細菌細胞にみられる様々な違いを標的としています。例えば、世界初の抗生物質として誕生したペニシリンは、細菌独自の構造である細胞壁の合成を阻害することによって細菌を死滅させたり、増殖を抑制する作用を発揮するもので、当時猛威をふるっていた肺病、淋病、敗血症といった感染症に対して効果を発揮しました。
細胞壁とは、細菌細胞の最も外側にある分厚く固い層のことで、細菌の形態を保ったり、外界からの圧力から細胞を保護するなど、細菌の生体維持、及び生存に欠かせない役割を果たしています。一方の人間細胞にはこの細胞壁は存在しません。そのため、この細胞壁の損傷は、細菌の生存や増殖機能のみ影響を与え、人間細胞への影響はほとんどみられません。 

一般に細胞壁が薄く、細胞壁合成阻害作用が効力を持たない細菌感染症の治療薬として用いられているのが、アジー100内服懸濁液の有効成分であるアジスロマイシンの属するマクロライド系抗生物質です。細菌細胞内のタンパク質の合成を阻害することによって、その効力を発揮します。
生物におけるタンパク質は、生物の基本単位となる細胞質の構成要素であるほか、代謝やDNA複製などの生体反応を触媒する酵素として、また、細胞内および生体内での情報伝達物質として、生体維持に欠くことのできない役割を担っている物質で、遺伝子情報に基づいて細胞内のリボソームと呼ばれる器官で生合成されています。
リボソームは大小の2種類の大きさのサブユニットからなっていますが、アジスロマイシンはそのうちの大きい方である50Sサブユニットに結合し、リボソームの働きを阻害します。この作用によりタンパク質の合成が停止させられ、結果として細菌の増殖を抑える静菌作用が発揮されることとなります。なお、人間細胞のリボソームは細菌細胞のものよりも大きい60S サブユニットからなっているため、アジスロマイシンのリボソーム機能阻害作用を受けることはほとんどないとされています。

抗生物質は、従来不治の病とされてきた数々の細菌性感染症の治療を可能にしたため、「20世紀最大の発見」とされてきました。しかしその一方で、不治の病に対する「奇跡の薬」といったイメージから、数多くの誤用や乱用を招き、結果として抗生物質が効かない耐性菌の発生を生じ、現在でも薬の開発と耐性菌とのいたちごっこが繰り広げられています。そのため、抗生物質/抗菌薬の使用は、その薬剤が効力を持つとされる対象菌による感染症であることが確認されてから初めて使用し、自己判断で使用を中止したりせず、医師に指示された用法・用量・期間を厳密に守った使用が非常に重要とされています。

 

他の商品との比較

感染組織への移行性が良く、また効力の継続時間が長いため1日1回3日間投与という短期間で優れた効果を発揮します。

ペニシリンやセフェム系抗生物質とほぼ同じ抗菌スペクトルを有するため、これらの抗生物質に過敏症である人の治療によく用いられています。

胃酸に対する安定性が高く、また経口吸収に優れています。

他のマクロライド系抗生物質と比較して、グラム陰性菌に対する作用が強いとされています。

アジー100内服懸濁液には計量スプーンがセットとなっているため、服用に必要とされる量の計量が簡単におこなえます。

アジスロマイシンを有効成分とするものには、錠剤、細粒、カプセル、シロップなどの形態でジスマロック(ファイザー)があります。
海外においては、Zithromax、Apo-Azythromycin、Azee、Azicine、Azythromycin 250-1A Pharma、Clindal AZ、Floctil、Zmax、Zotaxなどといったブランド名で取り扱われています。

 

特別な注意

以下に該当する場合、アジー100内服懸濁液の使用は禁忌とされています。
・アジー100内服懸濁液の成分、及び他のマクロライド系抗生物質に過敏症の方
・重篤な肝臓病のある人
・6カ月未満の乳幼児

以下に該当する場合のアジー100内服懸濁液の使用は慎重におこなうようにしてください。
・重篤な腎機能低下がみられる人
・心電図によるQT間隔の延長がみられる人

アジー100内服懸濁液は16歳未満の小児用です。

アジー100内服懸濁液の服用は、医師に指示された服用量、服用回数、服用期間を厳守するようにしてください。

アジスロマイシンは主に肝臓で排出されるため、肝機能障害のある人における使用には注意が必要とされています。

広範囲の抗菌スペクトルを持つ抗生物質の使用において、稀に大腸炎(クロストリジウム・ディフィシルに関連した下痢)が引き起こされる可能性があります。抗生物質の使用中や使用後において下痢の症状が継続したり、深刻化した場合、或いは血便や粘液便がみられる場合には、ただちに医師に相談するようにしてください。

抗生物質の使用は、対象菌でない微生物(特に真菌)の増殖を招く場合があります。抗生物質の使用中に他の感染症の症状が認められる場合にはただちに医師に相談するようにしてください。

アジスロマイシンの使用による重症筋無力症の増悪や、筋無力症症候群の発症が報告されています。

他の疾患などで医療機関に罹る場合には、医師にアジー100内服懸濁液を使用していることを伝えてください。

処方された用途以外での使用はせず、また他人との共用もお避けください。

子供の手の届かない、乾燥した涼しいところで直射日光から避けて保管してください。

使用期限を超過したもの、及び外装の損傷が認められる場合には使用をお避けください。

 

他の薬との併用

アジスロマイシンと以下の薬剤との併用は禁忌とされています。
・エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミン、メチルセルギド(偏頭痛治療薬)

消化不良や胸やけの治療にもちいられる制酸剤は、アジスロマイシンと同時に服用されると、アジスロマイシンの腸管からの吸収率を低下させます。そのため、アジスロマイシンの服用は、最低でも制酸剤服用の1時間前か、2時間後にするようにしてください。

アジスロマイシンには以下の薬剤の代謝を妨げる作用があります。この作用により、薬剤の血中濃度が高くなり、副作用が引き起こされる可能性が高くなります。
・シクロスポリン
・コルヒチン
・ジゴキシン/ディゴキシン
・ジソピラミド
・ドロペリドール
・ミゾラスチン
・ピモジド
・クエチアピン
・レボキセチン
・リファブチン
・テオフィリン

アジスロマイシンは免疫抑制剤シクロスポリンや、強心薬のジゴキシン/ディゴキシンの血中濃度を高くする作用があるため、アジスロマイシンと併用される場合にはこれらの薬剤の血中濃度を測定することが推奨されており、場合によってはシクロスポリンやジゴキシンの使用量を調整する必要があるとされています。

統合失調症治療薬であるドロペリドール、ピモジド、抗ヒスタミン薬のミゾラスチン、抗うつ薬のレボキセチンといった薬剤とアジスロマイシンとの併用は、製薬会社によって禁忌とされています。

アジスロマイシンはワーファリン/ワルファリンやその他の抗凝血剤の作用を増強する作用があるため、併用にあたっては血液凝固時間の測定が必要とされています。

経口の甲状腺ワクチン(ビボティフ)は抗生物質との併用によってその効果が減弱させられる可能性があるため、最低でも抗生物質の使用後から3日間が経過してから投与するようにしてください。

HIV治療薬のネルフィナビルはアジスロマイシンの血中濃度を高める作用があります。併用によって気になる症状が現れた場合は速やかに医師に相談してください。

上記以外にも他薬と併用する場合には、処方薬、市販薬に限らず事前に医師や薬剤師に相談し、併用による安全性を確認してから服用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の処置を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時点ですぐに服用してください。
ただし、次の服用時間が近い場合は、忘れた分を飛ばして次の服用時間から服用してください。
忘れたからと言って、一度に2回分を服用することはしないでください。

 

副作用

アジー100内服懸濁液の副作用には以下に挙げる症状があります。
これらの症状や、他に気になる症状が発現、継続する場合には速やかに医師に相談して下さい。

主な副作用
下痢、吐き気、嘔吐、腹痛といった胃腸不良

極稀に起こる重篤な副作用
食欲減退、痒み・発疹といった皮膚症状、関節痛、めがまわる感覚、頭痛、味覚の変化、眠気、けいれん、下痢、舌の変色、口腔カンジタ、興奮、不安、知覚異常、衰弱、過敏症反応、睡眠障害、血小板減少、聴覚障害、不整脈、腎・肝機能障害、すい炎、膣炎、光線過敏症、大腸炎

 

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