ハイグロトン(クロルタリドン)25mg

1340 円!! 【次回入荷未定】効き目が長く続く利尿薬!高血圧の治療やむくみの解消に!体内のカリウムを排出しないため、ミネラル不足が原因で起こる副作用もほとんどありません!

Hygroton (Chlorthalidone) - 25mg (50 Tabs)

■ 50錠

価格:1340 円

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有効成分

クロルタリドン(Chlorthalidone)

 

製造国

スイス(ニュージーランド・オーストラリア市場向け)

 

製造元

Novartis Limited

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日12.5-50mgを連日、または1日おきに経口服用します。

1日1回服用の場合は午前中に、複数回の場合は最後の服用を遅くても夜6時前までには完了してください。

 

商品詳細

ハイグロトン25mgは、高血圧症(本態性高血圧症など)や心性浮腫(うっ血性心不全)、腎性浮腫、肝性浮腫などの治療に使用される経口利尿薬です。

腎臓は尿をつくり出し、主に体内の老廃物を体の外に出すことを目的としています。尿の元は1日約150-200リットル産生されますが、その約99%は再び体内に取り込まれ、残りの1%が実際に尿として体外に排泄されます。
この再吸収される水分を減らして尿の量を増やすことで、体内のナトリウムと水分が尿として排泄されるのを促し、その結果として血圧を下げ、むくみを解消するのが利尿薬です。

最終的に尿を出すという点においては利尿薬の働きはどれも共通ですが、どの部分にどのように作用するかにより、腎内性利尿薬であるループ利尿薬、腎臓に直接働きかけて尿量を増やすサイアザイド(チアジド)系、抗アルドステロン性、腎臓以外の臓器に働きかけて尿量を増やす炭酸脱水酵素阻害薬、腎臓で吸収されずに腎臓内での浸透圧を増加させ、尿量を増やす浸透圧利尿薬などに分類されます。

このうちサイアザイド系利尿薬と似た働きを持つのが、ハイグロトン25mgの有効成分であるクロルタリドンです。サイアザイド系は少量で強力な効果を発揮し、安価、忍容性の高さなどの理由から、米国では多くの高血圧患者に対する第一選択薬として、また降圧剤レジメンの基礎的な構成成分として用いられている利尿薬です。

例えば、血液中のナトリウムイオンが多い状態では、そのバランスを保とうとして血液中に水分を取り込もうと腎臓が作用するため、その結果として血液流量が増え、血圧が上がります。また尿細管のナトリウム排泄機能に問題が起こるとナトリウムが体内に貯留し、それに伴い水分も貯留するために電解質のバランスがくずれ、特に間質液量をはじめとする細胞外液が増えるためにむくみが生じます。
ハイグロトン25mgは、水とナトリウムイオンの再吸収を阻害することで尿排泄量を増やし、降圧作用やむくみの解消に効力を現わします。

サイアザイド系利尿薬はこのようにすぐれた効果を発揮しますが、その一方でカリウムを含むミネラルを尿中に排出するために過剰なカリウム流出が起こりることがあります。
ところがハイグロトン25mgの有効成分であるクロルタリドンは、過剰に摂取しない限りはカリウムの流出が認められていません。体内のミネラルが減ると筋肉や神経の働きが鈍くなり、またカリウムの減少は心臓に負担をかけることで高血圧を促進し、体がだるくさせますが、ハイグロトン25mgではこのような作用がほとんど認められないのが特長です。

 

他の商品との比較

腎臓に作用して尿量を増やし、血中の余分なナトリウムを水分と共に排泄させることで血圧を下げ、むくみを改善します。

サイアザイド(チアジド)系利尿降圧剤と類似作用を持っていますが、チアジド系利尿降圧剤よりも長い時間作用します。

サイアザイド系の利尿薬とは異なり、大量に服用しない限りは、カリウムの喪失が認められません。

利尿剤のサイアザイド類とクロルタリドンを比較において、夜間血圧を下げる効果についてはクロルタリドンの方が有効であることが報告されています。

クロルタリドンを有効成分とする薬は、海外ではHigroton、Hydro-Long、Igroton、Isoren、Natriuran、Oradil、Phthalamodine、Phthalamudine、Renon、Saluretin、Tenoretic、Thlitaone、Zambesilなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ハイグロトン25mgを絶対に服用しないでください。
・無尿の人: ハイグロトン25mgの効果が期待できません。
・急性腎不全の人: 腎機能をさらに悪化させるおそれがあります。
・体液内のナトリウム減少、体液中のカリウム減少が明らかな人: 低ナトリウム血症、低カリウム血症などの電解質失調を悪化させるおそれがあります。
・チアジド系薬剤またはその類似化合物(クロルタリドンなどのスルホンアミド誘導体)に対する過敏症の既往歴のある人
・テルフェナジン服用中またはアステミゾール服用中の人: QT延長、心室性不整脈を起こすおそれがあります。

【慎重服用】
・進行した肝硬変症のある人: 肝性昏睡を誘発するおそれがあります。
・重篤な冠硬化症または脳動脈硬化のある人: 急激な利尿が現われた場合、急速な血漿量減少、血液濃縮を来たし、血栓塞栓症を誘発するおそれがあります。
・肝疾患、肝機能障害のある人: 肝機能をさらに悪化させるおそれがあります。
・本人または両親、兄弟に痛風、糖尿病のある人: 痛風あるいは糖尿病を悪化または誘発するおそれがあります。
・下痢、嘔吐のある人: 電解質失調を起こすおそれがあります。
・高カルシウム血症、副甲状腺機能亢進症のある人: 高カルシウム血症を悪化または誘発するおそれがあります。
・ジギタリス剤服用中、糖質副腎皮質ホルモン剤服用中またはACTH使用中の人
・減塩療法時の人: 低ナトリウム血症を起こすおそれがあります。
・高齢者
・乳児
・交感神経切除後の人: ハイグロトン25mgの降圧作用が増強されるおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・ハイグロトン25mgの利尿効果は急激に現われることがあるので、電解質失調、脱水に充分注意し、少量から服用を開始して、徐々に増量してください。
・連用する場合、電解質失調が現われることがあるので定期的に検査を行なってください。
・夜間の休息が特に必要な人は、夜間の排尿を避けるため、午前中に服用するのが望ましいとされています。
・降圧作用に基づくめまい、ふらつきが現われることがあるので、高所作業、自動車の運転など危険を伴う機械を操作する際は注意してください。

【その他の注意】
外国においてハイグロトン25mgまたは類似化合物(ヒドロクロロチアジドなど)で以下の相互作用が報告されています。
・シクロホスファミド、メトトレキサートなどの抗腫瘍剤: 骨髄抑制作用を増強するおそれがあります。
・ビタミンD、カルシウム剤: 高カルシウム血症を起こすおそれがあります。
・抗コリン作動薬: ハイグロトン25mgの作用が増強されるおそれがあります。
・メチルドバ: 併用による溶血性貧血の報告があります。

高齢者では、急激な利尿は血漿量の減少を来たし、脱水、低血圧などによる立ちくらみ、めまい、失神などを起こすことがあります。特に心疾患などでむくみのある高齢者では、急激な利尿は急速な血漿量の減少と血液濃縮をきたし、脳梗塞などの血栓塞栓症を誘発するおそれがあるため、少量から服用を開始するなど、状態を観察しながら慎重に服用してください。
また高齢者では、脳梗塞が起こるおそれがあるため一般に過度の降圧は好ましくないとされており、また低ナトリウム血症、低カリウム血症が現れやすくなります。

妊娠後期の人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

ハイグロトン25mgの服用中は授乳を避けてください。

乳児は電解質バランスが崩れやすいため、慎重に使用してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とハイグロトン25mgを併用する場合、注意してください。
・バルビツール酸誘導体、アヘンアルカロイド系麻薬: 起立性低血圧が増強されるおそれがあります。
・アルコール: 起立性低血圧作用が増強されるおそれがあります。
・降圧作用を有するほかの薬剤(利尿降圧剤、ACE阻害剤、ニトログリセリン、β-遮断剤など): 降圧作用が増強されることがあります。
・コレチラミン(経口): ハイグロトン25mgの降圧作用が減弱するおそれがあります。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシンなど): ハイグロトン25mgの降圧作用が減弱するおそれがあります。
・ジギタリス製剤: 不整脈、徐脈を起こすおそれがあるため、血清カリウム値の低下に注意してください。
・昇圧アミン(ノルエピネフリンなど): 昇圧アミンの作用が減弱されるおそれがあるため、手術前の人が使用する場合、一時休薬などの処置を講じてください。
・ツボクラリンおよびその類似作用物質: まひ作用を増強するおそれがあるため、手術前の人が使用する場合、一時休薬などの処置を講じてください。
・リチウム: リチウムの毒性を増強するおそれがあるので、血中リチウム濃度に注意してください。
・糖尿病用剤: 糖尿病用剤の作用を著しく減弱することがあります。
・スルフィピラゾン: クロルタリドンはスルフィンピラゾンの尿酸排泄作用に拮抗するおそれがあります。
・乳酸ナトリウム: クロルタリドンによる代謝性アルカローシスや低カリウム血症を増強するおそれがあります。
・糖質副腎皮質ホルモン剤、ACTH: 低カリウム血症を起こすおそれがあります。
・グリチルリチン製剤: 血清カリウム値の低下が現れやすくなります。
・クエン酸トレミフェン: 血中カルシウム上昇のおそれがあります。
・シクロスポリン: 高尿酸血症およびこれに伴う痛風が現れやすいため、血中尿酸値に注意してください。
・アロプリノール: 重症の過敏反応(悪寒、全身性皮疹など)が発現したとの報告があります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ハイグロトン25mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
白血球減少、血小板減少、紫斑、黄だん、電解質失調(低ナトリウム血症、低カリウム血症、低マグネシウム血症、低クロル性アルカローシス、血中カリウム上昇など)、血清脂肪増加、高尿酸血症、高血糖症、発疹、じんましん、光線過敏症、食欲不振、悪心、嘔吐、口渇、腹痛、下痢、便秘、めまい、頭痛、頭重、知覚異常、抑うつ、視力異常(霧視など)、黄視症、起立性低血圧、動悸、不整脈、倦怠感、脱力感、インポテンス

●極稀に起こる重篤な副作用
再生不良性貧血、壊死性血管炎、肺水腫、すい炎、無顆粒球症、急性腎不全(間質性腎炎など)、中毒性表皮壊死症(類薬にて)

 

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