プリモボラン(エナント酸メテノロン)100mg/ml

2200 円!! 男性ホルモンと同じ作用を持つたんぱく同化ステロイド薬!筋肉や骨を丈夫にし、消耗した状態を著しく回復させます!骨粗しょう症や術後の回復、悪性腫瘍、腎疾患などに!造血作用もあるため軽度の再生不良性貧血の治療にも効果的!

Primobolan (Metenolone Enanthate) - 100mg/ml (1 x 1ml ampoule)

■ 1アンプル

価格:2200 円

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有効成分

エナント酸メテノロン(Metenolone Enanthate)

 

製造国

ドイツ(トルコ市場向け)

 

製造元

Bayer

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1回100mgを1-2週間ごとに筋肉内注射します。

年齢、症状により適宜増減します。

 

商品詳細

プリモボラン100mg/mlは、たんぱく質の合成を促進する作用を持つたんぱく同化ステロイド薬です。筋肉や骨を丈夫にする働きがあるため、骨粗しょう症、重いケガややけど、消耗性の病気の治療、手術後の衰弱した身体を回復させる目的のほか、赤血球を増やす造血機能も持つことから、再生不良性貧血の治療に使用されることもあります。

たんぱく同化作用とは、外界から摂取した物質から生体の化学反応によってたんぱく質を作り出し、細胞内の組織を構築する作用のことをいい、主に摂取したたんぱくを筋肉に変える働きのことを指します。この作用に関与しているのがたんぱく同化ステロイドです。たんぱく同化ステロイドはたんぱく同化作用を持つステロイドホルモンの総称であり、その多くは男性ホルモンのひとつであるテストステロンとしての作用を持っています。

数ある男性ホルモンの中でもっとも分泌量が多く、強い作用を持つテストステロンはコレステロールを原料として体内で合成されますが、男性の場合ではその約95%が睾丸(精巣)で、残りは副腎でつくられます。また男性のみならず、女性の場合においても副腎や卵巣でテストステロンを含む男性ホルモンの一部がつくられています。

男性ホルモンは男性としての機能を発揮させる性ホルモン作用のほかに、①たんぱく質を体内に蓄えることによる基礎体力の向上、②骨にカルシウム、リン、窒素を蓄えることによる骨の強化、③赤血球量を増加させることによる貧血の改善、④血液中の脂質を低下させることによる脂質異常症の改善、などの働きを持つことが知られています。

この男性ホルモンから、毛髪や性欲の変化、攻撃性などといった性ホルモンとしての作用をできるだけ排除し、たんぱく質の利用増大や筋量の変化など、①-④の作用だけを発揮させるように合成した薬が、プリモボラン100mg/mlを含むたんぱく同化ステロイド剤です。たんぱく同化性ステロイド、たんぱく同化剤、たんぱく質同化ホルモン、などと呼ばれることもあります。

たんぱく同化ステロイドにはメスタノロン製剤とメテノロン製剤の2種類があり、このうちプリモボラン100mg/mlの有効成分であるエナント酸メテノロンには、メスタノロン製剤が効力を発揮する骨粗鬆症、下垂体性小人症、慢性腎疾患、悪性腫瘍、外傷や熱傷による著しい消耗状態などに対する改善効果に加え、ヘモグロビン量や赤血球数の増加などの造血作用も持つために、再生不良性貧血による骨髄の消耗状態の治療に用いられることもあります。

再生不良性貧血は、骨髄中の造血幹細胞が何らかの原因で傷害されて生じる貧血で、一般に免疫抑制療法、骨髄移植、たんぱく同化ステロイド療法などが行なわれます。そのうちたんぱく同化ステロイドは軽傷例に使用され、治療効果のメカニズムとして、腎臓に作用してエリスロポエチン(赤血球産生を刺激するホルモン)を出させる働きと、造血幹細胞に直接作用して増殖を促す働きが考えられています。

 

他の商品との比較

持続性のたんぱく同化ステロイド剤であり、骨粗しょう症や慢性腎疾患、悪性腫瘍、手術後、外傷、熱傷による著しい消耗状態、再生不良性貧血による骨髄の消耗状態の治療に用いられます。

男性ホルモンの性ホルモン作用を弱め、タンパク同化症作用を強力にした合成ステロイドです。

血中脂質低下作用とエリスロポエチンの産生増加を介する造血作用を有します。

油性注射剤です。

エナント酸メテノロンを有効成分とした薬剤は注射液以外にも錠剤があり、日本ではプリモボラン(富士製薬、バイエル薬品)の名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、プリモボラン100mg/mlを絶対に使用しないでください。

・アンドロゲン依存性悪性腫瘍(前立腺がんなど)およびその疑いのある人: 症状を悪化させるおそれがあります。

・妊婦または妊娠している可能性のある人

【慎重使用】

・前立腺肥大のある人: 症状を悪化させるおそれがあります。

・心疾患・腎疾患のある人: ナトリウムまたは体液の貯留があらわれることがあります。

・肝疾患のある人: 症状を悪化させることがあります。

・がんの骨転移のある人: 高カルシウム血症があらわれるおそれがあります。

・高齢者

・糖尿病の人: 耐糖能の低下がみられることがあります。

【重要な基本的注意】

・男性: 定期的に前立腺の検査を行なってください。

・女性: 変声の可能性のあることを理解してください。

・肝機能障害、黄だんがあらわれることがあるので、特に長期使用する場合には、定期的に臨床検査(肝機能検査など)を行なってください。

【適用上の注意】

・筋肉内注射にあたっては、組織、神経などへの影響を避けるため下記の点に注意してください。

①同一部位への反復注射は行なわないでください。特に新生児、乳児、幼児、小児には注意してください。

②神経走行部位を避けてください。

③注射針を刺入したとき、激痛を訴えたり血液の逆流をみた場合は直ちに針を抜き、部位を変えて注射してください。

④注射部位に疼痛、硬結をみることがあります。

【その他の注意】

・たんぱく同化ステロイド剤を長期大量に使用した再生不良貧血の人などに肝収容の発生が観察されたとの報告があります。

高齢者ではアンドロゲン依存性腫瘍が潜在している可能性があること、および一般に生理機能が低下しているので慎重に使用してください。

女性胎児の男性化を起こすおそれがあるので、妊婦または妊娠している可能性のある人は使用しないでください。

骨髄の早期閉鎖、性的早熟を来たすことがあるので、小児などに使用する場合は観察を充分に行ない慎重に使用してください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とプリモボラン100mg/mlを併用する場合、注意してください。

・副腎皮質ホルモン剤: 耐糖能の低下がみられることがあります。観察を充分に行ない慎重に使用してください。

・クマリン系抗凝血剤(ワルファリンカリウムなど): これらの作用を増強することがあります。観察を充分に行ない慎重に使用してください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。

次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。

2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

プリモボラン100mg/mlを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用

過敏症状、AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇、悪心、嘔吐

女性: 嗄声(進行すると回復困難になることがあります。通常、月経異常が先発する例が多いとの報告があります)、多毛、痤瘡、色素沈着、月経異常、陰核肥大、性欲亢進

男性: 痤瘡、陰茎肥大、陰萎、持続性勃起、大量継続使用による精子減少・精液減少などの睾丸機能抑制

●極稀に起こる重篤な副作用

肝機能異常、黄だん

 

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