ラベラン(プログアニル)100mg

330 円!! マラリア予防薬!マラリア流行地域への渡航前1週間からの服用で、マラリアに対する罹患率を低くします!特に熱帯熱マラリア感染の可能性が高い地域への渡航には持参をお勧め!

Laveran (Proguanil) - 100mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:330 円

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有効成分

プログアニル(Proguanil )

 

製造国

インド

 

製造元

Unicure Remedies Pvt Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

※通常は、マラリアに感染する可能性のある地域へ渡航する1週間前から服用を開始することとされています。1週間前からの服用が不可能である場合には、少なくとも渡航2日前から服用を開始してください。マラリアに感染する可能性のある地域への滞在期間中、そしてその後4週間は服用を継続します。

・成人および14歳以上の児童:1日2錠を食後に服用します。
・9-14歳:1日1錠半を食後に服用します。
・5-9歳:1日1錠を食後に服用します。
・1-5歳:1日半錠を食後に服用します。
・1歳未満(授乳中の乳幼児を含む):1日1/4錠を食後に服用します。

 

商品詳細

ラベラン100mgは、抗マラリア薬に属するプログアニルを有効成分とする薬で、マラリア感染の予防に用いられています。

マラリアとは、マラリア原虫と呼ばれる病原性を持つ微生物によって引き起こされる原虫感染症です。原虫は、運動能力や捕食能力といった動物的な能力を備えている真核の単細胞生物のことですが、その多くがほかの生物に寄生して生存する性質を持っていることから、一般的には寄生虫のうちの単細胞生物を指す言葉として用いられています。

マラリアを発症するマラリア原虫は、蚊の一種であるハマダラカを媒介して感染します。蚊の体内での生態については現在のところ詳しくは解明されていませんが、蚊の体内で成長した後、その唾液腺に感染型のスポロイドと呼ばれる形で集積し、蚊の吸血時に唾液と共に人体に侵入します。侵入後はまず肝臓に寄生して肝臓で分裂、増殖した後、寄生細胞を破壊して血中内に出て赤血球内に侵入します。赤血球へと侵入したマラリア原虫は、ヘモグロビンを摂取しながら成長し、最終的には侵入した赤血球を破壊して別の赤血球へ侵入し、感染を広げていきます。

マラリアには三日熱マラリア、四日熱マラリア、卵型マラリア、熱帯熱マラリアがあり、症状も感染したマラリアの種類によって異なります。マラリアの中でも最も典型的な症状とされるのが40度を超える激しい発熱ですが、この発熱は三日熱マラリアと卵型マラリアでは48時間ごと、4日熱マラリアでは72時間ごとに周期性を持って現れるという特徴があり、また同時に、発熱に伴う悪寒、顔面紅潮、呼吸切迫、結膜充血、嘔吐、頭痛、筋肉痛といった症状がみられる場合もあります。さらに三日熱マラリアや卵型マラリアの中には、肝細胞内で休眠体として長期間潜伏した後に再発するものもありますが、これらは早期の適切な治療によって治癒させることが可能であり、命に関わることはほとんどないとされています。しかし、熱帯熱マラリアは短期間で重症化し、脳性マラリアや重度の貧血、黄だん、低血糖、低血圧、ショック症状、急性腎不全、酸性血症、肝障害、肺水種というような合併症を引き起こし、治療が遅れた場合には死に至ることも珍しくないことから、別名悪性マラリアとも呼ばれています。

マラリアは熱帯、亜熱帯地域を中心した100ヵ国以上の国地域で流行し、その感染者はWHO(世界保健機関)によって3-5億人、年間の死亡者数は150-270万人と推定されています。また、日本を含めたマラリア流行地域以外でも、感染地域で感染した人が帰国後に発症する輸入マラリアが報告されており、地球規模での感染の拡大が懸念されています。マラリアには有効なワクチンが存在しないため、現在のところ感染の対策としては、マラリアを媒介するハマダラカによる吸血の回避を目的とした、日没後の外出を避ける、外出時には長袖、長ズボン、靴下の着用、防虫スプレー、蚊取り線香や電気蚊取り器、殺虫剤、蚊帳などの使用が基本となっています。しかし、マラリアに罹患する可能性が高い地域へ渡航する場合には、その危険性を考慮し、薬剤による予防内服の処置がとられる場合もあります。

ラベラン100mgは、この予防内服に用いられている抗マラリア薬です。有効成分のプログアニルが、赤血球内に侵入したマラリア原虫のジヒドロ葉酸レクターゼ(DHFR)と呼ばれる酵素の働きを阻害し、マラリア原虫のDNA合成を阻害することによって、その増殖を抑える作用を発揮します。また、その予防効果は100%ではないとされているものの、感染から発症までの期間を延ばしたり、発症時の症状が劇症となるのを避けることができるなどのメリットも挙げられています。
しかし、その反面、服用による何らかの副作用を生じることが多いという点や、これらの薬剤に耐性を持つマラリアが出現しているという問題もあるため、予防薬の使用は渡航/滞在地域の感染状況を考慮し、また服用によるメリットが副作用を上回るものであると判断される場合のみ、専門家と相談してその使用を決めるべきであるとされています。

 

他の商品との比較

マラリアの予防内服の必要性の有無は、以下のような事柄を考慮して総合的に判断されるべきとされています。
・現地のマラリアの流行状況
・滞在期間、行動形態、宿泊形態
・本人の健康状態、副作用の有無や程度
・滞在地から医療機関のある都市までの交通、時間
また、判断に際しては、外務省の医務官、国立医療センター、JOHAC(海外勤務健康管理センター)などが個々のアドバイスを行なっています。

ラベラン100mgの有効成分である、プログアニルを有効成分とした商品は日本では取り扱われていません。海外ではPaludrineがあります。
また、アドバコンとの合剤で、Malaronという商品もあり、クロロキン耐性マラリア地域における予防薬として広く用いられています。

 

特別な注意

以下の場合は、ラベラン100mgを絶対に使用しないでください。
・有効成分のプログアニルをはじめとしたラベラン100mgの成分に過敏症反応のある人

【慎重使用】
・腎機能障害のある人

【重要な基本的注意】
・ラベラン100mgが渡航する地域のマラリア感染に有効かどうかを、事前に医療関係者に確認して下さい。地域によっては、ほかの抗マラリア薬との併用が必要となる場合もあります。
・マラリアへの感染を避けるには、抗マラリア薬の使用のみでなく、以下のような蚊に刺されないための対策も必要とされています。特に嘔吐や下痢の症状がみられる人においては、抗マラリア薬の消化管からの吸収が減少している可能性があるので注意が必要です。
1.日没後に屋外に出る場合には、明るい色調の長袖、長ズボンの服を着用する。
2.服で覆われていない場所には、蚊よけのクリームやスプレーをする。
3.蚊が入らないよう、網戸のある窓の室内か、蚊帳の中で睡眠をとる。
4.室内に入り込んだ蚊は、殺虫剤で殺虫する。
・マラリアに感染する地域への滞在中や渡航後1年間、特に渡航後3ヵ月以内に高熱を発したり、体の異常を感じた場合には、ただちに医師にマラリアに感染する地域を訪問した旨を伝え、診察を受けるようにしてください。

【使用方法に関する注意】
・毎日決められた時間に服用するようにしてください。
・食中または食後に服用してください。
・錠剤は水などで飲み込み、噛んだり砕いたりしないでください。
・乳幼児へ使用する場合は、錠剤を砕いてミルクやはちみつ、ジャムなどに混ぜて与えてください。

【その他の注意】
妊娠中の女性がマラリアに感染することによって、新生児や母親の死亡、流産、死産といったリスクが高くなるとされていることから、妊娠中の女性がマラリアに感染する可能性のある地域を訪問することは推奨されていません。しかし、訪問がどうしても避けられない場合には、効果的な予防法と、蚊に刺されることを避ける入念な手段が必要となります。ラベラン100mgの有効成分プログアニルは、以前より妊娠している女性へ使用しても安全であるとされていますが、その使用は、医師に認められた場合に限り行なうようにしてください。また、ラベラン100mgを使用する際には、同時に1日5mgの葉酸補助食品を摂取することが望ましいとされています。

プログアニルは母乳中に排泄されます。授乳中の女性への使用は安全とされていますが、母乳中のプログアニルは乳幼児をマラリア感染から守るには不充分であるとされています。そのため、乳幼児をマラリア感染から保護するには、抗マラリア薬の使用が必要とされていますが、適切な抗マラリア薬、およびその用量に関しては、医師に相談するようにしてください。

処方されたとおりの用途でのみ使用し、他人と共用することはしないでください。

ほかの疾患で医療機関にかかる場合には、医師や薬剤師にラベラン100mgの使用を報告してください。

子供の手の届かない涼しいところで保管してください。

使用期限を超過しているものや、外装に損傷の見られるものの使用はしないでください。

 

他の薬との併用

ほかの薬剤と併用する場合には、予め医師や薬剤師と相談し、安全性を確認してから使用するようにしてください。

ラベラン100mgと以下の薬剤との併用には注意が必要とされています。
・ワルファリン/ワーファリンなどの抗凝固剤:作用が増強されるおそれがあります。
・制酸剤(アルミニウム塩、カルシウム塩、マグネシウム塩などの消化不良、胸やけ治療薬):ラベラン100mgの腸管からの吸収を妨げる可能性があるため、これらの薬剤と併用においては服用の間隔を2時間以上あけるようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いた時にすぐ服用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。
2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ラベラン100mgを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。これらの症状やほかに気になる症状が発現し、継続するような場合には医師の診断を受けてください。

●主な副作用
下痢、頭痛、食欲不振、口腔内潰瘍、吐き気、嘔吐、一時的な脱毛、発疹、そう痒

 

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医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。