アメース・ビー・ピー(塩酸ベナゼプリル/アムロジピン)10mg/5mg

560 円!! ACE阻害剤とカルシウム拮抗剤を配合した高血圧の治療薬!成分の相互作用による効果的な血圧降下は試験で証明済み!心血管疾患のリスクが高い高血圧の人における慢性腎臓病の進行抑制も向上させます!

Amace-BP (Benazepril HCl/Amlodipine) - 10mg/5mg (10 Tablets)

■ 10錠

価格:560 円

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有効成分

塩酸ベナゼプリル(Benazepril)

ベシル酸アムロジピン/アムロジピンベシル酸塩(Amlodipine Besylate)

 

製造国

インド

 

製造元

Systopic Laboratories

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

通常、成人は1日1錠を経口服用します。

 

商品詳細

アメース・ビー・ピーはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害剤とカルシウム拮抗剤の合剤で、それぞれの薬の単独服用では良好な血圧コントロールが得られなかった人、またアムロジピンにより用量依存性の副作用が発現した人に対して特に有効な高血圧治療薬です。

高血圧は心臓が血液を全身に送り出す際の圧力が基準値よりも高い状態のことで、一般にめまい、動悸、頭痛、肩こりなどの症状を伴います。しかしこれらは高血圧特有の症状ではないため、症状だけで高血圧と判断することは難しく、発見が遅れることで血管や臓器に損傷が起こり、脳卒中、心臓病、腎臓病などを誘発するおそれも出てきます。 

血圧が上昇する原因のひとつにアンジオテンシンと呼ばれる昇圧作用を持つ生理活性物質があります。その構成によりI-IVの4種類に分類されていますが、中でも特に強力な血管収縮作用を持つアンジオテンシンIIは血管平滑筋を収縮させて副腎皮質からアルドステロンというホルモンの分泌を促進し、体液の貯留を促すことで昇圧作用をもたらします。また、たんぱく合成を促進してアルドステロンと共に組織を線維化する働きをするため、その結果として高血圧や左室肥大が起こり、さらに心筋梗塞、不整脈、心不全などの心疾患を引き起こす原因ともなります。
カルシウムイオンもまた高血圧を引き起こす原因のひとつです。カルシウムイオンには筋肉の収縮をコントロールする作用があり、これが血管壁にある平滑筋細胞に入り込むとカルシウムチャンネルの作用により血管が収縮し、血圧が上がります。これらのほかにも、高血圧の発症にはさまざまな要素が関係しています。

高血圧の治療薬は、これらの異なる原因に対するアプローチにより多くの種類が存在しています。このうちACE阻害薬とカルシウム拮抗薬を併用すると、それぞれの薬剤の単独療法に比べてMSDBP(平均座位拡張期血圧)の降下度が大きくなるために本態性高血圧症に対する治療効果が高まるだけでなく、カルシウム拮抗薬によって発現する可能性のある下肢浮腫などの用量依存的な副作用が軽減されることが立証されています。
アメース・ビー・ピーは、この2剤を1錠中に配合した画期的な高血圧の治療薬です。有効成分のひとつであるベナゼプリルはACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬に属し、アンジオテンシンIが血圧上昇物質であるアンジオテンシンIIに変換する過程を抑制して降圧作用を発揮します。またアムロジピンは、カルシウムイオンによる血管の収縮を阻害することで血管を拡張し、血圧を下げる働きを持つカルシウム拮抗剤です。
これら2つの成分を1錠に収めたことで服用回数が1日1回に減り、良好な服薬コンプライアンスを提供できるだけでなく、これら2剤による相互作用は、心血管疾患のリスクが高い高血圧の人において慢性腎臓病(CKD)の進行の抑制を高める効果も発揮します。

現在のところ、高血圧に対する至適な薬物併用療法は確立されていませんが,米国の現行ガイドラインでは利尿薬を組み入れることが推奨されています。しかしACE阻害薬とカルシウム拮抗薬の併用療法は、ACE 阻害薬とサイアザイド系利尿薬による併用療法に比べて心血管イベントの発生率を減少させる上で有効であることが試験により証明されています。

 

他の商品との比較

ACE阻害薬とカルシウム拮抗薬を配合した高血圧治療薬です。

服薬コンプライアンスの良好な1日1回の服用で降圧効果が期待できます。

それぞれの薬剤の単独療法に比べて、MSDBP(平均座位拡張期血圧)の降下度が大きく、目標降圧の達成率も高かったとの結果報告があります。

浮腫の発現頻度がアムロジピン単独療法よりも若干低い傾向があります。

ベナゼプリルとアムロジピンの合剤は、海外ではAmlobenz、Lotrelなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、アメース・ビー・ピーを絶対に服用しないでください。
・アメース・ビー・ピーの成分に対し過敏症の既往歴のある人

●塩酸ベナゼプリルとして
【警告】
妊娠中期および末期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用した高血圧症の人で、羊水過少症、胎児・新生児の死亡、新生児の低血圧、腎不全、高カリウム血症、頭蓋の形成不全および羊水過少症によると推測される四肢の拘縮、頭蓋顔面の変形などが現われたとの報告があります。
また海外で実施されたレトロスペクティブな疫学調査で、妊娠初期にアンジオテンシン変換酵素阻害剤を服用した人において、胎児奇形の相対リスクは降圧剤を服用していな人に比べて高かったとの報告があるため、妊婦または妊娠している可能性のある人は服用しないでください。
また服用中に妊娠が判明した場合には、ただちに服用を中止してください。

【禁忌】
・血管浮腫の既往歴のある人(アンジオテンシン変換酵素阻害剤などの薬剤による血管浮腫、遺伝性血管浮腫、後天性血管浮腫、特発性血管浮腫など): 高度の呼吸困難を伴う血管浮腫が発現することがあります。

【慎重服用】
・両側性腎動脈狭窄のある人または片腎で腎動脈狭窄のある人: 腎血流量の減少、糸球体濾過圧の低下により急速に腎機能を悪化させるおそれがあります。
・高カリウム血症の人: 高カリウム血症を増悪させるおそれがあります。また高カリウム血症が発現するおそれがあります。
・高齢者: 過度の降圧は好ましくないとされている(脳梗塞などが起こるおそれがある)ので、低用量(例えば2.5mg/日)から服用を開始するなど慎重に服用してください。

【重要な基本的注意】
・塩酸ベナゼプリルgの服用により、まれに急激な血圧低下を起こすおそれがあります。重症の高血圧症の人、血液透析中の人、利尿降圧剤服用中の人(特に最近利尿降圧剤服用を開始した人)、厳重な減塩療法中の人が服用する場合は、少量より開始し、増量する場合は状態を充分に観察しながら徐々に行なってください。
・手術前24時間は服用しないことが望ましいとされています。
・降圧作用に基づくめまい、ふらつきが現われることがあるので、高所作業、自動車の運動など危険を伴う機械を操作する際は注意してください。
クレアチニンクリアランスが30ml/分以下、または血清クレアチニン値が3mg/dL以上の重篤な腎機能障害のある人: 塩酸ベナゼプリルの活性代謝物の血中濃度が上昇し、過度の血圧低下、腎機能の悪化を起こすおそれがあるため、服用量を減らすなど慎重に服用してください。

●アムロジピンとして
【禁忌】
・妊婦または妊娠している可能性のある人: 動物実験で妊娠末期に服用すると妊娠期間および分娩時間が延長することが認められています。
・ジヒドロピリジン系化合物に対して過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・過度に血圧の低い人: さらに血圧が低下するおそれがあります。
・肝機能障害のある人: 主に肝で代謝されるため、肝機能障害の人は血中濃度半減期の延長および血中濃度-時間曲線下面積(AUC)が増大することがあります。
高用量(10mg)において副作用の発現率が高まる可能性がありますので、増量時は慎重に服用してください。
・高齢者: 一般に過度の降圧は好ましくないとされており、また体内動態試験で血中濃度が高く、血圧濃度半減期が長くなる傾向が認められているので、低用量(2.5mg/日)から服用開始するなど、状態をみながら慎重に服用してください。
・重篤な腎機能障害のある人: 一般的に、降圧にともない腎機能が低下することがあります。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とアメース・ビー・ピーは絶対に併用しないでください。
●塩酸ベナゼプリルとして
・デキストラン硫酸固定化セルロース、トリプトファン固定化ポリビニルアルコールまたはポリエチレンテレフタレートを用いた吸着器によるアフェレーシスの施行(リポソーバー、イムソーバTR、セルソーバ): ショックを起こすことがあります。
・アクリロニトリルメタリルスルホン酸ナトリウム膜(AN69)を用いた血液透析: アナフィラキシー症状が発現することがあります。

以下の薬剤とアメース・ビー・ピーを併用する場合は注意してください。
●塩酸ベナゼプリルとして
・カリウム保持性利尿剤(スピロノラクトン、トリアムテレンなど)、カリウム製剤: 血清カリウム値が上昇することがあります。
・カリジノゲナーゼ製剤:過度の血圧低下が引き起こされる可能性があります。
・ほかの降圧剤(利尿降圧剤、グアネチジン硫酸塩など)、ニトログリセリン製剤: 降圧作用が増強されることがあります。
・リチウム製剤(炭酸リチウム): リチウム中毒を起こすことがあります。
・非ステロイド性消炎鎮痛剤(インドメタシンなど): 降圧作用が減弱されることがあります。

●アムロジピンとして
・降圧作用を有する薬剤: 相互に作用を増強するおそれがあります。
・リトナビル: アムロジピンのAUC(血中濃度-時間曲線下面積)が上昇することが予想されます。
・シンバスタチン: シンバスタチンの全身曝露が上昇することがあります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

アメース・ビー・ピーを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
咳、熱感、潮紅、眠気、混乱、めまい、浮遊感、動悸、不整脈、神経質、手・足・唇などのしびれ、息切れ、下半身のむくみ、足の衰弱・倦怠感、歯茎出血、寒気、発熱、吐き気、嘔吐、鼻出血、皮膚蒼白、口腔内潰瘍、胃痛、胃部腫脹、腫脹、異常出血

●極稀に起こる重篤な副作用
・ベナゼプリルとして
血管浮腫、急性腎不全、高カリウム血症、肝炎、肝機能障害、黄だん、無顆粒球症、好中球減少、すい炎

・アムロジピンとして>
肝機能障害、黄だん、血小板減少、白血球減少、房室ブロック

 

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また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。