リスペリドン(Risperidone)

 

リスパダール （リスペリドン） 1mg　(60錠)　4220 円
Risperdal (Risperidone) - 1mg (60 Tablets)

レスピドン-2 （リスペリドン） 2mg　(10錠)　500 円
Respidon (Risperidone) - 2mg (10 Tablets)

レスピドン-4 （リスペリドン） 4mg　(10錠)　850 円
Respidon (Risperidone) - 4mg (10 Tablets)

リスパダール（リスペリドン）0.5mg　(20錠)　710 円
Risperdal (Risperidone) - 0.5mg (20 Tablets)

リスパダール（リスペリドン）1mg（トルコ製）　(20錠)　1380 円
Risperdal (Risperidone) - 1mg (20 Tablets)(Turkey)

リスパダール（リスペリドン）2mg（トルコ製）　(20錠)　2590 円
Risperdal (Risperidone) - 2mg (20 Tablets)(Turkey)

リスパダール（リスペリドン）3mg（トルコ製）　(20錠)　3890 円
Risperdal (Risperidone) - 3mg (20 Tablets)(Turkey)

リスパダール（リスペリドン）4mg（トルコ製）　(20錠)　4980 円
Risperdal (Risperidone) - 4mg (20 Tablets)(Turkey)

リスドン・プラス（リスペリドン／トリヘキシフェニジル塩酸塩）3mg/2mg　(10錠)　390 円
Risdone-Plus (Risperidone/Trihexyphenidyl HCL) - 3mg/2mg (10 Tablets)

リスペリドン（リスペリドン）1mg　(60錠)　4250 円
Risperidone (Risperidone) - 1mg (60 Tablets)

 

オーストラリア

 

Janssen-Cilag

 

通常、成人1日2回各1錠（1mg）から服用し、経過を観察しながら徐々に増量します。
維持量は2-6mgを原則とし2回に分けて服用します。
尚、1日分の用量限度は12mgです。
※必ず医師の指導のもと用量を決定して下さい。

 

リスパダールは、抗セロトニン作用と抗ドーパミン作用を併せ持つ新しいタイプの非定型抗精神病薬で、統合失調症の治療薬として使用されています。

統合失調症は、妄想や幻覚など様々な症状を示す精神疾患の一つで、従来の生活能力が失われてしまう病気です。
古くは古代ギリシャ時代から似たような病気が存在したと言われていますが現在においてもその病因は不明のままで、一説として神経伝達物質の一つであるドーパミン過剰によるとの仮説など、様々な説が提唱されています。

症状は、思考・知覚・自我意識・意志・欲望・感情等、様々な精神機能障害が見られ、大きくは、陽性症状・陰性症状・その他と分類されていますが、各分類によって更に様々な症状があります。
また統合性失調症は、生涯発病率が120人中1人と非常にまれな病気ですが、発症は思春期から青年期が多く、小児期や老年期に発症がみられる場合もあります。

 

統合失調症の薬物療法では、主にドーパミンD2受容体拮抗作用を持つ抗精神病薬が、陽性症状を中心とした症状の軽減に有効であるとされています。

日本では約20数種類の抗精神病薬が承認されています。

リスパダールの有効成分・リスペリドンは、セロトニン・ドーパミン拮抗薬または5-HT2/D2拮抗薬などと呼ばれ、脳内のドーパミンD2受容体を遮断する事で、ドーパミン神経系の機能亢進によって起こる陽性症状を抑える働きがあります。
また、セロトニン2（5-HT2）受容体を遮断する事で、ドーパミン神経系の働きが良くなり陽性症状を改善する効果もあります。

同系の薬剤の中では、特に陽性症状に対して素早く強力な作用を示すのが特徴で、副作用も全体的に少ないと言われています。
さらに、旧来の定型抗精神病薬に比べ、錐体外路系副作用が軽減され、陽性症状だけでなく陰性症状に対しても良い効果が期待されています。

日本ではリスパダールの有効成分・リスペリドンを含む薬が、リスパダールの名前でヤンセンから、リスペリドンの名前で、長生堂、小林化工、ニプロファーマ、共和薬品、沢井、大洋、東和薬品、日医工、各社から販売されています。

 

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はリスパダールを使用しないで下さい。
・有効成分・リスペリドンにアレルギー症状が出る
・昏睡状態
・バルビツール酸誘導体などの中枢神経抑制剤の強い影響下にある方
・アドレナリン投与中
・妊婦、授乳中、妊娠している可能性がある
・乳幼児、小児
・高齢者

以下項目に該当する方、または既病歴のある方はリスパダールの使用を必ず医師と相談して下さい。
・心疾患、血管系疾患
・低血圧
・不整脈、先天性QT延長症候群
・パーキンソン病、レビー小体型認知症
・てんかん、痙攣性疾患
・自殺企図、自殺念慮
・肝障害
・糖尿病、高血糖、肥満
・脱水、栄養不良状態
・認知症などの精神症状

その他
・例え同じ症状であっても、他者へ与えないで下さい。
・小さなお子様の手の届かない場所に保管して下さい。
・リスパダールを使用している間、眩暈やふらつき等の症状を感じる方がいます。車等の運転や精密な機械作業の扱いに十分注意して下さい。
・リスパダールを使用している間、興奮、誇大性、敵意などの陽性症状が悪化する場合がありますので十分に経過を観察しながら服用して下さい。

 

以下の薬剤等とリスパダールを併用しないで下さい。
・アドレナリン（ボスミンなど）

以下の薬剤などとリスパダールを使用している場合、また処方薬や市販薬に関わらず何らかの薬剤を使用している場合は、必ず併用について医師と相談して下さい。
・中枢神経抑制剤（バルビツール酸誘導体など）
・ドーパミン作動薬
・降圧薬
・CYP2D6を阻害する薬剤（パロキセチンなど）
・肝代謝酵素誘導作用を有する薬剤（カルバマゼピン、フェニトイン、リファンピシン、フェノバルビタールなど）
・パーキンソン病の薬（レボドパ製剤など）
・ラチニジン（ザンタック）
・アルコール

 

直ちに病院に相談し、医師の診断を受けて下さい。

 

リスパダールの服用を忘れた場合は、すぐに1回分の用量を服用するか、次の回から使用して下さい。但し、2回分の量を一度に使用する事は避けて下さい。

 

リスパダールを服用している間、以下の様な症状を感じる方がいます。該当する、もしくは不快な症状や気になる症状がある場合は、すぐに医師の診断を受けて下さい。

主な副作用
・貧血、血小板減少症、好中球減少症、気管支炎、鼻咽頭炎、咽頭炎、肺炎、胃腸炎、感染、膀胱炎、耳感染、インフルエンザ、限局性感染、下気道感染、副鼻腔炎、皮下組織膿瘍、上気道感染、尿路感染、ウイルス感染、アナフィラキシー反応、過敏症、高プロラクチン血症、食欲不振、食欲亢進、多飲症、食欲減退、高尿酸血症、水中毒、不眠症、不安、激越、妄想、鬱病、幻覚、躁鬱症状、躁病、被害妄想、精神症状、睡眠障害、緊張、自殺企図、リピドー亢進、リピドー減退、神経過敏、アカシジア、振戦、傾眠、構音障害、ふらつき、頭痛、ジストニー、鎮静、眩暈、立ちくらみ、運動低下、ジスキネジー、パーキンソニズム、錐体外路障害、精神運動亢進、無動、痙攣、注意力障害、構語障害、しびれ感、よだれ、仮面状顔貌、頭部不快感、嗜眠、錯感覚、末梢性ニューロパチー、協調運動異常、過眠症、弓なり緊張、失神、調節障害、眼球回転発作、視力低下、眼脂、結膜炎、網膜動脈閉塞、霧視、耳痛、回転性眩暈、頻脈、洞性頻脈、動悸、心室性期外収縮、第一度房室ブロック、右脚ブロック、上室性期外収縮、不整脈、徐脈、左脚ブロック、洞性徐脈、起立性低血圧、低血圧、高血圧、末梢循環不全、鼻閉、呼吸困難、咳嗽、鼻漏、副鼻腔うっ血、睡眠時無呼吸症候群、口腔咽頭痛、便秘、流涎過多、悪心、嘔吐、燕下障害、口内乾燥、胃不快感、下痢、胃炎、腹部膨満、腹痛、消化不良、上腹部痛、腸閉塞、膵炎、歯痛、肝機能異常、多汗症、発疹、そう痒症、湿疹、ざ瘡、脱毛症、血管浮腫、皮膚乾燥、筋固縮、筋肉痛、斜頚、筋攣縮。筋力低下、背部痛、四肢痛、関節痛、姿勢異常、筋骨格痛、頚部痛、筋骨格系胸痛、排尿困難、尿閉、尿失禁、月経障害、無月経、乳汁漏出症、不規則月経、射精障害、女性化乳房、性機能不全、乳房不快感、勃起不全、月経遅延、希発月経、持続勃起症、易刺激性倦怠感、口渇、無力症、疲労、歩行障害、発熱、胸部不快感、胸痛、顔面浮腫、末梢性浮腫、疼痛、不活発、浮腫、低体温、インフルエンザ様疾患、ALT（GPT）増加、CK（CPK）増加、AST（GOT）増加、血中クレアチニン増加、血中ブドウ糖増加、LDH増加、血圧低下、血中プロラクチン増加、血中ナトリウム減少、血中トリグリセリド増加、血中尿素増加、心電図異常、心電図QT延長、γ-GTP増加、グリコヘモグロビン増加、血小板数減少、総蛋白減少、体重減少、白血球数増加、尿中蛋白陽性、AI-P増加、心電図T波逆転、血中尿酸増加、尿中血陽性、肝酵素上昇、転倒、転落、引っ掻き傷、処置による疼痛

重大な副作用
・悪性症候群、遅発性ジスキネジア、麻痺性イレウス、抗利尿ホルモン不適合分泌症候群（SIADH）、肝機能障害、黄紋筋融解症、不整脈、脳血管障害、高血糖、糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡、低血糖、無顆粒球症、白血球減少

 

2016-08-18
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2016-08-17
抗精神病薬は胎児に対してほとんど危険なし（【HealthDay News】より） - 妊娠初期の抗精神病薬の服用は、出生異常のリスクを有意に上昇させないことが、新しい研究でわかった。「一般に、妊娠中はいかなる薬の使用を（可能であれば）避けるべきです」と説明するのは、研究の共著者であるボストンの 続きを読む

2015-06-24
長時間作用型抗精神病薬が統合失調症治療を向上させる可能性（【UCLA NewsRoom】より） -統合失調症は、アメリカ国内では200～300万人がかかっている疾病で、幻覚、妄想、混乱などの症状を引き起こす。治療しなかった場合は、失業や愛する人との離別など、生活の質に大きな影響を与えることになる。しかし統合失調症.... 続きを読む

2015-05-05
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2014-01-27
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2013-04-30
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2013-04-10
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2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果（フォックス・ニュースより） - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

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2011-12-02
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2011-10-07
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2011-09-14
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2010-10-04
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2007-09-04
処方薬や心理療法なしでどんな恐怖症でも治す方法（ArticlesBase.comより） - 恐怖症は強烈な恐れで、そのためにその恐怖の対象を避けるか、さもなければ耐え難いほどの精神的痛みを感じながら我慢するということになります。また、他の大部分の人たちが怖がらない、ないしそれほどは怖がらないものを怖がるという点で不合理な恐れでもあります。よくある恐怖症の例として.... 続きを読む

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