ぺプチスーズ経口用シロップ(塩酸ラニチジン)150mg

4300 円!! 過剰な胃酸の生成を抑えて、胸やけや消化性潰瘍の症状を改善!シロップタイプで飲みやすいから子供への投与も簡単!10mLに有効成分が150mg含まれています!

Peptisoothe Oral Liquid Syrup (Ranitidine Hydrochloride) - 150mg (300mL Bottle)

■ 300mlボトル

価格:4300 円

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有効成分

塩酸ラニチジン(Ranitidine Hydrochloride)

 

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製造国

ニュージーランド・オーストラリア市場向け

 

製造元

AFT Pharmaceuticals

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用にあたっては、医師の指示に基づいた適切な用量・用法を用いるようにしてください。

通常、成人は、1日塩酸ラニチジンとして300mg(20mL)を服用します。基本的に就寝時に300mg(20mL)の服用とされていますが、朝と夜に150mg(10mL)ずつ服用することも可能です。

一般的に8-18歳の小児においては、1日150mg(10mL)を朝と夜の2回に分けて投与することが推奨されています。

 

商品詳細

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgは、過剰な胃酸によって引き起こされる、逆流性食道炎(胸やけ)や消化性潰瘍などの胃腸不良の治療に用いられる薬です。10mLに塩酸ラニチジンが150mg含まれています。

逆流性食道炎(胸やけ)や消化性潰瘍は、胃酸と胃粘液という胃の攻撃因子と防御因子のバランスが崩れることによって発症する胃腸不良です。
胃液に含まれている胃酸は塩酸とほぼ同等と言われるほど強い酸性を持っています。そのため、胃はアルカリ性の粘液を分泌し、その内壁を覆うことによって胃酸による攻撃作用から自らを守っています。ところがストレス、タバコ、アルコール、薬といった要因は、胃酸の過剰分泌や、胃粘液の分泌の減少を引き起こし、結果として胃酸による胃粘膜や胃の内壁の侵食による様々な胃腸不良を発症させてしまいます。

胃酸は、迷走神経から放出されるアセチルコリン、胃の幽門から分泌されるガストリン、そしてガストリンの刺激によってECL細胞(腸クロム親和性細胞様細胞)や、肥満細胞から放出されるヒスタミンによって生成されます。 実際には胃の壁細胞に存在するプロトンポンプから押し出されるプロトン(塩素)が胃腔中に存在している水素と結合することによって生成されますが、このプロトンポンプを刺激するのがアセチルコリン受容体の一つであるムスカリン受容体、ガストリン受容体、そしてヒスタミンH2受容体となり、中でもヒスタミンH2受容体による刺激が最も強いものであると言われています。
ヒスタミンH2受容体のこの胃酸分泌刺激作用は、体内のヒスタミンが胃壁細胞にあるヒスタミンH2受容体にくっつくことによって初めて実現します。この受容体にヒスタミンよりも早くくっついて、ヒスタミンが受容体にっくつくことをできなくするのが、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの有効成分である塩酸ラニチジンです。この作用により、ヒスタミンH2受容体の胃酸分泌作用が阻害され、また付随してムスカリン受容体や、ガストリン受容体のプロトンポンプを刺激する作用もが減弱させられることから、胃酸分泌が抑制され、胃酸が食道に逆流する逆流性食道炎(胸やけ)や、消化性潰瘍といった胃腸不良が改善されることになるとされています。

また、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgはジクロフェナクのような非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の副作用で発症する潰瘍の治療薬、或いは予防薬としても用いられています。
非ステロイド抗炎症薬はプロスタグランジンと呼ばれる生理活性物質の生成を抑えることによって、痛みを軽減する作用を持っていますが、このプロスタグランジンは胃を保護している胃粘液構成物質の一つでもあるため、結果として胃酸に対する胃粘膜の防御力を弱めてしまい、潰瘍を発症させてしまうことがあります。
そのため医師によってはぺプチスーズ経口用シロップを非ステロイド抗炎症薬と組み合わせて処方することもあります。

さらにぺプチスーズ経口用シロップ150mgは消化性潰瘍の原因の一つであるピロリ菌に対する抗生物質の効力をより増強する作用があるとされ、抗生物質と一緒に使用されることもあります。

胸やけや胃酸過多による胃腸障害を避ける方法としては、決まった時間に適量の食事を取る、寝る前に食べ過ぎない、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物を飲み過ぎない、刺激の強い食品や脂っこい食品を食べ過ぎない、禁煙する、アルコールを飲み過ぎない、リラックスする、などの生活習慣の改善も必要とされています。

 

他の商品との比較

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの有効成分の塩酸ラニチジンのようなヒスタミンH2拮抗作用をもたらす代表的な成分には、シメチジンをはじめ、ファモチジン、ニザチジンなどがありますが、塩酸ラニチジンの胃酸抑制作用は、ヒスタミンH2拮抗薬の原型であるシメチジンとの比較で8倍もあるとされています。
また、その作用時間も少なくとも12時間は継続するとされており、この薬剤の登場によって、胃潰瘍の手術が激減したと言われるほどです。

さらにぺプチスーズ経口用シロップ150mgはシロップタイプであることから、苦みがあるとされるザンタック等の錠剤と比較すると服用しやすいとされており、特に子供に対する治療に適しているとされています。

塩酸ラニチジンを有効成分とする薬には、ザンタック錠(グラクソ・スミスクライン)、ラニタック錠(日医工)、ラニザック錠(東和薬品)、三共乙胃腸薬(第一三共)などがあります。

海外のものとしては、Histac (Ranbaxy)、Ranitic/Rantil(Tillomed)、Gavilast/Gavist-P(Reckitt Banckiser)などがあげられます。

 

特別な注意

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの有効成分である塩酸ラニチジンや、その他の成分に過敏症の方は、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgのご使用をお避け下さい。

高齢者、慢性的な肺疾患を患っている方、化学療法や放射線治療を受けている方、HIV感染者においては、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgのようなH2受容体拮抗薬の服用によって、肺炎が発症させられる可能性があるため、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの使用は医師の指導のもとに行ってください。
咳、胸痛、熱、息切れ、緑、或いは黄色っぽい痰等の症状が発現したら、ただちに医師に連絡してください。

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgは主に腎臓で排泄されるため、腎機能に障害のある方においては、服用量の調整が必要となります。

また、高齢者においては、腎機能が低下している場合が多いため、服用量には注意が必要です。

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの使用による、肝細胞性、胆汁うっ帯性の肝炎、黄疸、肝機能障害などの発現が報告されているため、肝機能に障害のある方は使用前に医師に相談してください。

激しい腹痛や下痢の症状を伴うポリフィン症の患者へのぺプチスーズ経口用シロップ150mg使用は、ポルフィン症の症状を悪化させる可能性があるため、ご使用はお避け下さい。

妊娠中の使用におけるぺプチスーズ経口用シロップ150mgの安全性は確立されていません。
妊娠中の方や、妊娠を計画している方はぺプチスーズ経口用シロップ150mgの使用を極力さけ、医師によって薬理効果が危険性を上回ると判断された場合のみ、使用するようにしてください。

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの有効成分の塩酸ラニチジンは母乳中に排出されることが知られています。
乳児における影響は解明されていないため、授乳中の方におけるぺプチスーズ経口用シロップ150mgのご使用は、医師によって薬理効果が危険性を上回ると判断された場合のみ、使用するようにしてください。

小児においてぺプチスーズ経口用シロップ150mgを使用する場合には、事前に医師に相談する必要があるとされています。

胃がんの諸症状は胃潰瘍と類似している場合があります。
また、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの薬理効果によって、胃がんの諸症状が軽減されるため、胃がんであるとの診断がなされず、適切な治療開始が遅れることも懸念されます。特に中高年の方は胃潰瘍治療薬としてぺプチスーズ経口用シロップ150mgを使用する前に、医師の診断を受けることが必要です。

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgを服用によって、目眩等の症状が現れる場合があります。車の運転や、機械の操作は極力避けるようにしてください。

他の疾患で医療機関での診断を受ける際、又は歯科手術を含めた手術を受ける場合には、麻酔医を含めたすべての医師にぺプチスーズ経口用シロップ150mgを使用していることを伝えてください。

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgを他人と共用しないで下さい。

涼しく乾燥した、子供の手の届かない場所で保管してください。

使用期限が過ぎているぺプチスーズ経口用シロップ150mgの使用はしないで下さい。

 

他の薬との併用

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの有効成分である塩酸ラニチジンは腸の酸性を弱めるため、以下にあげる薬剤が吸収されにくくなり、その効力が減弱させられる場合があります。

・HIVプロアテーゼ阻害作用によるエイズ治療薬のアタナザビル
・第三世代セフェム系抗生物質のセフポドキシム
・血小板凝集抑制や、狭心症の治療に用いられるジピリダモール
・トリアゾール系抗真菌薬のイトラコナゾール、ポサコナゾール
・イミダゾール系抗真菌薬のケトコナゾール
・非ヌクレオシド系抗ウイルス薬のデラビルジン

不整脈治療薬として使用されるプロカインアミドの血清中濃度が、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの塩酸ラニチジンとの併用によって上昇する場合があります。

抗凝固薬のワーファリンとの併用は、ワーファリンのプロトンピン時間に影響を与える可能性があります。

抗悪性腫瘍薬のゲフィチニブはぺプチスーズ経口用シロップ150mgの塩酸ラニチジンと併用された場合、その薬理効果が影響を受けて減少する可能性があるため、併用には注意が必要とされています。

スルホニル尿素系糖尿病薬のグリピジドは、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの塩酸ラニチジンと併用されると、効力の増強が懸念されるため、併用前後における患者の容態を観察する必要があります。

ベンゾジアジピン系睡眠薬のミダゾラムやトリアゾラムは、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの塩酸ラニチジンとの服用によって、その効力が増加され、患者の鎮静状態が延長されることがあります。
併用する場合には患者の容態の観察が必要となります。

以上にあげられている以外の、他薬をぺプチスーズ経口用シロップ150mgと併用する場合には、事前に医師と相談して、安全性を確認してから服用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgを過剰摂取した場合は、緊急に医師の処置を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時点ですぐに服用してください。
もし、次の服用時間が違い場合は、忘れた分を飛ばして次回分から服用を再開してください。
忘れたからと言って、2回分を一度に服用することはしないでください。

 

副作用

ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの副作用としては次の様な症状があげられます。

・頭痛
・関節痛、筋肉痛
・めまい
・傾眠、眠気
・不眠
・便秘、下痢、吐き気
・腹痛

上記の症状が現れた場合、医師に相談して下さい。

・呼吸や飲食を困難にするような瞼、顔、唇、口、咽頭の腫れ
・喘鳴、胸痛、胸が締め付けられるような感覚
・ふらつき
・不整脈
・発疹(赤身を伴う湿疹)、そう痒など
・腹部の激痛、痛みの変化
・目や肌が黄色くなる(黄疸)
・混乱
・体重減少に伴う疾患
・発熱

これらの症状、又は他の気になる症状が現れた場合、ぺプチスーズ経口用シロップ150mgの使用を中断し、ただちに医師の診察を受けるようにしてください。

 

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