ザンタック 12時間作用型 150mgの有効成分である塩酸ラニチジンや、その他の成分に過敏症の方は、ザンタック 12時間作用型 150mgのご使用をお避け下さい。
高齢者、慢性的な肺疾患を患っている方、化学療法や放射線治療を受けている方、HIV感染者においてはザンタック 12時間作用型 150mgのようなH2受容体拮抗薬の服用によって、肺炎が発症させられる可能性があるためザンタック 12時間作用型 150mgの使用は医師の指導のもとに行ってください。
咳、胸痛、熱、息切れ、緑、或いは黄色っぽい痰等の症状が発現したら、ただちに医師に連絡してください。
ザンタック 12時間作用型 150mgは主に腎臓で排泄されるため、腎機能に障害のある方においては、服用量の調整が必要となります。
また、高齢者においては、腎機能が低下している場合が多いため、服用量には注意が必要です。
ザンタック 12時間作用型 150mgの使用による、肝細胞性、胆汁うっ帯性の肝炎、黄疸、肝機能障害などの発現が報告されているため、肝機能に障害のある方は使用前に医師に相談してください。
激しい腹痛や下痢の症状を伴うポリフィン症の患者へのザンタック 12時間作用型 150mg使用は、ポルフィン症の症状を悪化させる可能性があるため、ご使用はお避け下さい。
妊娠中の使用におけるザンタック 12時間作用型 150mgの安全性は確立されていません。
妊娠中の方や、妊娠を計画している方はザンタック 12時間作用型 150mgの使用を極力さけ、医師によって薬理効果が危険性を上回ると判断された場合のみ、使用するようにしてください。
ザンタック 12時間作用型 150mgの有効成分の塩酸ラニチジンは母乳中に排出されることが知られています。
乳児における影響は解明されていないため、授乳中の方におけるザンタック 12時間作用型 150mgのご使用は、医師によって薬理効果が危険性を上回ると判断された場合のみ、使用するようにしてください。
12歳未満の小児におけるザンタック 12時間作用型 150mgの安全性は確立されていないため、ご使用はお避け下さい。
胃がんの諸症状は胃潰瘍と類似している場合があります。
また、ザンタック 12時間作用型 150mgの薬理効果によって、胃がんの諸症状が軽減されるため、胃がんであるとの診断がなされず、適切な治療開始が遅れることも懸念されます。特に中高年の方は胃潰瘍治療薬としてザンタック 12時間作用型 150mgを使用する前に、医師の診断を受けることが必要です。
ザンタック 12時間作用型 150mgの服用によって、目眩等の症状が現れる場合があります。車の運転や、機械の操作は極力避けるようにしてください。
40歳以上の方で、初めて胸やけや消化不良の症状が現れた方はザンタック 12時間作用型 150mg使用の前に医師に相談して下さい。
また、黒便や、原因のわからない体重減少のある人はザンタック 12時間作用型 150mgの使用を避けてください。
12歳未満の小児に対する使用は、医師によって適切と判断されない限り避けてください。
他の疾患で医療機関での診断を受ける際、又は歯科手術を含めた手術を受ける場合には、麻酔医を含めたすべての医師にザンタック 12時間作用型 150mgを使用していることを伝えてください。
ザンタック 12時間作用型 150mgを他人と共用しないで下さい。
涼しく乾燥した、子供の手の届かない場所で保管してください。
使用期限が過ぎているもの、及び外装に損傷があるザンタック 12時間作用型 150mgの使用はしないで下さい。