エアロコート・インヘラー(ジプロピオン酸ベクロメタゾン/レボサルブタモール)50mcg/50mcg

880 円!! アドレナリンβ2受容体を刺激して気道周辺の平滑筋を弛緩!吸入副腎皮質ステロイドの作用で気道の炎症を抑制!2つの効果で喘息を長期的にコントロールする画期的な吸入剤!

Aerocort Inhaler (Beclomethasone Dipropionate/Levosalbutamol) - 50mcg/50mcg (1 Inhaler)

■ 1本

価格:880 円

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有効成分

ジプロピオン酸ベクロメタゾン(Beclomethasone (Beclometasone) Dipropionate)

レボサルブタモール(Levosalbutamol)

 

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製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

・成人
1回2噴射を1日3-4回吸入してください。
その後、症状などにより最低効果出現量まで減量します。

・子ども
1回1-2噴射を、1日3-4回吸入してください。

 

商品詳細

エアロコート・インヘラーは、吸入コルチコステロイド(吸入副腎皮質ステロイド)および気管支拡張薬による治療が必要とされる人のための薬で、2つの異なる成分作用とその相乗効果により、画期的に喘息の症状を緩和します。
ただしこの薬は喘息の長期管理に適しているため、急性発作に対しては効果を発揮しません。

気管支喘息は、アレルギーや薬剤など特定の物質に対して過剰に反応することにより、空気の通り道である気管支に炎症が起き、気道が狭くなるために呼吸がしにくくなる病気です。
主な症状として、せき、呼吸困難、喘鳴(喉のゼイゼイ、ヒューヒューといった音)などが繰り返しみられ、さらに症状が悪化すると呼吸困難を引き起こし、最悪の場合は死に至ることもあります。
炎症が繰り返し起こると繊維物質が増え、気管支を収縮させる平滑筋が肥大するだけでなく、痰の原因となる粘液を分泌する腺が増えることで気管支壁が厚くなり、気管支の内側が次第に狭くなっていきます。
この状態で痰が増えると、さらに気流が通りにくくなり、呼吸が困難になるという悪循環を繰り返します。
かつては「発作的な病気」と考えられてきた気管支喘息ですが、以上のような発症機序が解明されてきた今では、「慢性的な気管支の炎症性病気」という概念に変わりつつあります。

この炎症を抑える効果を発揮するのが、エアロコート・インヘラーに含まれる有効成分のひとつであるジプロピオン酸ベクロメタゾンです。
この成分は吸入副腎皮質ステロイドで、何年にもわたって抗炎症治療の主流となっている成分でもあります。
ステロイドには組織の反応性を低下させる作用があり、炎症を起こす物質であるサイトカイン、マスト細胞、好酸球などを減少させるほか、血管透過性制御作用や粘液分泌抑制作用により、気道において強い抗炎症作用を発揮します。
また、気道の炎症がおさまると過敏性が低下して発作が起こりにくくなるため、普段からステロイド吸入薬により気道の炎症を鎮めておくことは喘息発作の予防にもなり、ステロイド吸入療法は喘息治療における重要な治療法のひとつでもあります。

一方、エアロコート・インヘラーのもうひとつの成分であるレボサルブタモール(レバルブテロール)は、短時間作用性β(ベータ)2アドレナリン受容体刺激剤のアルブテロールの異性体で、気管支平滑筋に多く存在しているアドレナリンβ2受容体を刺激し、気道周辺の平滑筋を弛緩させることによって気管支を拡張させる作用を持っています。

喘息治療管理ガイドラインでは、気管支喘息の治療に必要な薬剤を2種類に分けています。
長期管理薬(コントローラー)は気道の慢性炎症を予防・改善し、発作が起こらないようにコントロールするための薬です。
また発作治療薬(リリーバー)は、発作時に気道を拡張して速やかに発作を軽減させますが、根本的な喘息の治療にはならず、また使用しすぎると効果が現われにくくなり、コントローラーと比較して副作用が出やすいため、最小限の使用にとどめることがよいとされています。

 

他の商品との比較

気管支を拡げると同時に、気管支の炎症を抑える作用を持っています。

気道の炎症を抑えることで過敏性も低下するため、喘息発作の予防にも効果を発揮します。

 

特別な注意

以下の場合、エアロコート・インヘラーを絶対に使用しないでください。
・エアロコート・インヘラーの成分に対して過敏症の既往歴のある人

【重要な基本的注意】
・エアロコート・インヘラーは急性発作ではなく、長期的なコントロールに使用するため、場合によっては急性気管支けいれんの症状緩和のために別にレボサルブタモール・インヘラーが必要になることがあります。
・ステロイド依存の人は、ジプロピオン酸ベクロメタゾンのインヘラー(べクレート・インヘラー)を別に使用して治療することが望ましいとされています。
・前回の長期全身コルチコステロイド治療終了から数ヵ月以内の人は、視床下部-下垂体-副腎皮質系が、外傷、手術、感染などの事態に対応できるくらいに回復するまで特別な配慮をしてください。またこのような人では、気道閉塞の悪化などの緊急時には、経口ステロイド薬も使用してください。
・レボサルブタモールの作用により、奇異気管支けいれんが起こることがあります。
・レボサルブタモールの作用により、βアドレナリン作動性作動薬との併用で心臓血管系に影響が現われることがあります。
・ジプロピオン酸ベクロメタゾンの作用により、吸入コルチコステロイドを、特に高用量を長期間使用した場合に、クッシング症候群、副腎抑制、発育遅延、骨ミネラル濃度減少、白内障、緑内障などの全身的な作用が現われることがありますが、経口コルチコステロイドほど発現率は高くありません。

【慎重使用】
・心血管に基礎疾患のある人
・冠不全、高血圧、心不整脈の人
・けいれん性疾患、甲状腺機能亢進症、糖尿病の人
・交感神経様作用アミンに過剰反応の人
・休止期および活動期の肺結核の人

 

他の薬との併用

以下の薬剤とエアロコート・インヘラーを併用する場合、注意してください。
・非選択性β遮断薬(プロプラノロールなど): 通常、レボサルブタモールは非選択性β遮断薬と併用されません。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の服用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

エアロコート・インヘラーを使用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
・ジプロピオン酸ベクロメタゾンとして
口腔カンジダ、過敏反応、あざができやすい、副腎抑制、子ども・青年の発育遅延、かすれ声、喉の炎症

・レボサルブタモールとして
軽度のふるえ、頭痛、奇異気管支けいれん、低カリウム血症、アレルギー反応、頻脈性めまい、筋けいれん

極稀に起こる重篤な副作用
・ジプロピオン酸ベクロメタゾンとして
クッシング症候群、骨ミネラル濃度減少、白内障、緑内障、奇異気管支けいれん

医師の診断を受けてください。

 

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