ジェンタリン・プラス・クリーム(ジプロピオン酸ベクロメタゾン/ネオマイシン/クロトリマゾール)- 0.025%/0.5%/1%

1200 円!! 1本にステロイド薬、抗生物質、抗真菌薬の3つの成分が配合された皮膚炎治療外用薬!湿疹、じんましん、皮膚炎など膿を伴う、赤くかゆみを伴った皮膚症状の治療に最適!

Gentalene Plus Cream (Beclomethasone Dipropionate/Neomycin/Clotrimazole) - 0.025%/0.5%/1% (20gm Tube)

■ 20gチューブ

価格:1200 円


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有効成分

ジプロピオン酸ベクロメタゾン(Beclomethasone (Beclometasone) Dipropionate)

ネオマイシン(Neomycin )

クロトリマゾール(Clotrimazole)

 

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製造国

インド

 

製造元

Rexcin Pharmaceuticals Pvt. Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用は医師の指示に基づいた適切な用量、用法を用いるようにしてください。

通常、1日1-2回患部に少量を塗布しますが、急性の症状においては1日3回、回復期の皮膚疾患には1日1回の使用が適切とされています。

 

商品詳細

ジェンタリン・プラス・クリームは、ステロイド薬であるジプロピオン酸ベクロメタゾンに、アミノグリコシド系抗生物質のネオマイシンとアゾール(イミダゾール)系抗真菌薬のクロトリマゾールを配合したクリームで、化膿を伴う湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、ただれ、しもやけ、虫さされ、じんましんなどに効果のある外用薬です。

皮膚とは全身の表面を覆っている組織で、人体を外界からの刺激や異物の体内への侵入から保護したり、体内外の熱交換による体温調節や感覚の伝達といったようなさまざまな役割を果たしています。
皮膚は表皮、真皮、そして皮下組織の三層で構成されていますが、細菌やウイルスなどといった外部の異物の体内への侵入を防ぐバリア機能を持っているのが、死んだ表皮細胞やその隙間を埋めるように存在している細胞間脂質(セラミド)などから成る固くて強い角質層と、さらにその上を覆っている皮膚のいちばん外側の層である表皮です。表皮は弱酸性の皮脂膜による殺菌作用で細菌や真菌の繁殖を抑制するほか、体内に侵入した異物を感知するランゲルハンス細胞が、異物の侵入を免疫組織の担い手であるリンパ球に伝達することによって生体防御反応を機動させる役割があることも知られています。

しかし、この表皮のバリア機能を果たしている角質層は過度の摩擦や加齢、紫外線、空気の乾燥、刺激物の接触といったような軽い物理的刺激によって簡単に傷ついてしまいます。このようにして表皮の持つバリア機能が障害を受けると、外部の有害物質や刺激物が皮膚の内部に入り込み、結果としてかゆみ、水疱、発赤、腫れ、かさつきといった湿疹や皮膚炎の症状が表れることになります。

このような湿疹や皮膚炎の症状の改善に広く用いられているのが、ジェンタリン・プラス・クリームの有効成分のひとつであるジプロピオン酸ベクロメタゾンが属する外用ステロイド薬です。
ステロイド薬(ステロイド抗炎症薬)とは、人体の副腎皮質から生成分泌され、生命維持に欠かせない役割を果たしている副腎皮質ホルモンを人工的に合成した薬剤で、強い抗炎症作用と免疫抑制作用を特徴とします。
湿疹や皮膚炎は、皮膚のバリア機能の損失によって損傷を受けた皮膚細胞が発赤や発熱、そしてはれといった炎症症状を促進させる血管透過性の亢進を引き起こすプロスタグランジンやロイコトリエンといった化学物質を産生し、免疫機能の主な担い手となっている白血球を炎症部に引き寄せることによってもたらされます。外用ステロイド薬はこの炎症促進物質の産生を抑えることによって血管透過性の亢進を抑制し、さらにこの作用によって白血球の炎症部への移行、そして活性化という免疫機能もが抑制されることから、結果として強い抗炎症作用をもたらします。
外用ステロイド薬はその効果の強さにより強い順に「最も強い」、「非常に強い」、「強い」、「中程度」、「弱い」の5段階に分類されていますが、ジェンタリン・プラス・クリームに使用されているジプロピオン酸ベクロメタゾンの効果効用はそのうちの「強い」に属しています。

通常、細菌やウイルスなどが関連していない湿疹や皮膚炎は、外用ステロイド薬の数日から1週間といった短期使用によって改善します。しかし、ほとんどの湿疹や皮膚炎はかゆみを伴うため、意識的、あるいは無意識に患部をかき壊してしまい、皮膚のバリア機能が破壊されることによって炎症症状が悪化してしまうケースがほとんどです。
さらに皮膚のかき壊されたところから細菌や真菌といった微生物が侵入し、増殖することによって、炎症がさらに悪化する結果を招いてしまうことも多いとされています。

細菌は核膜をもたず細胞内に核(DNA、RNA)が浮かんだ状態で存在している単細胞の原核生物で、自己分裂によって増殖していきます。それに対し、真菌は核(DNA、RNA)が核膜に囲まれて存在している真核生物となり、基本的に胞子の発芽によって増殖していく単細胞、あるいは多細胞生物になります。このようにその構造、生体が異なっていることから、細菌の排除には抗生物質や抗菌剤が、そして真菌の排除には抗真菌薬という異なる薬剤が必要となります。
ジェンタリン・プラス・クリームに配合されているネオマイシンは、アミノグリコシド系抗生物質のひとつで、細菌細胞のタンパク質生成器官であるリボソームの働きを阻害し、細菌のタンパク質合成機能を損傷することにより、広範囲の細菌に対する殺菌作用を有しています。
また、アゾール系抗真菌薬のクロトリマゾールは、真菌の細胞の形態や構造を保持したり、細胞内部環境を保持する役割を果たしている細胞膜に作用し、その透過性を変化させると同時に細胞内の酵素の働きに干渉して真菌の増殖を抑制し、最終的に死滅させる作用を発揮します。

このようにジェンタリン・プラス・クリームは、ステロイド剤に抗生物質、抗真菌薬の両方が配合されているため、細菌、真菌といった微生物による皮膚感染症を抑えながら、湿疹や皮膚炎の症状を速やかに改善することができます。

 

他の商品との比較

化膿を伴う湿疹や皮膚炎の治療に適しています。

ジェンタリン・プラス・クリームに配合されているジプロピオン酸ベクロメタゾンは、ステロイドの強度としては中程度の「強い」に属しており、特に赤く、かゆみを伴う皮膚炎の治療に適しているとされています。

日本においても、近年になってステロイド剤に抗生物質が配合された外用薬が登場していますが、ジェンタリン・プラス・クリームは抗生物質に加え、抗真菌薬も配合されているため、細菌だけでなく、真菌による感染症が引き起こされた湿疹や皮膚炎の治療にも用いることができます。

 

特別な注意

【警告】
・ネオマイシンによる腎毒性や聴器毒性が懸念されるため、ジェンタリン・プラス・クリームの広範囲における使用、あるいは長期間にわたる使用はしないでください。

・細菌による感染症は、包帯などで覆われた温かく湿った患部に発症する傾向があるため、包帯などを交換する際には患部を消毒するようにしてください。

・ジェンタリン・プラス・クリームは外用薬です。目の周囲への使用や、眼軟膏としての使用はしないで下さい。

以下に該当する場合のジェンタリン・プラス・クリームの使用は禁忌とされています。
・ジェンタリン・プラス・クリームに含まれる成分に過敏症の人
・酒さ、にきび、口周囲皮膚炎、皮膚結核、静脈瘤性潰瘍、ウイルスによる皮膚感染症(単純ヘルペス、種痘疹、みずぼうそうなど)、および鼓膜穿孔を起こしている外耳炎といった症状

ジプロピオン酸ベクロメタゾンの長期間、あるいは大量の使用によって皮膚線条、ひ薄化や硬化、表在性血管、および末梢血管の膨張、斑条出血といった患部の皮膚委縮が引き起こされる危険性があるため、使用は短期間にとどめてください。
このような皮膚症状は、特に顔や包帯などで覆われた箇所、皮膚のひだ部分などにおいて発生しやすいとされています。
ジプロピオン酸ベクロメタゾンを含んだクリームの長期間、多量、あるいは広範囲にわたる使用、および傷口などへ使用後に包帯などで患部を覆った場合、ジプロピオン酸ベクロメタゾンの過剰な吸収による視床下部・下垂体・副腎皮質系機能の抑制を生じる副腎皮質機能亢進症などの全身性の有害事象が引き起こされる可能性があります。特に乳幼児や小児における影響は大きいとされ、成長を妨げたり、クッシング症候群のような様態を生じる場合があるとされ、また、まれに良性頭蓋内圧亢進症の発生も報告されています。
乳幼児においてはおむつが包帯と同様の作用を及ぼすこともあるため、ジプロピオン酸ベクロメタゾンのおむつで覆われる部位への使用は避けるべきとされています。基本的に乳幼児、及び小児に対するジクロピオン酸ベクロメタゾンの使用は避けることが望ましいとされています。

ジェンタリン・プラス・クリームを使用する場合には、定期的に医師の診察を受け、ジェンタリン・プラス・クリームの使用の継続を検討する必要があります。

ジクロピオン酸ベクロメタゾンを含んだクリームを乾癬の治療に用いた場合、膿疱性の病変を生じることがあります。使用中に過敏症症状が認められた場合にはただちに使用を中断してください。 また、顔へ使用する場合は強度の弱いステロイド薬を短期間、慎重に行なうようにしてください。

ジクロピオン酸ベクロメタゾンを乾癬、円板状紅斑性狼瘡、重度の湿疹の治療に用いた場合、ステロイド性酒さ様顔貌を生じることがあるとされています。

ステロイド外用薬の目の周辺への使用には注意が必要とされています。また、まぶたへの使用によって緑内障を誘発することがあるとされています。

感染症治療効果のある薬物と同時使用される以外には、ステロイド薬を感染症による病変部へ適応することはしないで下さい。感染症に対してはステロイド薬の使用を中断し、全身性の抗生物質や抗菌剤の使用が必要となります。また、細菌性感染症は包帯などで覆われた温かく、湿った患部において発生する傾向があるため、患部の包帯などを交換する際には、皮膚を消毒するようにしてください。

ネオマイシンは聴器毒性、腎毒性、そして神経筋遮断などの有害事象と関連付けられているため、重度のやけど、栄養性潰瘍、および薬成分が迅速に吸収されるような病変部におけるその使用には注意が必要とされています。
全身の20%以上にわたるやけどを負っている人や、そのようなやけど負っている人で腎機能障害のある人、さらにほかのアミノグリコシド系抗生物質を使用している人は、ネオマイシンを含んだ外用薬としての使用は1日1回にとどめてください。

外用ステロイド薬とネオマイシンを含んだ外用薬の併用により、細菌・真菌・ウイルスによる感染症の諸症状の発見が遅れたり、抗生物質やそのほかの薬成分による過敏症反応が抑制される場合があります。

ネオマイシンを含んだ外用薬による治療において、皮膚刺激や過敏症反応が引き起こされた場合には、薬の使用をただちに中断し、医師の診察を受けてください。
なお、ネオマイシンを含んだ局所治療薬は外用のみの用途で用いられるべきであり、目や広範囲における使用はしてはならないとされています。深い傷や穿孔による傷、動物咬傷や重度のやけどなどの治療に自己判断で局所の消毒薬の使用を考えている人は、使用前に医師の診察を受けることが推奨されています。

ネオマイシンを含んだ外用薬を切り傷や擦り傷、あるいは軽度のやけどにおける感染症予防薬として使用し、症状の継続や悪化がみられる場合は直ちに使用を中断し、医師の診察を受けてください。また、医師の指示がない限り、ネオマイシンを含んだ外用薬を1週間以上継続して使用することはしないでください。

ジェンタリン・プラス・クリームに含まれている成分の経皮吸収により、胎児の催奇性が引き起こされる可能性があるため、妊娠中の女性の使用におけるジェンタリン・プラス・クリームの使用は極力避け、医師によってその効果効用が胎児に与える危険性を上回ると判断された場合にのみに使用するようにしてください。

授乳中におけるジェンタリン・プラス・クリームの使用は極力避けるべきとされています。

乳幼児、および小児への使用は避けてください。

ほかの疾患で医療機関にかかる場合は、医師にジェンタリン・プラス・クリームを使用していることを伝えてください。

処方された用途以外で使用することはせず、また他人と共用することはしないで下さい。

医師の指示がない限り、ジェンタリン・プラス・クリームを使用した患部を包帯などで覆うことはしないで下さい。

子供の手の届かない涼しい場所で、直射日光や霜から避けて保管してください。

使用期限が切れているものや、外装に損傷がある場合は使用はしないでください。

 

他の薬との併用

ジェンタリン・プラス・クリームをほかの薬と併用する場合には、処方薬・市販薬に関わらず医師、あるいは薬剤師に事前に確認し、安全性を確かめてから使用するようにしてください。

ネオマイシンをはじめとした外用、あるいは内服アミノグリコシド系抗生物質の使用によって過敏症反応を引き起こす頻度が高くなるとされています。

 

誤って大量に服用した場合

過剰な分をティッシュペーパーなどでふき取ってください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時点で使用してください。
ただし次の使用時間が近い場合には、忘れた分を飛ばして次回分から使用してください。
一度に2回分を使用することはしないでください。

 

副作用

ジェンタリン・プラス・クリームの使用による副作用には以下に挙げる症状があります。
これらの症状や、ほかに気になる症状が発現、継続する場合には速やかに医師に相談して下さい。

●主な副作用
・ジプロピオン酸ベクロメタゾンとして
皮膚の委縮や線条、末梢血管拡張など

・ネオマイシンとして
接触性皮膚炎など

・クロトリマゾールとして
赤斑、刺痛、水疱、皮膚の剥離、浮腫、じんましん、かゆみなど

●極稀に起こる重篤な副作用
・ジプロピオン酸ベクロメタゾンとして
副腎皮質機能亢進症、クッシング症候群、過血糖症、糖尿など

・ネオマイシンとして
聴器毒性、腎毒性、神経筋遮断など

 

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