ゾコンTキット (フルコナゾール/チニダゾール) - 150mg/1000mg

620 円!! 膣カンジダ、トリコモナス膣炎、細菌性膣症など複数の感染症を同時に殺菌できる、フルコナゾール錠とチニダゾール錠セット!それぞれ単剤で服用するよりも低用量で済むため副作用も少なく、1回の服用でも良好な効果が期待できます!

Zocon T Kit (Fluconazole/Tinidazole) - 150mg/1000mg (3 Tablets)

■ 2錠/1錠

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価格:620 円


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有効成分

フルコナゾール(Fluconazole)

チニダゾール(Tinidazole)

 

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製造国

インド

 

製造元

FDC Limited

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

フルコナゾール2錠とチニタゾール1錠を同時に経口服用してください。

 

商品詳細

ゾコンTキットは、真菌性の膣炎、トリコモナス膣炎、細菌性膣症治療に有用なフルコナゾール錠とチニダゾール錠剤がセットになった経口薬です。

膣炎は、さまざまな原因菌によって膣内粘膜が炎症を起こした状態のことで、通常とは違うにおいや色のおりものが出たり、強いかゆみとなって現れることが多い感染症です。複数の症状が複合的に現われたり、症状を繰り返す人もいるため、治療をしないでそのまましておくと、不妊症の原因になったり、妊婦が感染した場合は、流産や早産の可能性が高まるだけでなく、子供に感染するおそれもあるので、早期治療が必要です。

真菌が原因とされる感染症の場合は、「カンジダ」と呼ばれるカビの一種が膣内で過剰に増えることで、膣カンジダが発症します。女性器の強いかゆみ、白いカスのようなおりものが特徴で、ひどい時は股の内側全体にかゆみが拡がることもあるようです。
カンジダは、通常は人間の腸管、皮膚、膣内などに存在していることが多く、一般成人女性の約15%、妊婦の20%以上の膣内にカンジダが存在しているというデータもあり、高温多湿な気候、合成繊維のきつい下着、劣悪な衛生状態や、抗生物質の服用などが原因で、カンジダによる感染症が起こると言われています。

トリコモナス感染症の場合は、トリコモナスと呼ばれる原虫が原因となり、腟トリコモナス症が発症します。多くの場合は女性に症状が見られ、生殖年齢にある女性の約20%が発症すると言われています。感染原因は主に性行為ですが、そのほかには下着、タオル、便器、浴槽での感染の可能性も考えられます。
女性器の痛みやかゆみ、灼熱感、性交・排尿時の不快感に加え、悪臭を伴う淡黄色や乳白色の泡立ったおりものなどが主な症状です。

細菌性膣炎は、膣の自浄作用の低下により、特定の病原性細菌ではない一般の嫌気性菌によって引き起こされます。通常、女性の膣内は細菌や真菌が棲みついており、特にラクトバチルスという乳酸菌は膣内を酸性に保ち、内部を菌から守る働きをしている大切な菌です。しかし、このラクトバチルスが何かしらの原因で少なくなると膣内の細菌バランスが崩れ、正常な細菌と嫌気性菌などの数的な優位性が入れ替わった状態になるために細菌性膣炎に進行することがあります。
白、灰色または黄色を帯びて濁ったおりもの、悪臭(特に魚介類のようなにおい)、かゆみや膣外陰部の痛み、熱感、発赤などの症状が特徴です。しかし、多くの場合は症状に気付かずに日常生活を送っていることが多いようです。

ゾコンTキットの有効成分のひとつであるフルコナゾールは、日本では20年以上にわたって広く医療で使用されている真菌症治療薬です。またもうひとつの成分であるチニダゾールは長年、日本や海外の多くで膣トリコモナスや細菌性膣炎治療に使用されており、原虫、細菌を強力に抑制する作用を持っています。
フルコナゾールはアゾール系薬に属し、膣の微生物群を崩壊させることなく、膣の真菌性感染症を処置するのに有効であり、真菌の細胞膜の主成分であるエルゴステロールの合成を選択的に阻害し、透過性や膜機能の障害を起こすことで菌の増殖を抑制します。そのほか、カンジダ血症、カンジダ肺・気管支炎、カンジダ尿症、カンジダ食道・消化管炎やクリプトコッカスによるクリプトコッカス髄膜炎、肺クリプトコッカス症の治療などにも幅広く使用されています。

一方、チニダゾールは、トリコモナス腟炎の原因となる原虫や、嫌気性菌が原因で起こる細菌性膣炎の細菌に対して効果を現わします。チニダゾールは、細胞のDNAに結合してDNA障害を引き起こすことで、細胞を死に至らしめると考えられています。細かい作用機序はあまり明らかにされていませんが、チニダゾールは細菌性膣炎治療に対して確かな治療効果を期待することができます。また、少ない服用回数で効果が見られ、副作用が比較的少ないことも特長です。
チニダゾールは、ランブル鞭毛虫症(下痢や胃のけいれんを引き起こす腸の感染症)、およびアメーバ症(腸の感染症)の治療にも有効とされています。

研究の結果、膣感染症の治療に対してフルコナゾールとチニダゾールを組み合わせて使用した場合、いずれも単剤で使用するよりも少ない用量で同等以上の効果を発揮するだけでなく、1回の服用ですべての局面において改善がみられたとの報告がされています。このことからも、これら2つの薬剤がセットになったゾコンTキットは、膣感染症に対して非常に有効な薬であると考えることができます。

 

他の商品との比較

・ゾコンTキットは強力な殺菌効果により、1回の服用で膣カンジダ、トリコモナス膣炎、細菌性膣症からの回復が期待できます。
・フルコナゾールは、カンジダ属およびクリプトコッカス属に対し抗真菌活性を示します。
・フルコナゾールは従来のイミダゾール系抗真菌剤よりも強い効果を示します。
・チニダゾールはトリコモナス症以外、細菌性膣症にも効果がある治療薬です。

フルコナゾールとチニダゾールを有効成分としてセットで発売されている薬はそのほかに、海外ではAZOSTAT KIT、 FLUTINI KIT、 FORCAN-TZ KIT、 NUFORCE KIT、 V.G. KITなどがあります。

 

特別な注意

【禁忌】
・妊婦3ヵ月以内の人
・授乳中の人
・アゾール系、ニトロイミダゾール系薬剤に対して過敏症の既往歴のある人
・血液疾患のある人

【慎重服用】
・薬物過敏症の既往歴のある人
・腎障害のある人: 血中濃度が持続するので、服用量を減らすか、服用間隔をあけて使用してください
・肝障害のある人 :肝障害を悪化させることがあります。服用量および服用間隔に十分注意してください。
・心疾患または電解質異常のある人: 心室頻拍(torsades depointesを含む)、QT延長、心室細動、房室ブロック、徐脈などが現われることがあります
・腎臓障害のある人: 急性腎不全悪化のおそれがあります。

【重要な基本的注意】
・適宜、血液検査、腎機能・肝機能検査、血中電解質検査等を行なうことが望ましいとされています。
・アレルギー既往歴、薬物過敏症などについて、充分に医師と相談してください。
・高齢者: 腎機能が低下していることが多いため、高い血中濃度が持続するおそれがあるので、使用量、投与間隔に充分注意してください。
・妊婦、産婦、授乳婦: 催奇形性を疑う症例報告があるので、妊婦または妊娠している可能性のある婦人は使用しないでください。また、母乳中に移行することが認められているので、授乳中の婦人は授乳を避けてください。
・小児などの服用: 低出生体重児、新生児、乳児、幼児または小児に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

他薬と併用する場合には、必ず医師や薬剤師と事前に相談し、安全性を確かめてから使用してください。

【併用禁忌】
・トリアゾラム(ハルシオンなど): トリアゾラムの代謝遅滞による血中濃度の上昇、作用の増強および作用時間延長の報告があります。
・エルゴタミン(カフェルゴット、ジヒドロエルゴタミン、ジヒデルゴットなど): アゾール系抗真菌剤等のCYP3A4を阻害する薬剤とエルゴタミンとの併用により、エルゴタミンの血中濃度が上昇し、血管れん縮などの副作用を起こすおそれがあります。
・キニジン(硫酸キニジン)、ピモジド(オーラップ): これらの薬剤の血中濃度が上昇するおそれがあります。

【併用注意】
・ワルファリン: プロトロンビン時間の延長、出血傾向(挫傷、鼻出血、消化管出血、血尿、下血など)があります。

・以下薬剤の血中濃度が上昇するとの報告があります。
フェニトイン、イブプロフェン/HMG-CoA還元酵素阻害薬・フルバスタチン、アトルバスタチン、シンバスタチンなど/ミダゾラム、エプレレノン/テオフィリン/ジドブジン、リトナビル、サキナビル、オキシコドン、リファブチン、カルバマゼピン、タクロリムス水和物、シクロスポリン、ロサルタン、ジアゼパム ナテグリニド

・以下薬剤の血中濃度上昇のおそれがあります。
カルシウム拮抗薬・ニフェジピンなど、ビンカアルカロイド系抗悪性腫瘍薬・ビンクリスチン/ビンブラスチン、エリスロマイシン、フェンタニル、セレコキシブ

・経口避妊薬: エチニルエストラジオール、レボノルゲストレルの血中濃度上昇の報告があります。
・スルホニル尿素系血糖降下薬(クロルプロパミド、グリベンクラミド、トルブタミドなど): スルホニル尿素系血糖降下薬の血中濃度上昇の報告があります。また、併用により低血糖の報告があります。
・トレチノイン: 中枢神経系の副作用が発現するおそれがあります。
・シクロホスファミド: ビリルビンの上昇、クレアチニンの上昇の報告があります。
・アミトリプチリン、ノルトリプチリン: これらの薬剤の作用が増強するおそれがあります。
・リファンピシン: ゾコンの血中濃度の低下および血中濃度半減期の減少の報告があります。
・三酸化ヒ素: QT 延長、心室頻拍(torsades de pointesを含む)を起こすおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

直ちに病院に連絡し、医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

 

副作用

●主な副作用
吐き気、下痢、腹痛、発疹、頭痛、浮腫

●重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状、皮膚粘膜眼症候群(Stevens-Johnson症候群)、中毒性表皮壊死融解症、血液障害、急性腎不全、肝障害、意識障害、けいれん、高カリウム血症、心室頻拍、QT延長、不整脈、間質性肺炎、偽膜性大腸炎

 

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