ジスロマック(アジスロマイシン水和物)600mg(日本製)

47800 円!! AIDSに伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症の発症抑制および治療に使用されるマクロライド系抗生物質!細胞のたんぱく質合成を阻害することで増殖を抑えます!適応菌種の広さと強い抗菌力が特長!

Zithromac (Azithromycin Hydrate) - 600mg (30 Tablets)

■ 30錠

価格:47800 円

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有効成分

アジスロマイシン(Azithromycin)

 

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製造国

日本

 

製造元

ファイザー株式会社 (Pfizer)

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の使用においては医師の指示に基づき、適切な量を使用するようにしてください。

●発症抑制
成人は1200mgを週1回経口服用します。

●治療
成人は600mgを1日1回経口服用します。

 

商品詳細

ジスロマック600mgは、エイズ(後天性免疫不全症候群)に伴う播種性マイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)症の発症抑制および治療に使用される、マクロライド系抗生物質です。

エイズはHIV(ヒト免疫不全ウイルス)によるウイルス感染症で、免疫細胞が破壊されることで後天的に免疫不全を起こす病気です。原因のほとんどが性行為によるもので、そのほかにも血液製剤による注射や注射針の共用などによる血液感染、母子感染などが挙げられます。HIVの感染からエイズの発症まで数年から10数年ほどと言われ、免疫力が極端に低下するために、健康な人であれば影響のないごく弱い菌やウイルスにも容易に感染するようになります。

その代表的なものに非結核性抗酸菌(非定型抗酸菌)症があります。これは、本来は結核菌に類似した性質を持っていながらも毒力が弱く、重症化しにくいという性質を持つ非結核性抗酸菌に感染にした状態で、その大部分は肺の慢性感染症ですが、リンパ節炎や皮膚感染症などの症状がみられることもあります。健康な人であれば臨床症状はないか、あってもごく軽い慢性的な咳や痰、微熱のほか、まれに血痰が見られる程度で済む反面で、エイズなどの細胞性免疫の高度な低下状態では、肝臓、脾臓、骨髄、リンパ節などが侵される全身播種型の重篤な病態を呈することもあります。

人間に病原性があるとされる非結核性抗酸菌は10種類以上が報告されており、中でもマイコバクテリウム・アビウムコンプレックス(MAC)は日本における非結核性抗酸菌症の原因の約70%以上を占めています。水の中で繁殖した菌がシャワーなどにより微小な粒子として空気中に放出され、それを吸い込むことで感染すると考えられています。結核とは異なり、人間同士では感染(伝染)しないほか、病気の進行が緩やかで、また抗結核薬があまり有効でないという特徴があります。さらに結核の減少とは反対に発病者が増加している上、確実に有効な薬がないため重症者も多くなってきています。

細菌が増殖するときは、それぞれの細胞のDNAにある遺伝情報を元に「リボゾーム」と呼ばれる細胞小器官でたんぱく質を合成して新しい細胞をつくり出します。 このたんぱく質は20種類のアミノ酸が組み合わさって構成されていますが、ジスロマック600mgの有効成分であるアジスロマイシンが属するマクロライド系抗生物質は、たんぱく質を合成する50Sサブユニットに結合してアミノ酸同士の結合を阻害し、たんぱく合成ができないように働きかけることで細胞の増殖を抑えます。

アジスロマイシンは、黄色ブドウ球菌、化膿性球菌、肺炎球菌、インフルエンザ菌、マイコプラズマなど市中発症呼吸器感染症の起炎菌を幅広くカバーしている上、淋菌、コレラ菌、腸炎ビブリオ、アシネトバクターにおいても他剤にない強い抗菌力を持っています。またマイコプラズマ・ニューモニエに対しては、ほかのマクロライド剤より30-60倍強い作用を発揮すると言われています。さらに薬物アレルギーや神経刺激作用がなく持続時間が長いために、従来の抗生物質と比較して短期間の服用で長期にわたる効果をあらわすのが特長です。

 

他の商品との比較

週1回服用で発症抑制、1日1回服用で治療効果が期待できます。

制酸剤、ワルファリン、シクロスポリン、メシル酸ネルフィナビル、ジゴキシンとの薬物相互作用が認められています。

ジスロマックは錠剤のほかにも、カプセル、細粒、ドライシロップ、注射などがあります。

アジスロマイシンを有効成分とした薬剤は、海外ではAzenil、Azibiot、Azifine、Azitromax、Aziwok、Aztrin、Hemomycin、Misultina、Mixoterin、Setron、Sumamed、Tobil、Tromix、Vinzam、Zeto Zifin、Zithrax、Zithromax、Zitrim、Zitorocin、Zitromax、Zitrotek、Zmaxなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ジスロマック600mgを絶対に服用しないでください。
・ジスロマック600mgの成分に対し過敏症の既往歴のある人

【慎重服用】
・ほかのマクロライド系またはケトライド系薬剤に対し過敏症の既往歴のある人
・高度な肝機能障害のある人: 肝機能を悪化させるおそれがあるので、慎重に服用してください。
・心疾患のある人: QT延長、心室性頻脈(Torsades de pointesを含む)を起こすことがあります。

【重要な基本的注意】
・アナフィラキシー・ショックがあらわれるおそれがあるので、アレルギー既往歴、薬物過敏症などについて充分な問診を行なってください。
・ショック、アナフィラキシー様症状、中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)があらわれることがあるので注意してください。またアジスロマイシンは組織内半減期が長いことから、上記副作用の治療中止後に再発する可能性があるので注意してください。
・ジスロマック600mgの使用にあたっては、事前に次の点を理解してください。
1.中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群が疑われる症状: 発疹に加え、粘膜(口唇、眼、外陰部)のびらんあるいは水ぶくれなどの症状)があらわれた場合には、服用を中止し、ただちに医師に連絡してください。
2.服用終了後においても上記症状があらわれることがあるので、症状があらわれた場合はただちに医師に連絡してください。
・アジスロマイシンは組織半減期が長いことから、服用終了後数日後においても副作用が発現する可能性があるので、観察を充分に行なうなど注意してください。

【用法・用量に関連する使用上の注意】
・治療に関する海外臨床試験においてエタンブトールとの併用効果が示されているため、治療の際はエタンブトール(1日15mg/kg)と併用してください。
・治療に際してはエタンブトールに加え、医師の判断によりMACに対する対菌活性を有するほかの抗菌薬を併用するのが望ましいとされています。
・ジスロマック600mgを使用する際には、使用開始時期、使用期間、併用薬について国内外の学会のガイドラインなど、最新の情報を参考にし、服用してください。

【その他の注意】
・ジスロマック600mgとの因果関係は不明ですが、心悸亢進、間質性腎炎、肝壊死、運動亢進があらわれたとの報告があります。

一般に高齢者では生理機能が低下しており、血中・組織内濃度が高くなることがあるので、一般状態に注意して服用してください。なお高度な肝機能障害を有する場合は、慎重に服用してください。
服用後に異常が認められた場合には、症状に応じて服用中止あるいは対症療法などの適切な処置を行なってください。なおアジスロマイシンの組織内半減期が長いことを考慮し、症状の観察ならびに対症療法を行なう場合には充分な期間行なってください。

妊娠中の服用に関する安全性は確立していないため、妊婦または妊娠している可能性のある人は、治療上の有益性が危険性を上回ると判断される場合にのみ服用してください。

母乳中に移行することが報告されているため、授乳中の人は服用を避け、やむを得ず服用する場合には授乳を中止してください。

播種性MAC症の発症抑制および治療については、小児などに対する有効性および安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とジスロマック600mgを併用する場合、注意してください。
・制酸剤(水酸化マグネシウム、水酸化アルミニウム): アジスロマイシンの最高血中濃度低下の報告があります。
・ワルファリン: 国際標準化プロトロンビン比上昇の報告があります。
・シクロスポリン: シクロスポリンの最高血中濃度の上昇および血中濃度半減期の延長の報告があります。
メシル酸ネルフィナビル: ジスロマック1200mg服用で、アジスロマイシンの濃度・時間曲線下面積(AUC)および平均最高血中濃度の上昇の報告があります。
・ジゴキシン: アジスロマイシンとの併用により、ジゴキシン中毒の発現リスク上昇の報告があります。

ほかのマクロライド系薬剤において、下記薬剤による相互作用が報告されています。なおジスロマック600mgチトクロームP450による代謝は確認されていません。
・テオフィリン、ミダゾラム、トリアゾラム、カルバマゼピン、フェニトイン: これらの薬剤の血中濃度が上昇し、作用が増強されるおそれがあります。
・エルゴタミン含有製剤: 四肢の虚血を起こすことがあります。
・リファンピシン: ほかのマクロライドの血中濃度を低下させます。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに使用してください。
次回の使用時間が近い場合は、使用し忘れた分は飛ばして、次回分から使用してください。
2回分を1回に使用することは絶対におやめください。

 

副作用

ジスロマック600mgを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
発疹、そう痒症、皮膚変色、脱毛、じんましん、アトピー性皮膚炎増悪、光線過敏性反応、水疱、皮膚剥離、多形紅斑、寝汗、多汗症、皮膚乾燥、紅斑、ヘモグロビン減少、顆粒球数減少、血小板数減少、白血球数減少、貧血、好酸球数増加、血小板数増加、好塩基球数増加、リンパ球数減少、白血球数増加、プロトロンビン時間延長、潮紅、血栓性静脈炎、血圧低下、動悸、ALT(GPT)増加、AST(GOT)増加、肝機能検査異常、ALP増加、γ-GTP増加、血中ビリルビン増加、LDH増加、頻尿、クレアチニン増加、BUN増加、尿中たんぱく陽性、腎臓痛、排尿困難、尿潜血陽性、下痢、腹痛、悪心、鼓腸放屁、消化不良、食欲不振、消化管障害、腹部不快感、胃炎、舌変色、腹部膨満、便秘、腹鳴、口内炎、口唇のあれ、黒毛舌、舌炎、舌苔、口・舌のしびれ感、おくび、口内乾燥、唾液増加、すい炎、アフタ性口内炎、口腔内不快感、口唇炎、頭痛、めまい、味覚異常、不眠症、傾眠、感覚鈍麻、失神、けいれん、ふるえ、激越、嗅覚異常、無嗅覚、神経過敏、不安、錯感覚、攻撃性、灼熱感、カンジダ症、膣炎、真菌感染、胃腸炎、咽頭炎、皮膚感染、肺炎、β溶血性レンサ球菌感染、ぶどう膜炎、視力障害、眼痛、結膜炎、眼瞼浮腫、霧視、関節痛、筋肉痛、頚部痛、背部痛、四肢痛、関節腫脹、せき、呼吸困難、鼻出血、アレルギー性鼻炎、くしゃみ、ラ音、気管障害、低音性連続性ラ音、鼻部障害、鼻閉、鼻漏、羊鳴性気管支音、痰貯留、嗄声、耳鳴、難聴、聴力低下、耳の障害、耳痛、精巣痛、不正子宮出血、精巣嚢腫、低カリウム血症、脱水、血中カリウム増加、血中カリウム減少、血中重炭酸塩減少、発熱、疲労、倦怠感、口渇、無力症、疼痛、胸痛、浮腫、気分不良、浮遊感、低体温、不整脈、咽喉頭異物感、局所腫脹、粘膜異常感覚

●極稀に起こる重篤な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状、中毒性表皮壊死融解症(TEN)、皮膚粘膜眼症候群(スティーブンス・ジョンソン症候群)、肝炎、肝機能障害、黄だん、肝不全、急性腎不全、偽膜性大腸炎、出血性大腸炎、間質性肺炎、好酸球性肺炎、QT延長、心室性頻脈(Torsades de pointesを含む)、白血球減少、顆粒球減少、血小板減少、横紋筋融解症

 

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