【要薬監証明】ニロル(ニフェジピン/アテノロール)20mg/50mg

390 円!! 血管を拡げて血の流れをスムーズに!心臓の動きを遅くして末梢管抵抗を低下!2種類の有効成分が効率よく血圧を下げます! 単剤治療では効果が得られなかった高血圧や慢性安定狭心症の治療に最適!
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Nilol (Nifedipine/Atenolol) - 20mg/50mg (10 Tablet)

■ 10錠

価格:390 円

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有効成分

アテノロール(Atenolol)

ニフェジピン(Nifedipine)

 

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製造国

インド

 

製造元

Intas Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

●成人
・高血圧
通常、1日1錠を経口服用します。必要に応じて12時間ごとに1錠を服用します。

・狭心症
通常、1回1錠を12時間ごとに経口服用します。
効果が不充分な場合は硝酸エステル療法またはニフェジピンを増量します。

●高齢者
高血圧の場合は1日1錠、狭心症の場合は1回1錠を12時間ごとに経口服用します。
1日の服用量が規定量を超えないようにしてください。

 

商品詳細

ニロルは、高血圧および慢性安定狭心症の治療薬で、カルシウムチャンネル拮抗剤やβ受容体遮断薬だけの治療では効果が現われなかった人に適しています。

現代病のひとつでもある高血圧は、遺伝や肥満、運動不足、塩分の摂り過ぎなどが原因となって、心臓が血液を送り出す時に血管の壁にかかる圧力が通常より高くなった状態です。
また狭心症は、高血圧、高脂血症、肥満、糖尿病、ストレスなどといった誘因によって、心臓の冠動脈の内膜が盛り上がってプラークというかたまりができるために血管内腔が狭窄し、充分な血流や酸素が送り込めなくなることで、心筋が一過性の酸欠状態になることから胸に痛みが起こる病気です。 胸が締め付けられるような痛みや圧迫感を主症状としますが、中でも運動をしたときにだけこのような症状が起こる状態を安定狭心症と呼びます。2ヵ月以上病状が安定し、短期間では心筋梗塞に移行しないのが特徴です。

これらの症状の治療には異なる機序で作用するさまざまな薬が使用されますが、そのうち2種類の有効成分を配合した治療薬がニロルです。
有効成分のひとつであるニフェジピンは、カルシウムチャンネル拮抗剤、カルシウム拮抗剤、カルシウムブロッカーなどと呼ばれるジャンルに属する成分です。
カルシウムには筋肉の収縮をコントロールする作用があり、血管壁にある平滑筋細胞に入り込むと血管が収縮し、血圧が上がりますが、ニフェジピンはこの一連の働きを阻害して血管を拡げ、血の流れをよくすることで血圧を下げます。一般にこのタイプの成分は安全性が高く、また効き目がいいために高血圧治療の第一選択薬として使用されています。

またもうひとつの有効成分であるアテノロールは、β受容体遮断薬と呼ばれている成分です。人間の内臓や血管などの機能は、交感神経系と副交感神経系の作用によって支配されており、そのうち交感神経は神経の末端からアドレナリン、ノルアドレナリンという物質を目的の臓器に放出し、受容体と呼ばれる物質と結合することでその刺激を伝達しています。
2種類あるアドレナリン受容体のうち、アテノロールがその働きを阻害するβ受容体は、心臓収縮回数や血液量の増加などの作用を持つため、その働きを抑制する結果として心臓の収縮力が弱まり、脈拍が遅くなることで拍出量が減り、末梢管抵抗が低下して血圧が下がります。

ニロルは、異なる作用を持つこれら2種類の成分を配合することによって、単剤治療では効果が現われなかった人に対しても、確実な降圧効果が期待できる画期的な治療薬です。

 

他の商品との比較

2種類の成分配合により、血の流れをよくすると同時に心臓の負担を減らすことで高血圧や狭心症を治療します。

単剤治療では思うような効果が現われなかった人にも、治療効果が期待できます。

ニフェジピンとアテノロールの混合薬は、海外ではBeta-Adalat、Tenifなどの名前で発売されています。

 

特別な注意

以下の場合、ニロルを絶対に服用しないでください。
・アテノロール、ニフェジピンまたはほかのジヒドロピリジン系の薬剤に対して過敏症の既往歴のある人: 交差反応が起こることがあります。
・喘鳴、ぜんそく、気管支けいれん(閉塞性呼吸器疾患/気管支ぜんそく)の傾向のある人
・妊婦または授乳中の人
・II度またはIII度の心筋梗塞、洞不全症候群、洞房ブロック、心不全、心不全の治療が不充分、NYHA(心機能分類)II度、III度の人
・心臓性ショック、大動脈弁狭窄症、不安定狭心症、心筋梗塞の人
・急性狭心症発作の治療として
・悪性高血圧症の人: 安全性が確立していません。
・顕著な徐脈(治療前の安静時心拍数が50拍/分未満)、収縮期圧が90mmHg未満の低血圧、手足の循環障害末期または重篤な末梢動脈循環障害の人
・アシドーシスの人
・MAO遮断薬を服用中の人
・腎臓機能障害(クレアチンクリアランス値が15ml/分/1.73m2以下、血清クレアチンが600マイクロモジュール/リットル以上)の人
・子ども: 服用の安全性が確立していません。

【慎重服用】
・伝導欠損または心臓予備力が不良な人
・β-アドレナリン受容体拮抗薬による治療を既に行なっている人、および/または心臓不良の兆候をコントロールしている人: 必要であれば充分に注意してニロルに変更してください。
・うっ血性心不全の治療中の人: 服用中止後に症状が悪化することがあるため、充分な注意の下でのみニロルを服用してください。
・末梢循環障害(レイノー病またはレイノー病症候群、間欠性跛行)の人: 病状が悪化することがあるのでβ遮断薬を服用する際は注意してください。
・虚血性心臓疾患の人: β-アドレナリン受容体拮抗薬による治療を中断する場合は徐々に行ない、また必要な場合は狭心症の悪化を予防するために、ほかの治療を同時に行なってください。
・重篤な低血圧(収縮期圧<90mmHg)の人: ニロルを注意して服用してください。
・心臓ブロック初期または軽度の心不全、NYHAグレードIIの人: ニロルを注意して服用してください。
・プリンズメタル型狭心症の人: β-遮断薬は、反α-受容体が冠状動脈の血管収縮を介在するための狭心症発作の数および間隔を増加させることがあります。アテノロールなどβ1選択的遮断薬は注意して使用してください。
・可逆性閉塞性気道疾患を伴っている人: 選択性β遮断薬は非選択性β遮断薬と比較して効果が低い場合がありますが、このような人は服用しないでください。
・腎機能障害の人: 1日1錠の服用を超えないようにしてください。著しい腎機能障害のある人では併用は禁止です。
・悪性高血圧および血圧量不足の人: 透析中の人は、血圧の顕著な低下が見られることがあります。
・顕著な肝障害のある人: 肝硬変の人における単一成分の全身アベイラビリティでは服用量の調整は不要ですが、臨床的に顕著な肝臓病を持つ高血圧の人に関する報告はありません。ニフェジピンは主に肝臓で代謝されるため、肝臓機能障害のある人は充分な観察が必要です。
・顕著な肝障害のある人: 充分に注意して使用してください。
・糖尿病の人: ニフェジピンの分量に調整が必要です。また、ニロルは低血糖心悸亢進を改善する反面、甲状腺中毒症の兆候をマスクするおそれがあります。

【服用上の注意】
・尿中バニリルマンデル酸の分光光度値を不当に上昇させるおそれがありますが、HPLC(高性能液体クロマトグラフィ)測定には影響を与えません。
・心筋梗塞の二次予防としては使用しないでください。
・心臓抑制作用を持つ薬とは併用しないでください。
・リファンピシンとは併用しないでください。酵素誘導作用によりニフェジピンが有効血中濃度に到達しないおそれがあります。
・褐色細胞腫の人は、α-遮断薬治療終了後にニロルを服用してください。
・ニロルはβ遮断薬やほかの降圧剤と併用されることがありますが、起立性低血圧を引き起こす相加効果の可能性があることを考慮してください。ニロルはほかの降圧治療中断後の再発の予防効果はありません。
・ジソプラミドなどのクラスI抗リズム障害薬とβ-アドレナリン受容体拮抗薬を服用する際は、注意してください。
・β-アドレナリン受容体拮抗薬の薬理作用のひとつに心拍数の減少があります。まれに1日1錠の服用による心拍数遅延が起こることがあるので、その場合は服用を中止してください。
・わずかな人において、ニフェジピン治療の開始直後1-4時間後に虚血性疼痛が報告されています。盗流効果は認められていませんが、この効果が発生した場合はニロルの服用を中止してください。
・クロニジンからβ-アドレナリン受容体拮抗薬に切り替えた場合は注意してください。β-アドレナリン受容体拮抗薬が同時に処方された場合、クロニジンはβ-アドレナリン受容体拮抗薬の服用中止後数日間はクロニジンの服用を中止しないでください。
・多くの場合、手術前にβ-アドレナリン受容体拮抗薬を休薬することは好ましくありませんが、エーテル、シクロプロパン、トリクロルエチレンなどの麻酔を使用する場合は注意してください。迷走神経が優位になった場合はアトロピン(1-2mgを静脈投与)で修正することがあります。

妊婦および授乳中の人に対する安全性は確立していません。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とニロルを併用する場合、注意してください。
・グレープフルーツ: 血漿濃度が高くなることがあります。
・シメチジン: ニフェジピンの降圧効果が高まることがあります。
・キニジン: ニフェジピンとの併用により、キニジンの服用量にかかわらず、血中キニジン値が抑制されるおそれがあります。
・フェニトイン: フェニトインはシトクロムP450 3A4システムを誘導するため、ニフェジピンの生体利用効率が減少し、効果が低下します。経過を観察するか、もしくはニフェジピンの服用量を調節するなどを考慮してください。
・ジゴキシン、テオフィリン: これらの血漿中濃度を高めることがあるため、監察または服用量の調節をするのが望ましいとされています。
・心筋抑制薬(クロロフォルム、リグノカイン、プロカインアミドなど)、β-アドレナリン受容体刺激薬(イソプレナリンなど)、α-受容体刺激薬(ノルアドレナリンなど)
・β-遮断薬: さらなる血圧低下、心不全が起こるため、ニロルとは併用しないでください。
・インスリンまたは経口糖尿病薬: 低血糖代謝異常のある人でニロルおよびインスリンまたは経口糖尿病薬との併用治療を受けている人は、正常化が遅延し、低血糖、頻脈の症状をマスクするおそれがあるため、定期的な血糖値検査を受けることが望ましいとされています。
・ベラパミル、ジルチアゼムタイプのカルシウム拮抗薬または抗不整脈薬: さらなる血圧低下または心拍数減少、心拍障害が起こるおそれがあるため、注意深い血圧の監察と心電図検査が必要とされます。ニロルによる治療中は、カルシウム拮抗薬の静脈内治療との併用は避けてください。
・ジルチアゼム: ニフェジピンのクリアランスを低下させます。
・ノルアドレナリン、アドレナリン、MAO遮断薬: 血圧を過剰に亢進することがあります。
・麻酔薬、抗不整脈薬: 心拍出量に可逆的な影響を与えるため、可能な場合は手術前にニロルの服用を中断しないでください。しかしながら、アテノロールと麻酔薬や抗不整脈薬とのとの併用による心抑制薬の効果(陰性変力作用)が相加されるため、アテノロールとこれらの薬剤の相互作用で心拍出量がさらに減少するおそれがあることを考慮してください。
・非脱分極性筋肉弛緩剤: 効果が増強するおそれがあります。
・シサプリド、キヌプリスチン/ダルホプリスチン: ニフェジピンの血中濃度を上昇させるおそれがあるため血圧を測定し、必要な場合はニフェジピンを減量してください。
・降圧剤、利尿剤、血管拡張剤、硝酸塩、抗うつ剤、バルビツール酸系催眠薬、フェノチアジン: 血圧低下作用が促進されるおそれがあります。

 

誤って大量に服用した場合

 医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ニロルを服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

主な副作用
発疹、むくみ、頭痛、めまい、胃腸障害、疲労感

●ニフェジピンとして
動悸、頻脈、血圧低下による初回服用の失神症状、重力性浮腫、血管拡張(紅潮、ほてり、先端紅痛症)頭痛、めまい、無力症、倦怠感、知覚障害、神経過敏、ふるえ、気分変症、排便習慣の変化、吐き気、満腹感、服用中止に伴う歯肉増殖症、アミノ基転移酵素増加や肝内胆汁うっ滞などの肝機能障害、過敏症黄だん、高血糖、そう痒、じんましん、発疹、紅斑、剥脱性皮膚炎、光過敏性皮膚炎、長期服用による男性の女性化乳房症、全身アレルギー反応、筋肉痛、呼吸困難、視覚障害、頻尿、インポテンス、紫斑、無顆粒球症

●アテノロールとして
房室伝導障害、徐脈、心不全悪化、失神に起因すると推測される起立性低血圧症、四肢チアノーゼ、心臓ブロック促進、間欠性跛行、レイノー現象、精神錯乱、気分変調、悪夢、精神病、幻覚、睡眠障害、口渇、潜在的糖尿病を誘因または既存の糖尿病を悪化させうる高血糖症、糖尿病の人における低血糖代謝異常、正常化遅延、低血糖や頻脈症状のマスク、紫斑、血小板減少症、脱毛、乾癬、乾癬悪化、湿疹、エリテマトーデス様症候群、知覚障害、筋無力症、気管支喘息や喘息既往のある人における気管支けいれん、視覚障害、ドライアイ、インポテンス、抗核抗体増加

 

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