【要薬監証明】ラシラクトン50(フロセミド/スピロノラクトン)20mg/50mg 10錠

500 円!! 2種類の利尿成分の働きにより利尿作用を促進!腎動脈閉塞性疾患、腎血管収縮、浮腫性疾患が原因で起こる二次性アルドステロン症によるむくみをすっきり解消します!
【注意】こちらの商品の個人輸入には、令和2年9月1日以降、薬監証明に代えて輸入確認証を取得していただくことになりました。詳細については、申請先の厚生局(厚生労働省の地方支分部局)へお問い合わせください。地方厚生(支)局所在地一覧

Lasilactone 50 (Frusemide/Spironolactone) - 20mg/50mg (10 Tablet)

■ 10錠

価格:500 円


数 量 :   


※この商品に関係するニュース記事へのリンクがページ最下部にあります。

 

有効成分

フロセミド/フルセミド(Furosemide/Frusemide)

スピロノラクトン(Spironolactone)

 

製造国

インド

 

製造元

Aventis Pharma LTD

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

通常、成人は1日1-4錠を経口服用します。

服用により尿排出量が増えるため、夜の服用は推奨されていません。

 

商品詳細

ラシラクトン50は、短時間作用型の利尿成分および長時間作用型のアルドステロン拮抗成分を配合した薬で、通常用量の単剤利尿薬では効果が現われない場合の慢性うっ血性心不全、肝硬変など、主に二次性アルドステロン症によるむくみの治療に使用されます。

アルドステロンは、血液におけるナトリウムとカリウムのバランスを制御してナトリウムの排出を抑え、カリウムの排出を促進するステロイドホルモンで、腎臓の上のあたりにある副腎でつくられます。このアルドステロンが過剰に分泌されると、体内にナトリウムと水分を蓄えるために高血圧となり、また血液中のカリウムが減るために脱力感や筋力低下のほか、多飲多尿、知覚障害などが起こることがあります。このような疾患をアルドステロン症と呼びます。

アルドステロン症は、副腎の腫瘍(大半は良性)や過形成による過剰なアルドステロンの分泌が原因となる原発性アルドステロン症のほか、腎動脈狭窄および循環血量減少など非下垂体性の副腎外刺激に反応して生じる副腎でのアルドステロン産生増加による二次性アルドステロン症の2種類に分けられます。
二次性アルドステロン症の場合は腎血流低下により起こり、レニン-アンジオテンシン系を刺激するためにアルドステロンの過剰分泌が生じますが、腎血流量が低下する原因として腎動脈閉塞性疾患(アテローム、狭窄など)、腎血管収縮、浮腫性疾患(心不全、腹水を伴う肝硬変、ネフローゼ症候群など)が挙げられます。

原発性アルドステロン症の治療は、原因となる腫瘍を切除する方法が主に行なわれ、二次性アルドステロン症の場合は抗アルドステロン薬など、薬剤を使用した治療が一般的ですが、その中でも利尿を促進して抗アルドステロン作用を発揮する抗アルドステロン性利尿薬と呼ばれているのがスピロノラクトンです。
スピロノラクトンはアルドステロンに構造が類似しており、アルドステロン受容体と結合してアルドステロンの作用を阻害します。その結果、ナトリウムの再吸収が抑制されることでナトリウムの排泄が増加し、利尿効果が現われます(K+の排泄は減少)。

また通常、抗アルドステロン薬は単独でも使用しますが、ループ利尿薬と併用することもあります。
ループ利尿薬は、尿細管のループ状に曲がっている部分(ヘンレ係蹄上行脚髄質部)に作用して水、ナトリウムの再吸収を阻害することで尿量を増して利尿作用を示し、余分な水分、ナトリウム、カリウムを排泄します。また利尿薬の中ではいちばん作用が強いと言われています。

この抗アルドステロン薬であるスピロノラクトンと、ループ利尿薬のフロセミドをひとつに配合した薬がラシラクトン50です。これら2つの成分の利尿作用により、ラシラクトン50は効率的に二次性アルドステロン症によるむくみを解消します。

 

他の商品との比較

抗アルドステロン成分と利尿成分を1錠に配合した薬です。

腎動脈閉塞性疾患、腎血管収縮、浮腫性疾患などによる二次性アルドステロン症に治療効果を発揮します。

 

特別な注意

以下の場合、ラシラクトン50を絶対に服用しないでください。
・血液量減少または脱水症の人
・腎機能障害の人
・クレアチニンクリアランスが体表面積1.73㎡につき30ml/分の人
・無尿症、フロセミドに反応しない無尿を伴う腎臓不全の人
・腎毒性または肝毒性薬物による腎臓不全の人、または肝性昏睡、高カリウム血症、重度の低カリウム血症、重度の低ナトリウム血症による腎臓不全の人
・アジソン病の人
・授乳中の人
・フロセミド、スピロノラクトン、サルファ剤、スルホンアミド誘導体またはラシラクトン50の成分に対して過敏症の既往歴のある人
・遺伝的なガラクトース不耐性の人、ラップラクターゼ欠損症の人、グルコース・ガラクトース吸収不全症の人

【慎重服用】
・低血圧の人
・明らかに血圧に問題のある人
・発症する可能性のある潜在性糖尿病人、またはインスリンを必要とする糖尿病の人
・痛風の人
・腎臓機能障害を併発している肝硬変の人
・ネフローゼ症候群など(フロセミド効果が減弱され、中毒性難聴を促進)の低たんぱく血症の人
・前立腺肥大または排尿障害など部分的な排尿閉塞のある人: 急性尿閉に進展するリスクが増加します。
・血清カリウムの高い人: 高カリウム血症を引き起こすおそれがあるため、トリアムテレン、アミロリド、カリウム補給剤、非ステロイド抗炎症薬と併用しないでください。
・電解質欠乏傾向の人: 治療中は、定期的な血清ナトリウム、カリウム、クレアチニン、ブドウ糖検査を受けることが推奨されています。特に電解質不均衡発展リスクの高い人または著しい体液喪失の場合は緊密なモニタリングが必要とされています。血液量減少または脱水症同様に、著しい電解質障害や酸塩基平衡異常は改善が必要で、その間はラシラクトン50の服用を一時的に中止することがあります。
・腎臓機能障害の人、クレアチニンクリアランスが体表面積1.73㎡につき60ml/分の人、カリウム値を上昇させる可能性のある薬とラシラクトン50を併用している人: 頻繁な血清カリウム値検査が必要です。
・造影剤腎症のリスクの高い人: 造影剤によるネフロパシー予防対策として、利尿のためにフロセミドを使用することは推奨されていません。

【重要な使用上の注意】
・ラシラクトン50はサリチル酸毒性を高めるおそれがあり、場合によりほかの薬の効果(抗糖尿病効果、昇圧アミン効果など)を減弱させ、また促進(サリチル酸塩、テオフィリン、クラーレタイプ筋弛緩薬など)することがあります。
・スピロノラクトンはジゴキシン値の上昇を引き起こすことがあり、また一部の電解質平衡異常(低カリウム血症、低マグネシウム血症)がほかの薬剤(ジギタリス製剤、QT間隔延長症候群を誘発する薬剤)の毒性を促進するおそれがあります。
・ラシラクトン50の効果が減弱した場合は、フェニトインの併用が必要になることがあります。
・スピロノラクトンおよびカルベノキソロンはいずれもほかの物質の活性を減弱させるおそれがありますが、多量の甘草もカルベノキソロンと同じような働きをします。多量のコルチコステロイド、カルベノキソロン、甘草、B2交感神経作用薬および下剤の長期使用、レボキセチン、アンフォテリシンは低カリウム血症発展のリスクを上昇させるおそれがあります。
・スピロノラクトンは声を変化させるおそれがあるため、特に声に関係する仕事(俳優、歌手、教師など)に従事している場合は、特に注意してください。
・ラシラクトン50による治療開始前に、低血圧または血液量減少改善措置を講じてください。

 

他の薬との併用

以下の薬剤とラシラクトン50を併用する場合、注意してください。
・強心配糖体約、利尿剤、抗高血圧薬、血圧降下薬: さらなる血圧低下を起こすおそれがあるため、服用量を調節してくだい。
・ACE阻害薬、アンジオテンシンII受容体拮抗剤: 併用またはこれらの薬剤の服用量増加により、著しい血圧低下や腎機能低下がみられることがあります。これらの薬剤の服用前または増量前は、ラシラクトン50の服用を最低3日間減少または休止してください。
・カリウム塩、カリウム排泄を減少させる薬剤、非ステロイド抗炎症剤、ACE阻害薬: 血中カリウム濃度上昇や高カリウム血症が起こるおそれがあります。
・強力な利用剤(フロセミドなど): 腎毒性薬剤の毒性が上昇するおそれがあります。
・スクラルファート: スクラルファートがフロセミドの腸吸収を減少させるため、それぞれの薬の服用間隔を2時間以上あけてください。
・リチウム: ほかの利用薬同様、併用により血清リチウム値が上昇し、リチウムの心臓毒性および神経毒性効果のリスク上昇を含むリチウム毒性上昇を引き起こすおそれがあります。
・リスペリドン: ほかの利用薬と併用する際は、服用による有益性と危険性を考慮した上で服用を検討してください。
・一部の非ステロイド抗炎症薬(インドメタシン、アセチルサリチル酸など): ラシラクトン50の活性を減弱させ、また血液量減少や脱水症の疾患を持つ人では、急性腎不全を引き起こすおそれがあります。
・アミノ配糖体薬、ほかの耳毒性薬物: ラシラクトン50がこれらの薬剤の耳毒性を促進するおそれがあるため、治療上やむを得ない場合を除いて併用はしないでください。
・カルバマゼピン、アミノグルテチミド: 低ナトリウム血症のリスクが上昇するおそれがあります。
・コルチコステロイド: ナトリウム貯留を引き起こすおそれがあります。
・プロベネシド、メトトレキサート、腎尿細管分泌を誘引する薬剤: ラシラクトン50の効果を減弱させるおそれがあります。反対に言えば、フロセミドはこれらの薬剤の腎排泄を減少させるおそれがあります。高用量による治療の場合(特にフロセミドおよびほかの薬剤)、フロセミドまたは併用薬剤による血清値上昇および副作用リスクの上昇を引き起こすおそれがあります。
・セファロスポリン: 高用量のセファロスポリンと併用した場合、腎臓機能が悪化するおそれがあります。また痛風関節炎のリスクを上昇することがあります。

妊娠中または妊娠の可能性のある人は、服用の有益性が危険性を上回る場合に限り服用してください。

授乳中の人はラシラクトン50を服用しないでください。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気付いたときにすぐに服用してください。
次回の服用時間が近い場合は、服用し忘れた分は飛ばして、次回分から服用してください。2回分を1回に服用することは絶対におやめください。

 

副作用

ラシラクトン50を服用した場合、以下の副作用が起こることがあります。

●主な副作用
インポテンス、疲労感、血液障害、発疹、内臓障害(下痢、便秘、吐き気、嘔吐、腹痛など)、高血糖値、低血圧、女性化乳房、月経異常、血中電解質値異常

 

この商品に関係するニュース・記事

2015-09-03
治療抵抗性高血圧の治療にはスピロノラクトンがダントツ(【その他ソース】より) - パス2試験の結果によると、3剤(治療抵抗性高血圧)を組み合わせて治療しているにもかかわらず血圧の管理が良好でない患者は、利尿薬のスピロノラクトンを追加することで、ほかの血圧降下薬を追加するよりもはるかにいい.... 続きを読む

2015-08-28
スピロノラクトン:“もうひとつの”ニキビのホルモン療法(【MEDPAGETODAY】より) - 1980年代に行なわれた研究では、スピロノラクトンは特に非ホルモン療法では無反応の女性のニキビに対する治療効果が実証されていた。ところがFDA(米国食品医薬品局)の強制により、腫瘍形成の可能性に関する警告および.... 続きを読む

2015-05-05
緑茶エキスと運動がマウスのアルツハイマーの進行を妨げる(【アルツハイマー・ジャーナル】より) -緑茶に含まれているEGCG(没食子酸エピガロカテキン)の総合的な研究が、人間におけるアルツハイマーの治療に繋がるかもしれない。 続きを読む

2013-11-04
マックマスター大学の研究者らが糖尿病治療薬の秘密を解明(マックマスター大学より) - 2型糖尿病のコントロールにメトホルミンという薬剤を服用している患者は、世界で約1億2千万人おり、カナダだけでも200万人いる。メトホルミンから効果を得るにはインスリンと相互作用させることが必要であり、メト.... 続きを読む

2013-04-30
新しい乳がん治療薬の有効性は歓迎、価格は歓迎されず(メッドスケープより) - メッドスケープ・メディカル・ニュース(Medscape Medical News)が入手した専門家からのコメントによると、アメリカの臨床医らは、HER2陽性転移性乳がん患者のための治療選択肢に、新たに認可されたアドゥ‐トラスツズマブエムタンシン.... 続きを読む

2013-04-10
FDAが後期乳癌の新薬を承認(FDAより) - 速報:米国食品医薬品局(FDA)は、HER2陽性の後期(遠隔転移のある)乳癌患者に対する新薬「カドサイラ(Kadcyla)」(ado-trastuzumab emtansine)を本日認可した。HER2とは正常な細胞成長に関与するタンパク質である。一部の乳癌をはじめとして、いくつかの種類.... 続きを読む

2013-04-10
新しい乳がん治療薬が進行症例に有効(NBCニュースより) - 米国食品医薬品局(FDA)は金曜日、最も難治性のタイプの乳がん患者女性に効果を出しうる新しい「スマート爆弾」薬を承認した。この新薬は、治療にもかかわらず腫瘍が広がったHER2陽性乳がんと呼ばれるタイプの乳がん女性.... 続きを読む

2013-04-07
乳癌の新薬に延命効果(フォックス・ニュースより) - リサ・カナル(Lisa Canale)さん(50歳)は、15年間にわたり乳癌と闘い、癌と共に生きる日々を送って来たが、調子は良好だという。米国食品医薬品局(FDA)によって2月に認可されたカドサイラ(Kadcyla)という新薬が彼女の良好な状態に一部寄与.... 続きを読む

2013-02-28
長期スピロノラクトン治療が心不全患者の左室拡張機能を改善(ニュース・メディカルより) - JAMA 2月27日号に掲載の研究論文によると、駆出率が保持された心不全患者に対する長期スピロノラクトン治療は、左室拡張機能を改善したものの、患者の最大運動能力、症状、生活の質(QOL)には影響を与えなかった。この.... 続きを読む

2013-02-27
癌治療の画期的な新薬(ノースウェストオハイオより) - メアリークリス・スケルドン(Mary Chris Skeldon)さんは16年以上前に乳癌のステージ(病期)4と診断された。「当初は乳房切除術を受ける予定だったが、既に骨に転移していたことが分かり、手術は行われなかった」と当時を振り返る。.... 続きを読む

2012-12-25
スピロノラクトンが拡張期心不全に有効性を示す(ファミリー・プラクティス・ニュースより) - 拡張期心不全患者に対するスピロノラクトン治療を評価した研究としては最大規模となる試験の結果から、明らかになったことがある。それは、この薬が構造的・血行力学的・生理学的に有益な効果を発揮し、その安全性は.... 続きを読む

2012-07-23
抗高血圧薬は55歳以上の女性における乳癌リスクを増加せず(ヘルス・カナルより) ― 心不全や高血圧などの症状を治療するのに通常処方される薬剤は、55歳過ぎの女性に乳癌のリスク増加をまねかないことが、ダンディー大学(University of Dundee)による新規研究で示された。多くの乳癌は女性ホルモン(エストロゲン)依存性.... 続きを読む

2012-01-20
スピロノラクトン投与によりメタボリックシンドローム患者における心筋異常が改善(ヘアリオより) - ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬またはアンギオテンシン受容体遮断薬に、スピロノラクトンを併用すると、メタボリックシンドローム患者の線維化マーカーが低下するとの試験結果が明らかにされた。メタボリックシンドローム.... 続きを読む

2011-09-22
心不全患者におけるアルドステロン拮抗薬の使用(メド・インディアより) - 髄芽腫は小児に最もよくみられる悪性脳腫瘍である。ジャーナル・オブ・クリニカル・インベスティゲーション(Journal of Clinical Investigation)に掲載された研究によれば、その大部分はあるウイルスに感染している.... 続きを読む

2011-05-22
エプレレノンは心房細動を抑えることが試験により示された(サイエンスデイリーより) - 欧州心臓学会(European Society of Cardiology。略称:ESC)心不全部会(Heart Failure Association)主催の心不全会議2011(Heart Failure Congress 2011)で発表されたEMPHASIS-HF試験のサブ解析結果から、アルドステロン拮抗薬エプレレノン(ファイザー社のインスプラ)は.... 続きを読む

2010-03-06
一般的な脱毛症との闘いに女性が打ち勝つことができるよう皮膚科医が手助け(サイエンス・デイリーより) - 原因不明の脱毛症は、多くの女性にとって生活の質全般に大きな心理的打撃を与えるものである。薄くなった部分を隠すため髪型を変えたり、さらなる脱毛を食い止めるため髪の手入れ管理を減らしたりするなど、こうした問題を隠そうと女性は数え切れないほどの手段を試すが、結果は.... 続きを読む


続きを読む


**注意!**

当店で扱っている商品のほとんどは、日本国内では医師の処方が必要な要指示薬です。当サイトに記載されている説明はお客様の便宜のために記しているものであり、内容を保障するものではありません。当商品をお買い上げいただきご使用になった場合に生じるいかなる問題にも当店は責任を負いかねます。
医師に相談するなどし当商品についてよく理解したうえで、適量をご自分の責任において服用なさってください。
なお、個人輸入で購入した商品は日本の医薬品副作用被害救済制度の適用対象にはなりません。したがって、何らかの深刻な副作用が発生したとしても、用量にかかわらず救済対象とはならずその制度からの保障を受けることは出来ないことに注意して下さい。
また、これらの薬の成分、効用、副作用、服用法などに関していかなるお問い合わせをいただきましてもお返事できません。ご了承ください。