クレサー40(テルミサルタン)40mg

480 円!! 高血圧治療薬!血管収縮と血液量の増加といった二つの昇圧因子をダブルブロック!作用時間が長く、1日1回の服用で安定した降圧作用が持続!ミカルディスのジェネリック!

Cresar 40 (Telmisartan) - 40mg (10 Tablet)

■ 10錠

価格:480 円

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有効成分

テルミサルタン(Telmisartan)

 

製造国

インド

 

製造元

Cipla

 

使用量

下記の使用量はあくまでも目安です。
実際の使用においては、医師、或いは薬剤師の指示に基づいた適切な用法・用量を用いるようにしてください

通常成人は使用開始量として1日1回1錠(40mg)を服用しますが、中には1日1回2錠(80mg)の服用が必要となる場合もあります。

一般的に服用による降圧作用は服用開始から2週間以内に認められるとされ、また服用の最大効果は4週間以内に認められるとされています。
1日80mgのテルミサルタンの服用でもたらされる降圧効果以上の血圧降下が必要とされる場合は、利尿剤との併用を考慮してください。

 

商品詳細

クレサー40は優れた降圧作用のテルミサルタンを有効成分とする薬で、現在4000万人以上が罹患していると推定されている高血圧症の治療に用いられています。

血圧とは血液が心臓から押し出され、体内を循環する際に血管にかかる圧力のことです。心臓が収縮し、血液を全身に押し出している時の収縮期血圧(最高血圧)と、血液が心臓に戻り、心臓が拡張している時の拡張期血圧(最低血圧)の2つの値で表わされ、正常な状態であればそれぞれの測定値はそれぞれ130/80mmHg未満であるとされています。
この血圧の測定値が140/90mmHg以上となるのが、高血圧症と呼ばれる状態です。発症そのものによる直接的な弊害はないものの、長期に渡る血管への負担から心筋梗塞や脳梗塞をはじめ腎臓やそのほかの臓器の機能不全といった重篤な合併症を引き起こす動脈硬化の誘発・進展させる要因であることが認められています。

高血圧症はその発症原因によって原発性高血圧症と二次性(続発性/症候性)高血圧症とに分類されています。
二次性(続発性/症候性)高血圧症とは腎臓病や他の病気、ホルモンなどの内分泌異常、或いは薬物使用といった原因によって引き起こされる血圧の異常な上昇です。年齢に関係なく原因となる疾患の一症状とする血圧の急激な上昇が特徴ですが、原因となっている疾患の治療に伴い症状が改善させられるのが特徴です。
対する原発性高血圧症とは血圧上昇を引き起こしている明確な原因の因果関係が特定できないもので、実際に高血圧症の約9割に該当するとされています。しかし発症が40歳前後の中高年によく見られ、血圧が徐々に上昇していくことから遺伝、塩分・脂肪分の多い食生活、肥満、運動不足、喫煙・飲酒といった長年に渡る生活習慣の乱れとの関連が指摘されており、俗に言う生活習慣病の一つとされています。

血圧の上昇に関わっているのがアンジオテンシンIIと呼ばれる物質です。肝臓で産生され、血中へと放出されたアンジオテンシンという物質が体内を循環しているうちにレニン、アンジオテンシン変換酵素といったホルモンや酵素による変換を受けて生成される物質で、体内に広く分布しているアンジオテンシン受容体に結合することによって血圧を維持する作用を発揮します。このアンジオテンシン受容体にはタイプI(AT1)とタイプII(AT2)の2つのサブタイプが存在しタイプI(AT1)受容体がその活性化によって血管収縮作用や血液量を増加させるアルドステロンの分泌促進作用による血圧上昇作用を発揮するのに対し、タイプII(AT2)受容体は血管拡張による血圧降下作用を発揮するとされています。

クレサー40の有効成分であるテルミサルタンは、アンジオテンシンタイプI(AT1)受容体にアンジオテンシンIIと拮抗して結合し、アンジオテンシンIIと受容体の結合による昇圧作用の活性化を阻害するアンジオテンシンII受容体拮抗薬です。血管収縮やアルドステロン分泌による血圧上昇作用を抑制する一方、血管拡張作用を持つタイプII(AT2)受容体を活性化が増強し、優れた降圧効果を発揮します。中でもテルミサルタンはアンジオテンシン受容体タイプI(AT1)受容体への親和性が高く、結合後の受容体からの解離が遅いという性質があり、また血中半減期が24時間と非常に長いことから、数あるアンジオテンシンII受容体拮抗薬の中でも安定した降圧作用の継続性に優れているとされています。
また、アンジオテンシンII受容体拮抗薬には心肥大の改善や腎障害の進展の阻止といった臓器保護作用やインスリン感受性の改善といった作用、心血管系の肥厚を改善することによる抗動脈硬化作用などもあるとされており、高血圧症によって引き起こされる重篤な心血管系障害の予防に有用であるとされています。

 

他の商品との比較

アンジオテンシン受容体タイプI(AT1)受容体拮抗薬で血圧上昇因子である体液量の増加と血管収縮による血管抵抗の増大を妨げることによる優れた降圧作用を発揮します。

アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)と同様に優れた臓器保護作用も持ち合わせているとされ、心不全や腎障害の治療にも効果が認められていますが、アンジオテンシン変換阻害薬(ACE)に見られるような空咳、血管浮腫といった副作用が認められないことが利点とされています。

肝臓のCYP-450(チトクローム P-450)での代謝をほとんど受けないことから生体内での利用率が高く、また他薬と比較して薬物相互作用が少ないとされています。

ほぼ100%胆汁に排出され、また代謝物に薬効がないことから腎障害のある人においても用量の調整が必要ないとされています。

クレサー40と同様にテルミサルタンを成分とするものには、ミカルディス錠(日本ベーリンガー・インゲルハイム・アステラス製薬)があります。
海外ではMicardis、Targit、Axeten、Temax、Telmoreなどがあります。

 

特別な注意

以下に該当する人のクレサー40の使用は禁忌とされています。
・テルミサルタンを始めとするクレサー40の成分に過敏症の人
・妊娠中の人

【警告】
・テルミサルタンの妊娠中期、後期の使用による胎児への影響、あるいは胎児の死亡が懸念されています。妊娠中のテルミサルタンの使用は避け、使用中に妊娠が判明した場合にはただちに使用を中断して医師に相談してください。

【重要な基本的注意】
・テルミサルタンの使用中のアルコールの摂取は避けてください。降圧作用を増強し、めまいや卒倒といった副作用のリスクを高める可能性があります。

・医師からの指示がない限り、テルミサルタンの使用中のカリウム製剤や減塩調味料の使用は避けてください。

・降圧剤の使用によってめまいや眠気が引き起こされる可能性があります。テルミサルタンの使用時の運転や機械の操作は極力避けるようにしてください。

・テルミサルタンは、胆汁内排泄によって体外に除去されるため、肝機能障害を持った患者に使用された場合、薬物成分の体内蓄積が懸念されます。

高用量の利尿剤を使用している人などにおいて、症候性低血圧症が発症する可能性があります。

重篤な腎機能障害や心不全の人、腎置換療法を受けている人、カリウム製剤やカリウム保持性利尿薬を使用している人、カリウムを含んだ減塩調味料を使用している人、血中のカリウム値を上昇させるような薬剤を使用している人においては高カリウム血症が引き起こされる可能性があるとされています。

レニンーアンジオテンシン系の抑制によって急性腎不全を含んだ腎機能への影響が報告されています。そのためレニン-アンジオテンシン系の抑制作用のある薬剤の併用(アンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)とアンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)など)は避けるべきとされています。

重度の心不全など、レニン-アンジオテンシン系の腎機能に依存している患者にアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)や、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)などを用いた治療は、乏尿や高窒素症に加えて、稀に急性腎不全や、命に関わる事態を引き起こす可能性があります。

授乳中の女性の使用における安全性は確立されていません。

18歳未満におけるクレサー40の安全性は確立されていません。

クレサー40の使用中に医療機関に懸る場合には医師にクレサー40の使用を報告してください。

クレサー40は処方された用途でのみ使用し、たとえ似たような症状であったとしても他人と共用することはしないで下さい。

子供の手の届かない涼しいところで、直射日光や霜から避けて保管してください。

使用期限を超過したものや、外装に損傷のあるものの使用はしないでください。

 

他の薬との併用

テルミサルタンと強心薬のジゴキシン(ディゴキシン)との併用によってジゴキシン(ディゴキシン)の血中濃度が上昇する場合があります。

テルミサルタンと気分安定薬のリチウムとの併用は、リチウムの血中濃度を上昇させ、リチウムによる有害事象を誘発する可能性があるとされています。

テルミサルタンとアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)であるラミプリルの併用は推奨されていません。

インドメタシン、アスピリン、ジクロフェナク、イブプロフェンなどのNSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)との併用は、クレサー40の降圧作用を阻害し、腎機能に損傷を与える場合があります。

また、上記以外の薬剤と併用する場合にも、処方薬、市販薬に関わらず医師や薬剤師と事前に相談し、安全性を確かめてから使用するようにしてください。

 

誤って大量に服用した場合

ただちに医師の診断を受けてください。

 

服用し忘れた場合

気がついた時に服用しますが、次の使用時間が近い場合には忘れた分を飛ばして服用してください。
忘れたからといって2回分を一度に使用することはお避け下さい。

 

副作用

クレサー40の使用において以下の副作用が発現する可能性があります。
以下の症状や、他に気になる症状が発現し継続するような場合にはただちに医師に相談するようにしてください。

・主な副作用
背痛、下痢、咽頭炎、めまい、頭痛、眠気、疲労感、腹痛、吐き気、上気道感染症、副鼻腔炎、発汗、発疹、紅斑など

・極稀に起こる重篤な副作用
発疹や呼吸困難といった過敏症症状、顔、口、唇、のどの腫れ、横紋筋融解症とそれに伴う腎機能障害、筋肉痛、圧力、虚脱感、発熱、吐き気、嘔吐、褐色の尿、ふらつき、排尿痛、排尿困難、胸痛、息切れ、手足の腫れなど

 

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