テルマ40(テルミサルタン)40mg(15錠入)

570 円!! 血圧調整機能のレニン-アンジオテンシン系に作用して高血圧を治療!高血圧を引き起こす物質であるアンジオテンシンIIの作用を直接阻害するから効果絶大!有効成分のテルミサルタンは持続力も抜群!

Telma 40 (Telmisartan) - 40mg (15 Tablets)

■ 15錠

価格:570 円

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有効成分

テルミサルタン(Telmisartan)

 

製造国

インド

 

製造元

Glenmark Pharmaceuticals Ltd.

 

使用量

下記使用量はあくまでも目安となります。
実際の服用においては医師の指示に基づき、適切な量を服用するようにしてください。

最初は1日1回40mgを服用することから始め、20-80mgを1日1回服用します。

肝機能障害を患っている方の1日の服用量は40mgを超えることがないようにしてください。

 

商品詳細

テルマ40は昇圧作用のあるアンジオテンシンIIが受容体に結合し、血管収縮やナトリウム保持作用によって引き起こされる、高血圧症の発症を阻害する、アンジオテンシンII拮抗薬です。

血圧とは血液が体内を循環する際に、血管にかかる圧力のことで、最高血圧値/最低血圧値によって示されています。最高血圧とは心臓が収縮し、血液が押し出されている時に血管にかかっている圧力であり、血管に最も圧力がかかっている状態となります。心臓が収縮している時点での血圧であるため、通常は『収縮期血圧』と呼ばれています。
対する最低血圧とは血液が心臓から押し出されていない時に血管にかかっている圧力で、血管に最も圧力がかかっていない状態です。心臓が拡張している時の血圧となるため、通常『拡張期血圧』といった呼ばれ方をしています。

正常とされる血圧の上限は、自己測定した場合で135/85mmHg、病医院で測定した場合は140/90mmHgとされており、これ以上になると高血圧であるとされています。
日本において血圧が140/90mmHg以上の高血圧症であるとされている人は約3,000万人と言われています。つまり4人に1人が高血圧症であるということになり、50歳以上の人においては、2人に1人が高血圧症であると言われています。

高血圧は二次性高血圧(症候性高血圧)と本態性高血圧に区分されます。
二次性高血圧とは、高血圧症の10-20%を占め、腎臓病やホルモン異常など、高血圧を引き起こしている原因がはっきりとわかっているものです。
これに対して本態性高血圧とは、はっきりとした原因を特定できない高血圧症であり、高血圧症患者のほとんどがこの本態性高血圧に属します。
本態性高血圧の原因ははっきりとは解明されていませんが、食事における塩分の過剰摂取、アルコール、ストレス、運動不足や肥満、疲労などがその要因として挙げられており、いわゆる生活習慣病の一つとしてとらえられています。

高血圧症になったとしても、通常ははっきりとした自覚症状がない場合がほとんどです。人によっては、頭痛、目眩、肩こり、むくみ、動悸、はきけ、耳鳴りなどが発現する場合がありますが、これらの症状は必ず現れるものではなく、さらに、高血圧症特有の症状というわけではないので、放置されてしまいがちです。
長期間にわたる高血圧症は心臓や血管に負担をかけ、心肥大や動脈硬化を引き起こします。それらによってさらに、脳卒中、心臓病、腎臓病などの合併症を引き起こします。
このように、高血圧症は無症候のまま病状を進行させ、命に関わるような合併症を引き起こすことから、『サイレントキラー』とも言われています。

アンジオテンシンIIとは昇圧作用を持つ生理活性物質で、主に肝臓で生成されるアンジオテンシノーゲンの活性型物質です。
アンジオテンシンIIの前駆物質であるアンジオテンシノーゲンは、肝臓で生成された後、血液中に放出されます。 血液中のアンジオテンシノーゲンは、腎皮質の傍糸球体細胞から分泌されるレニンという酵素によって、まずアンジオテンシンIという不活性物質に形を変えます。このアンジオテンシノーゲンIはさらに、肺、血漿、腎臓などから分泌されるアンジオテンシン変換酵素(ACE)によって、アンジオテンシンIIに変換され活性化されます。
活性化されたアンジオテンシンIIには細動脈を収縮させる作用に加えて、昇圧作用のあるナトリウムイオンを血中に保持するアルデステロンというホルモンを腎臓から分泌させる作用があり、これらの作用による血圧が上昇が、高血圧症発現の原因とされています。

アンジオテンシンIIの血圧上昇作用は、アンジオテンシンIIがアンジオテンシン受容体に結合することによって発生します。
アンジオテンシン受容体にはAT1とAT2の2種類があり、AT1受容体には血管収縮作用、血管肥厚作用、動脈硬化作用、心肥大作用、逆にAT2受容体には血管拡張作用、及び抗動脈硬化作用があるとされています。
テルマ40の有効成分である、テルミサルタンはアンジオテンシンAT2受容体への結合力300倍もの結合力でAT1受容体に結合し、アンジオテンシンIIの細動脈収縮作用や、アルデステロン分泌による血圧上昇作用を強力に阻害します。
また、数あるアンジオテンシンII AT1受容体拮抗薬の中でその半減期が24時間と最も長いため、その効力が持続するとされています。

 

他の商品との比較

テルマ40のテルミサルタンを有効成分とする高血圧治療薬としては、日本ベーリンガーインゲルハイムのミカルディス錠があります。
また、日本ベーリンガーインゲルハイムからはアンジオテンシンII受容体阻害作用のあるテルミサルタンと、利尿作用のあるヒドロクロロチアジドを配合した、ミコンビ配合錠も販売されています。

海外の商品ではMicardis(Boehiringer Ingelheim)、Normisaar(Nabiqasim Pharmaceutical Pakistan)、Telminorm(Ipca)、PritorやKinzal(BayerSchering Pharma)、Telday(Torrent Pharmaceutical)、TeleactD(Ranbaxy)などがあります。

また、他の高血圧治療薬としては、ノバルティスファーマのハイグロトン錠などのサイアザイド系利尿剤があります。

その他にもファイザーによる、α遮断薬のミニプレス錠、日医工のヘルツベース錠のようなβ遮断薬、日本ケミファのカルバン錠といったαβ遮断薬、ファイザーのカルデナリン錠などのアドレナリン遮断薬などが使用される場合もあります。

また、日本ベーリンガーインゲルハイムのカタプレス錠のような、中性作用性アルファ作動薬や、辰巳化学のタツジピン錠などのACE(アンジオテンシン変換)阻害薬、バイエル薬品によるカルシウム拮抗薬のアダラート錠が用いられる場合もあります。

 

特別な注意

テルマ40の有効成分であるテルミサルタン、及びそのほかの成分に過敏症の方はテルマ40のご使用をお避けください。

テルマ40は妊娠中期から後期に服用された場合、胎児、及び新生児への悪影響や脂肪を引き起こす可能性があります。
妊娠中の方、服用中に妊娠が判明した方はただちにテルマ40の使用を中断してください。

有効成分のテルミサルタンが母乳中に排出されるかどうかはわかっていません。そのため、授乳中の方における「テルマ40」のご使用は避けてください。

18歳未満におけるテルマ40の安全性は確立されていないため、ご使用は避けてください。

テルミサルタンは、胆汁内排泄によって体外に除去されるため、肝機能障害を持った患者に使用された場合、薬物成分の体内蓄積が懸念されます。
このような患者にテルマ40を使用する場合には、注意が必要となります。

重度の心不全など、レニン-アンジオテンシン系の腎機能に依存している患者にアンジオテンシン変換酵素阻害薬や、アンジオテンシン受容体拮抗薬などを用いた治療は、乏尿や高窒素症に加えて、稀に急性腎不全や、命に関わる事態を引き起こす可能性があります。

テルマ40のような降圧剤はしばしば、目眩や疲労を引き起こすことがあるため、車の運転や、機械の操作などには注意してください。
また、横臥した状態から、座ったり立ち上がったりしたりすると目眩を生じる体位性低血圧症を引き起こすことがあるため、体制を変える時には注意してください。このような目眩は、夜中に目が覚めて体制を変更した時に、特に強く感じられる特徴があります。

テルマ40を服用している最中の、アルコールの摂取は血圧降下を促進し、目眩を引き起こしやすくさせる作用があります。

脱水症状、過剰な発汗、嘔吐、及び下痢などは、低血圧を引き起こすことが懸念されているため、テルマ40の使用中に、このような症状が発現した場合には、医師の診察を受けるようにしてください。

歯の手術を含めた、手術をする場合には、麻酔医を含めた医師にテルマ40を使用していることを伝えてください。

透析を受けている患者へのテルマ40の使用によって、体位性低血圧が引き起こされる可能性があります。

 

他の薬との併用

テルマ40は、下記に記しているような、他の血圧降下剤、特に高血圧治療薬と併用されると降圧作用が増強されます。
このことによって、特に急に立ち上がった時などに、目眩が引き起こされる場合があります。
このような症状がみられた場合には、目眩が治まるまで横になるようにしてください。
また、このような症状がしばしば見られる場合には、服用量を調整する必要がある為、医師に相談するようにしてください。

・カプトプリルなどのアンジオテンシン変換酵素阻害作用による降圧薬
・免疫賦活による癌治療薬のアルデスロイキン
・プラゾシンなどのα1遮断作用による降圧薬
・血管拡張作用のあるプロスタグランジンE1製剤のアルプロスタジル
・ロサルタンなどの降圧剤である、アンジオテンシンA1拮抗薬
・抗精神薬類
・テマゼパム、ジアゼパムなどのベンゾジアジピン系睡眠薬や抗不安薬
・中枢神経筋弛緩薬のバクロフェン
・プロプラノールなどの非選択的β遮断薬
・ベラパラミル、二フェジピンのようなカルシウム拮抗薬
・α2刺激による中枢性降圧薬のメチルドパ、モクソニン、モクソニジン、チザニジン
・降圧薬のジアドキシド
・末梢血管拡張による降圧薬のヒドララジン
・ブロモクリプチン、アポモルヒネなどのドパミン(ドーパミン)作動薬
・選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)のフルオキセチン
・パーキンソン治療薬のレボドパ
・フェネルジンなどの非選択的MAO阻害作用による抗うつ薬
・降圧、育毛薬のミノキシジル
・α1遮断作用による脳循環改善薬のモクソニジン
・冠血管拡張薬のニコラジル
・ニトロ血管拡張作用による狭心症治療薬の三硝酸グリセリンなどの硝酸カリ類

また、スルホンアミド系ループ利尿薬のフロセミドや、チアジド系利尿薬のベンドロフルメチアドなどの利尿剤を使用している場合には、服用している利尿剤の服用量が医師によって減量されたり、一時的に中断される場合があります。これはテルマ40と利尿剤を併用することによって、血圧が低下しすぎることを避けるための処置となります。

インドメタシン、アスピリン、ジクロフェナク、イブプロフェンなどNSAIDsと称される非ステロイド性抗炎症薬と併用されると、テルマ40の降圧作用を阻害し、腎機能に損傷を与える場合があります。

以下にあげる薬剤と併用された場合、血中内のカリウム濃度が上昇し、高カリウム血症を引き起こす可能性があります。そのためこれらの薬剤とテルマ40とを併用する場合には、定期的な血液検査による血中内カリウム濃度の測定が必要になります。

・カプトプリル、エナラプリルなどのアンジオテンシン変換酵素阻害作用による降圧薬
・ロサルタンなどの降圧剤である、アンジオテンシンA1拮抗薬
・免疫抑制剤のシクロスポリン、タクロリムス
・経口避妊薬のドロスピノレン
・貧血治療薬のエポエチエン(テルマ40の降圧作用を阻害する可能性もあります)
・抗凝固剤のヘパリン
・アスピリン、ジクロフェナク、イブプロフェンなどNSAIDsと称される非ステロイド性抗炎症薬
・Lo-Saltのような減塩調味料
・スピロノラクトン、トリアムテレン、アミロリドなどのカリウム保持性利尿薬
・膀胱炎の治療に使用されるクエン酸カリウムなど

・強心薬のジゴキシンはテルマ40と併用されると、血漿中濃度が上昇する場合があるため、ジゴキシン血漿中濃度の観測と、場合によっては服用量の調整が必要となります。

 

誤って大量に服用した場合

医師の診断を受けて下さい。

 

服用し忘れた場合

テルマ40の服用を忘れた場合は、気がついたときに服用するようにしてください。
ただし、次の服用時間に近い場合には、忘れた分を飛ばして、次回の分から服用するようにしてください。
忘れたからと言って、一度に2回分を服用することはお避け下さい。

 

副作用

テルマ40を使用した場合、以下の副作用が現れることがあります。

●主な副作用
腹痛、下痢、消化不良 腸内にガスがたまる、口内乾燥、低血圧、めまい、卒倒、貧血、血小板減少、関節、及び背中の痛み、筋肉の激しい痛み、脱力感、胃の調子不良、嘔吐、赤みやじんましんなどの皮膚反応、唇、顔、舌、のどなどの深刻な腫れ(血管浮腫)、不安・うつ、視力の異常、頻脈、体位性低血圧、肝機能障害

 

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