マイクロジノンEDを服用し忘れた場合、頻度は低いものの、不正出血が見られる可能性があります。
*偽薬を飲み忘れた場合*
もしマイクロジノンEDを飲み忘れたのが、有効成分の含まれていない偽薬であった場合、避妊効果に変化はありません。次の錠剤をいつもの時間に服用してください。
*12時間以内に気づいた場合*
有効成分の含まれたマイクロジノンED錠剤の飲み忘れに気づいたのが、服用すべき時間から12時間以内の場合、すぐにその錠剤を服用してください。その場合も避妊効果は保たれています。その後はいつもの時間に次の錠剤を服用してください。
*12時間以上気づかなかった場合*
有効成分の含まれたマイクロジノンED錠剤の飲み忘れに気づいたのが、服用すべき時間から12時間以上経過している場合、避妊効果は低下していると考えられます(その効果はゼロではありませんが、期待される効果が発揮されない可能性があると考えて下さい)。マイクロジノンEDを2錠以上飲み忘れている場合にはより妊娠のリスクが高くなっていると言えます。
もしマイクロジノンEDを飲み忘れたのが、有効成分の含まれた錠剤を服用する期間の初めの方か終わりの1週間である場合、妊娠のリスクがさらに高くなります。その場合は、下記の指示に従ってください。
-2錠以上飲み忘れている場合-
妊娠(する)している可能性があります。直ぐに医師に相談してください。
妊娠していない場合、一般的に医師はマイクロジノンEDの服用を止め、次回の生理の初日から新しいマイクロジノンEDを服用し始めるように勧めるでしょう。その間避妊効果は継続されていませんので、コンドームなど非接触法による避妊具を用いる必要があります。
-有効成分を含んだ錠剤の最初の7日間の間に1錠飲み忘れた場合-
マイクロジノンEDの服用忘れに気づいたらすぐにその錠剤を飲んでください(例えそれが2つの錠剤を同時に飲むことになってもそうしてください)。そして、次の錠剤をいつもの時間に服用してください。その場合には、それから7日の間、性交の際に必ずコンドームなどの非接触法による避妊具を用いてください。
この場合、もし服用を忘れた日から1週間以内に性交を行なっていたなら、妊娠の可能性があります。直ちに医師に相談してください。
-有効成分を含んだ錠剤の8-14日目の間に1錠飲み忘れた場合-
マイクロジノンEDの服用忘れに気づいたらすぐにその錠剤を飲んでください(例えそれが2つの錠剤を同時に飲むことになってもそうしてください)。そして、次の錠剤をいつもの時間に服用してください。
この場合、マイクロジノンEDの避妊効果は継続しています。その他の避妊法を用いる必要はありません。
-有効成分を含んだ錠剤の15-21日目の間に1錠飲み忘れた場合-
その他の避妊法を用いないでマイクロジノンEDの避妊効果を維持するためには次の2つのどちらかを選択する必要があります。
1:マイクロジノンEDの服用忘れに気づいたらすぐにその錠剤を飲んでください(例えそれが2つの錠剤を同時に飲むことになってもそうしてください)。そして、次の錠剤をいつもの時間に服用してください。その後、有効成分の含まれた錠剤を飲み終わった次の日に(偽薬を服用せずに捨て)新しいマイクロジノンEDの有効成分を含んだ錠剤を飲み始めてください。
この場合は、休薬期間(偽薬を服用する期間)が無いため、新しいマイクロジノンEDの有効成分が含まれた錠剤を飲み終えるまで、生理は来ないでしょう。
(つまり1回生理を飛ばすことになります。ですが、マイクロジノンEDを服用している間にも、少量の出血や不正出血が起こる可能性があります)
2:今飲んでいるマイクロジノンEDのシートを捨て、7日間或いはそれより短い期間、マイクロジノンEDの服用を停止します(この7日には服用を忘れた日も含まれます)。その次の日から新しいマイクロジノンEDの服用を始めます。この場合、いつもと同じ曜日から新しいシートの服用を始めることになります。
もし、マイクロジノンEDの服用を忘れたことがあるシートの偽薬を飲んでいる期間に生理が来ない場合、おそらく妊娠していると考えられます。新しいマイクロジノンEDのシートから飲み始める前に、医師の診断を受けてください。